83 posts categorized "山脇家の一族"

2008.05.09

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(最終回)

 堺市で行われた「宗家歌謡ショー」のレポも今回で最終回である。ほっとしたような,寂しいような気分である。これらのエントリについては,ひとえに,宗家のショーに潜入する勇気を持ち,驚異の記憶力と観察力と文才でショーの様子を伝えてくれた羽衣さんのお蔭である。本当にありがとうございました。
 前回のエントリでショーの終わりまで報告したが,最後は「物販編」である。コンサートでも演劇でも,必ず何か物販はあるものである。羽衣さんも「何かお宝があるかも」という期待に胸が高まっていたようだ。

私の胸は高鳴った。あの宗家転落の軌跡(ある種の奇跡?)サイトでおなじみの宗家ご真筆のサインを拝むことができると期待したからである。いざいざ出口で急ぐ。
 そこでは、あの館長が客に挨拶していたり、談笑していた。次回は館長の司会・進行で宗家の公演を演出していただきたい。ぜひ宣伝文句を私に書かせて欲しい。

 あの伝説のサイン。元々は,和泉宗家相談役ページに掲載されていたものである。この相談役は宗家の大ファンなのだが,こんなサインを載せちゃっていいのだろうか。
 そして,前のエントリで「某スレ住人」さんからコメントがあったが,この相談役は堺市出身だった。自分の母校の中学校の50周年記念にソウケケに来てもらったと書いていた。この相談役は本職は日本女子大の先生だから関東に住んでいるはずだが,関西にある母校の行事に口を出せるものなのだろうか。そのくらい偉いってこと? で,単なる推測なんですが,「宗家と10年来のつき合い」という館長は,もしかするとこの相談役つながりで宗家と知り合ったのかも。文化ホール館長となれば,そういうつき合いもあるでしょうし。だからしょっちゅうお仕事を頼んでいるのかもしれない(またこのホールで狂言の公演があるようです)。
 ただし,この館長は宗家と仲が良いだろうが,相談役のように「宗家は本当に素晴らしい! 狂言も完璧です!」という風ではなさそうだ。ぜひまたこのような歌謡ショーを企画してもらいたい。その時には羽衣さんに宣伝文を依頼して欲しい。だって,このレポを見て,「自分もショーを見たい」と思った人がいるんですから。

 会議室みたいな机の上にCDが、約100枚位のっていた。だが、そこにいるのが職員の人たちで、宗家たちの姿は一切なかった。残念である。
 なぜいないのだろうか。やはり宗家の「彌」という字が最大の壁だったのではないか。非常に画数が多い字である。普通このようなサインは行書・草書を使ってさらさらと書いていくのだが、宗家は全く違う。転落サイトでおなじみの宗家は一筆入魂という感じで書いている。狂言はサラサラ流れるような感じなのだが、サインには力がこもっている。なぜなのか。実際にこの目で確かめたかったのだが、その機会はなかった。単にこの字を書くのが面倒だったのか。現に私もこの字を入力することは面倒だ。なんとなく宗家とは気が合うかもしれない。
 CDは一応売っているのだが、売る気があるのか・・・ないのか・・・よくわからない。
 今時お笑い芸人はもちろん、クラシックの人たちだって公演後、サイン&握手会(時には撮影付)ぐらいやるものなのに。全くない。さすが宗家家の余裕を感じさせる。
 それに宗家は大阪の特徴を知らなかったのではないか。大阪は「振り込め詐欺」は少なく「還付金詐欺」が多いというのだ。まあ、一般社会常識とは無縁だから仕方ないことだろかもしれない。つまり大阪ではおまけがつかないとモノが売れないのだ。
 別にCDではなく本でも煎餅でもいいのだがそんなものは全くない。あくまでも公演一本で食べていく宗家家の意気込みを感じさせる。

 本当にサイン会くらいやっても良さそうである。クラシックの人達がよくやるのは「CD買ってくれた人だけサインします」って形ですね。何しろ売れないから……。宗家もサインと写真会くらいやっても良さそうである。それでCDを買ってくれる人もいるだろうに。「そんなことしたら会場がパニックになる恐れがある」ので遠慮したのかも知れない。奥ゆかしいぜ,宗家。
 ただ,CD発売から目を皿のようにしてオリコンを見ているのだが,どこにも載ってない。一体何枚売れてるのか。ここで100枚売れたらオリコンチャートに載ったのではないか。

 観客は帰り際、口々に「いや〜、楽しかった」「こんなに笑ったのは何年ぶりやろ」果ては「漫才より面白かった」と語り、公演は大絶賛のうちに終わった。こうして後世に語り継がれる公演は幕を閉じた。

 超高評価。笑いにうるさい大阪の人達をこれだけ楽しませるとは! 吉本をはるかに超えている。宗家の天然が大阪の人の心を打った。そして,羽衣さんは次のようにこの公演を振り返る。

 この公演で私が得たものはなんであろうか。今、私の手元には辞書が2冊ある。(自分の無知を痛感。穴があったら入りたかった。結構、痛い出費だった。でも伝統芸関係の書物を買わせなかった宗家の人徳には感謝している。)
 この公演で宗家が得たものは、決して宗家のご令嬢の自転車ではない。アルマーニのけったいなパンツである。

宗家は果たして堺市立東文化会館に再び来ることができるのか。

 このレポのために辞書まで! ブログを始めた宗家も見習って欲しい。子供には絵本を買ってやり,読み聞かせて欲しい。本の読み聞かせによって親子の脳が活性化するそうだから。本当に羽衣さん,ありがとうございました。
 
 
 そして,この公演レポで私が得たものは何だろうか。やはり「宗家のショーの可能性」だろうか。宗家には,既存の「狂言の公演」という枠組みに囚われて欲しくない。宗家はもはやそういうステージではない。狂言と歌とよく分からない見せ物とファンサービスをミックスした新たなショーを開拓して欲しいし,宗家にはその力があると思われる。
 今後もこのようなショーを全国的に行って欲しいのだが,どうすればいいんだろうか。やっぱり料金は3000円が限度かな。5000円だとちょっと高いかも。勿論主催は会場側である。宗家に主導権は握らせない。宗家のさまざまなリアクションこそが生命線だからだ。
 東京だと「飛び入りでデュエットしてくれるお客」というのもいなさそうなので,ソウケケ歌謡ショー一本でもいいだろう。その時には「昭和枯れすすき」「瀬戸際の花嫁」「ろくでなし」「よせばいいのに」などを熱唱して欲しい。会場は「文京シビックホール」なんかどうだろうか。宗家はなぜかここで狂言教室を開いている。誰か生徒さんがホールにかけあってくれないか。
 ともあれ,宗家には全国の会場にあの

伝説の毛皮コート

姿で上がって欲しいものである。その日を楽しみにしている。

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2008.05.05

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その11)

 宗家の閉幕の挨拶はまだ続く。

 宗家はえらく堺がお気に召したご様子だ。また堺に来たい旨を強調して何度も述べる。宗家の熱い熱い思いが私に伝わってきた。子供じゃないんだし来たければ来ればいいじゃないか。なぜ「また来ます」ではなく「また来たい」なのか。ふとパンフレットを見ると「主催:堺市立堺東文化会館(北野田フェスティバル)」との記載がある。これなら前金なしでもOKだ。セッチーが総理主催の会を中座した理由もわかる。そして、館長が強気なこともだ。そして更に出来れば年2回ぐらい来たい、と観客にアピール。決して楽屋内で言わないところが宗家だ。しかも毎日来たいといわないところが宗家の奥ゆかしいところだ。私も年2回ぐらいがいいと思う。いくら大阪がお笑い好きだといっても、ちょくちょく来られては困る。ごちそうはたまに食べるからいいのである。

 大阪で教室を持っているはずなのだから,堺には簡単に来られるとは思うのだが。宗家の「また来たい」「年2回ぐらい来たい」は,せんだみつおの「仕事くれ!」のようなものか。どうでもいいが,私の喩えというのはことごとく古い。
 今回の企画は,主催が文化会館であり,宗家側は会場費は払わなくてもいい仕事だ。でもって,商工会議所のご招待については館長がさばいたのだろう。宗家側には全く主導権はない。だからこそ,このような企画が成立したのだと思われる。
 そして,よしもと新喜劇のように毎日やってはいけない。普段来ないからこそ,会場の人達が熱狂するのだ。

いつもは歌謡ショーなどはないと語り、今回が特別であったと強調する。しかし、私には狂言より歌謡ショーの方が気に入っているように聞こえた。「第2部がメインになると困るな〜」と語るが、むしろ第2部がメインになることを望んでいるかのように聞こえる。あくまで聞こえる、だ。

 普通の狂言の公演では歌謡ショーはない。しかし,そのようなことは堺の人達も分かっていることだろう。「第2部がメインになると困る」と宗家はおっしゃるが,24日のディナーショーでも歌を披露されていたじゃないですか。デュエット企画があったかどうかは知らないけど,人前で歌うの好きなんじゃないだろうか。ツンデレな宗家の思いを感じ取った羽衣さんは,次のように述懐する。

 そして、この公演のことが全国で話題になり、今後このような公演を全国で行いたいと望んでいる。本当にそれでいいんだろうか。そんな宗家の意を受け、私はコバヤシさんにタレこみ、もとい全国の人にこの公演を知って欲しい、見て欲しいと思った。その結果「日々カタログ」で存分に語らせて頂いています。存分に。そして、宗家の転落の軌跡(ある種の奇跡?)サイトでも取り上げられている。この転落の軌跡サイトを久しぶりに見たら、その充実ぶりに驚いた。というか、充実させてしまったという深い感慨を私に抱かせた。
 なんでも流行モノは、西から広まるといって、みんなの口コミに期待しているようだ。自分のブログで語らないところが宗家の奥ゆかしいところです。宗家の好意に従って、もちろんペラペラ語ります。ペラペラと。だが、観客の口コミしか期待できないのも寂しいものである。
 しかし、本当に流行モノは西からなのか。私は西から流行したものをあまり知らない。大阪から発祥したもので世界に広がったものといえば、まず浮かぶものはインスタントラーメンだ。だが、宗家にそんな大衆性は全くない。能楽協会すら、満足に所属できないからだ。  次に思い浮かぶのは、やはりアレだ。大阪から全国に広がったものといえば、「同伴喫茶」「ノーパン喫茶」だ。なんとなく後ろ暗く大っぴらに語れないところが、よく似ている。そして、廃れていったところ(没落していくところ)などよく似ている。一部にしか受けないところなどがそうだ。本当に怖すぎるくらいだ。

 宗家の隠された思いを伝えるために,羽衣さんはこのようなレポを書いて下さった。私も,宗家の思いは全国の皆さんに伝わったことだと思う。「和泉元彌まとめサイト」でも取り上げられ,某掲示板でもちょっと話題になった。「宗家面白すぎる」とか「マダムとデュエットってwww」とか「こんな公演があったら見たい。3000円なら」といった反響があった。宗家の熱い思いを感じ取って切れのいい文章を書いて下さった羽衣さんのお蔭である。
 そして,羽衣さんは宗家のマーケティング戦略も推測する。アットコスメとか価格.comとか見たらお分かりだろうが,商品購買において,口コミが大きな力を持っていると言われている。だから宗家は自分のブログにはいっさい公演のことを書かず,羽衣さんに託したのだ。残念ながら,宗家の文章力では,この公演の素晴らしさはここまで伝わらなかったと思う。羽衣さんの文章力と記憶力と観察力によってこのレポは成功した。
 それにしても西から流行したもの……。「よしもと的お笑い」とか? 京都在住の茂山家は「お豆腐狂言」という「毎日食べても飽きません。料亭でも普段のおかずでも何でもなります。そんな豆腐のような狂言を目指します」と言っているが,これはインスタントラーメン的なのかな。
 

 宗家、公演で色々世話になった人に礼を述べる。館長・職員・照明・音響・・・・
 われらが宗家、ここで順調に終わらなかった。バンドに礼を述べるとき、何度も何度も手元の資料を見ているのだ。視力が悪いわけは絶対無い。覚えられないのか?ま・まさかそんな歳ではあるまい。「え・え・・・・まさか、宗家、まさか・・・よ・・・・」と思った瞬間、誰からもささやかれることなく「フリー・バート」と語り、礼を述べた。よかった。あれだけ世話になったバンドだ。名前を読めないなんてことはない。杞憂であった。宗家は外国語が得意でいらっしゃるのにだ。その証拠に宗家のブログではアルマーニをわざわざアルファベットで記している。まだまだ国税と仲良くしたいんだろう。国税には是非とも頑張っていただきたい。宗家家の今後を楽しみにしている。宗家の演出は心憎いばかりだ。 お楽しみがいっぱいだ。

フリー・バート。自由なバート。まさか"Free Bird"が読めない訳は……。青山学院大学にて8年も勉学された宗家が,中学生レベルの英語が読めないわけがない。と思いたい。たった2つの単語が覚えられないということもないと思いたい。だって自分の持ち歌である「源さん」と「モトヤDEサンバ」はちゃんと覚えた……んですよね? 最後の最後までお客をハラハラさせる宗家,素敵である。
 アルマーニというのは,宗家が横浜で購入されたお洋服のこと。「なぜそんなデザイン……」というもの。そんな金があったら,子供に絵本でも買ってほしい。あと,国税はどうなったのだろう? 「関西では,絶対無理と言われている」らしいが,確かにソウケケに1億以上の追徴課税を払う能力はないだろう。裁判で勝てる見込みもない。マルサは相当手ごわいぞ。どうする,どうなる!?

 ここで、宗家ファミリーと慶子ちゃん退場する。

 慶子ちゃんは、何度も何度も後ろを振り返り、その度ごとに手を振っていた。本当に名残惜しそうな雰囲気だった。そんな慶子ちゃんに観客たちは盛んに手を振っていた。私もその一人だ。私の方を見て手を振ってくれた。最終的には母親に促され舞台を去っていった。観客と楽しい雰囲気をいつまでも共有したかったに違いない。名残惜しそうな雰囲気であった。もちろん、そんな慶子ちゃんを文化ホールの観客は好きになった。宗家とは全く違う意味であることは語らなくてもわかるであろう。
 ワークショップの子供たちは慶子ちゃんが紹介されると拍手していたし・・・慶子ちゃんにしても・・・私はこの子供たちが宗家になにを教わるのか全くわからない。むしろ何も教わらないほうがいいのではないかと思う。慶子ちゃんにはまともな師についてほしいと思うが、これは無理な願いだろうか。

 こんな感慨を抱いて、ふと舞台を見たら、もうそこに宗家の姿はなかった。

 ご老人たちは,けなげな孫を見るような気持ちで慶子ちゃんを見ていたのではあるまいか。普段会えない孫が去っていくかのような感じだ。慶子ちゃんは,大人の気持ちを読み取るのに聡いようにみえる。前にも書いたけど,今後反動が出なければいいなと思う。ちょっと心配。
 慶子ちゃんは,宗家なんかよりずっとお客さんを大事にしている。お客さんと一緒に楽しんでいる。このままこのインディーズ狂言に埋もれていいのかという心配も湧いてくる。
 
 宗家は舞台を去った。これで公演は終了である。羽衣さん,本当にありがとうございました!
 ……が,羽衣さんのご好意で,最後に「物販編」を書いて下さった。確か,砂野さんがコメント欄で「物販はあったのだろうか」と指摘されていたので,それにお応えして下さった。結論から言えば,あったんだけど,「もっとやる気見せろ」というものだったようだ。ということで,次回が公演レポ最終回である。

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「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その10)

 堺市で行われたソウケケ歌謡ショーも大詰めである。文化ホール館長の宗家いじりに始まり,「桜を見る会を中座してこちらに駆けつけたザマス」というセッチーの挨拶が続く。もう4月で暖かくなっているのに毛皮コートを着る宗家,「宗家ファミリーとは,節子ママと節子ママのお腹から出てきた3人である。」という爆弾発言,NHK「歌謡コンサート」を安っぽくした空間で生バンドをバックに2人のマダムとデュエットする宗家。こってりしたコース料理を食べた後のような気分になる。そして,この公演の中で様々な謎が生まれる。文化ホール館長と宗家はどのような関係なのか。宗家の狂言教室は大阪のどこでいつ行なわれているのか。宗家ファミリーには慶子ちゃんと宗家の妻子は入らないのか。なぜ「浪漫飛行」を歌うのか。宗家のご子息の初舞台はいつなのか。それについて姉の淳子ちゃんに話を振られた時に,なぜ「あわわわわ」というリアクションを取ったのか。宗家の身長は一体何センチなのか。羽衣さんも書いておられたが,次回の公演の楽しみをかき立てるような好演出である。この公演を見に行った堺の方々が,宗家についてもっと興味を持って下さったら幸いである。

 さて,最後に宗家は閉幕の挨拶をする。が,ここでいきなり問題発言をする。問題というか,「それってどうよ」的発言だが。こってりしたメインの後にデザート山盛りって感じだ。

宗家、「リハなしで歌った」と何度も何度も連呼する。

 リハなし! それでいいのか?! ダチョウ倶楽部の「聞いてないよ〜」ですら,打ち合わせ通りだというのに。しかも何度も連呼するとはどういうことだろう。「リハなしでもこれだけうまく出来た」って自慢なのか,「リハがあればもっとうまく出来たんですけど」って言い訳なのか,「ここのホールはリハもさせてくれない」というアピールなのか。全然分からない。
 羽衣さんも,この言葉の意味が理解出来なかったようだ。そして,こんな宗家の態度に少し立腹されたようだ。そりゃそうだろう。「人様からお金を貰っておいてその態度はいかがなものか,なめとんのか!」という気持ちにもなるだろう。宗家には,故・三波春夫の「お客様は神様です」という言葉の意味を深く考えて欲しい。

 私は非常に驚いた。そして最初聞いたとき、何を言ってるねんと思った。意味が良く分からなかったからだ。今でもわからない。リハをやったから良いというわけでもない。しかし、コンサートへ行って「リハなし」と公言した演者を見たことがない。みんなリハにリハを重ねて公演に臨んだとアピールするからである。よく冗談でリハ中にケンカしたとか言っている人もいるし・・・趣旨がよくわからない。現に羽野ブログでも、リハを行い舞台を楽しみにしているとアピールしている。公演の前日電話したとき「前日入りします」と女性が語っていたので、てっきり前日入りして入念にリハを重ねていると思っていた。私がバカだったのだろうか。甘かったのだ。一体どこへ行っていたのだろうか。日本橋(大阪・難波 関西オタクの聖地)だろうか。

 X JAPANだってあれだけリハしてるのに。舞台だって,宗家の場合,「別に歌謡ショーはお楽しみであって,本業じゃないし」ということなのかもしれない。でも,人前で歌ってお金もらっているわけだから。
 宗家は日記にこんなことを書いていたはずだ。もう過去の日記は消されてしまっているが,当方のブログでばっちり取り上げておいた。

・3月23日 私どもは舞台でご恩返しをさせていただけるよう、また、舞台での評価をいただけるよう、その日その時の最高の舞台を勤めるため変わらず努力精進を重ねております。(和泉元彌の声を聞いてみよう(その1・マスコミ批判編)
・3月31日 自分たちは、狂言の公演を只の1度もおろそかにしたことも思ったこともありません。(和泉元彌の声を聞いてみよう(その2・沖縄編))

 これらの言葉と矛盾はないのだろうか? 「狂言の公演はおろそかにしたことはないが,今回の公演は狂言じゃないからいいのだ」ということか。前日は一体何をしていたのか。難波でファミリー揃ってNGKでも見ていたのか。難波から北野田まで南海で一本だ。

 しかも何度も何度も連呼する(少なくとも3回言った。それ以上はむかつくので数えなかった)。私は1つ思いついた。宗家は「自分はリハなしで歌ったけど上手に歌えた」と思い込んでいるのではなかろうか、ということだ。マダム1号・2号はいきなり歌うことになってたのにすごく恐縮していた。謙虚だった。少し見習って欲しい。マダムたちより上手かったわけでもない。はっきりいって和泉元彌の歌は下手だった。自分で上手く歌えたと思ったら、それは錯覚である。浪漫飛行で音程を少なくとも2回はずした(私で分かる範囲、プロが聞くと・・・)。でもすかさず、Free Birdの人たちがフォローしていた。NHKのど自慢で、あまり下手に聞こえないのと同じである。バンドが上手いのである。
 この何度も何度も連呼するという行為、自分で祝いの舞を舞わない(もしくは、舞えない)とか堺をなめているとしか思えない。私は和泉元彌に問いたい。「何でリハなしで歌ったと語ったのか。何で何度も何度もそれを連呼したのか。一体この舞台をどう思っているのか。大阪をなめているのか。」この日々カタログを読んでいるなら、ぜひ答えていただきたい。
 と熱く熱く語りすぎてしまった。

 あくまでこの趣旨は「お笑い宗家」であるので話題をもどす。

 3回以上連呼! 一体どうしたというのか。他人の持ち歌(特に有名な歌)を歌う時はカラオケボックスで練習した方がいいのではないか。池袋にもたくさんあるだろうし。そして,この舞台を一体どのように考えていたのか,聞きたいところである。自分の書いた言葉に嘘はないのかと。
 あと,前のエントリでコメント欄に書いたことだけど,羽衣さんは,芸に厳しい方だと思う。そして芸を判断する際に,知名度を参考にしない。おそらく,今回舞台に立った人達の中では,生バンドがもっとも芸達者で,次がマダムお二人というところだろうか。館長は名プロデューサーということで。
 このエントリは,宗家の閉幕の挨拶に対する「何を考えてるんだ!」というちょっとした怒り編であったが,次はお笑い編に続く。

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2008.05.04

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その9)

 さて,会場が一体となって盛り上がった熱狂(狂乱)の「歌声喫茶」編に突入である。まずは羽衣さんから残念なお知らせ。

私が藤九郎の衣装を「深紅」のワンピースとしたから、妖艶な姿を思い浮かべた人が多いと思いますが、全くの誤解です。腹から上がベルベットみたいで、腹から下が群集のバレリーナみたいなものです。例えて言うなら、七五三です。

 故・青江三奈みたいなものを想像していたのに……。さすがに平均年齢60超の空間ではそれは無理か。
 それはともかく,ここからは宗家ファミリーと慶子ちゃんが観客と合唱する。

 もうすでに一部の人はご存知だと思うが、曲はなんと「青い山脈」である。なぜ「青い山脈」なのかは、謎である。相変わらず謎が多い公演である。しいて言えば60歳以上のばあさんが、セピア色の青春を思い出す曲だったのであろうか。そして、やはり慶子ちゃんは宗家ファミリーの一員ではないと強く実感した。子供がいることを配慮したらこの曲を選択しないであろう。さらに残念なことは、わざわざ印税を払って歌っていることである。著作権が切れた童謡などを選択すべきであろう。

 戦争が終り,貧しいながらも希望に満ちた平和な日々を願っていたあの頃を思い出してということなのだろうか。でも,慶子ちゃんはさすがにこの曲は分からないだろう。宗家と姉ズだって,教科書でこの曲を覚えた年代だろう。童謡だと短すぎるし,会場のじいさんばあさんがノレないからダメなのだろうか。それにしても本当にNHK歌謡コンサートのようである。「最後はこの曲でお別れしましょう! 会場の皆様もぜひ一緒に歌って下さい」と小田切アナが喋っていても不思議ではない。

 進行役の女性が全員起立をうながす。
 国家斉唱でもないのに。歌声喫茶とは全員立って歌っていたのか?全員素直に指示に従う。

 いよいよ全員で合唱開始である。歌詞はパンフレットの裏に書いてあるのでバッチリである。

 宗家ファミリーと慶子ちゃんが高らかに、そして観客もなんとなく和やかに歌う。
最初の頃は小刻みに足でリズムをとっていた慶子ちゃんは、全身でリズムをとりノリノリだ。

 慶子ちゃんはいい子だなあ。オトナが喜ぶツボを心得ているというか。大人社会であまり無理しすぎて後で反動がこないか心配だけど。総立ちの客と宗家ファミリー,慶子ちゃんが一緒に歌う。いい風景である。
 ここで,宗家による大サービスが行われる。

 曲が進むと、本当のハプニングがおきた。宗家おん自ら舞台を降りられて客席に乱入したのだ。宗家はマイクを年配の紳士に差出し、一緒に歌うよう促した。もちろん関西人でこのような申し出を断る人はなく、紳士はもちろん観客も一緒に歌った。
 さらに宗家は歩みを進める。宗家はみんなと握手しながら進む。私の近くのご婦人も宗家と握手してもらった。ご婦人は「モトヤと握手した」「モトヤと握手した」と小躍りしていた。頬を高潮させ喜びを爆発させていた。その姿は女子高生がアイドルと握手してもらって興奮している様に似ていた。さらに歩みを進め観客とハイタッチをしている。宗家と観客は一体となり、会場は狂喜乱舞し、興奮のるつぼと化す。全盛期のジュリーも真っ青であろう。

 宗家がジュリーを超えた瞬間である。

 「モトヤと握手した」とご婦人を狂喜させるとは,恐るべし宗家。きっと,このご婦人は,公演から帰った後に家族,近所の人達に自慢したことであろう。「今日は手を洗わない!」と誓ったに違いない。観客とハイタッチもする宗家。観客の皆さんにとっては,今まで舞台の上にいた,伝統芸能(笑)の宗家が一気に身近になったことであろう。
 しかし,あまりにも観客に近づきすぎると,隠していたこと,あまり見えて欲しくなかったことまで見えてしまうことがある。

 私の近くに宗家が見えた。あの「伝説の毛皮のコート」がよく見える。コートはペラペラで薄く、コバヤシさんが期待するように真夏でもいけそうな雰囲気である。ぜひ真夏でも着て欲しい。しかもコートがシワシワなので余計にヨレヨレに見える。そして「毛皮」はボサボサで毛が固まっている感じがする。う〜ん、ダメじゃないか宗家。ちゃんとブラッシングしないと安っぽいものが余計に安っぽく見えるよ。宗家はNHK大河のプロデューサーにコネがあるらしいので、ぜひ口をきいてもらい、見事「NHKおしゃれ工房」に出演を果たして欲しい。そこで「オトコの主夫はじめ」というコーナーをつくってもらって、アイロンのかけ方、衣装の保管方法等を学んで欲しい。
 宗家が近くに見える。公演の時の髪の毛は茶髪(茶色がムラムラ)だ。その後10日あまりで髪型を変えている。公演代が入ったのが大きかったのか?なので 、公演に行って宗家に貢献したという実感がアリアリだ。公演後まで余韻を残すとは心憎い演出である。

 コートがペラペラでシワシワ。そういえば,マダム2号さんのブログに写真が載っていたが,腕の部分がヨレヨレである。クリーニングに出すと高いだろうが,ちゃんとシワは伸ばした方が良いだろう。「あちこちで着てます」感が漂うから。あと,この毛皮はフェイクなのか本物なのか? 今更のように不思議になってきた。フェイクでもいいが,ちゃんと手入れしないといけないぞ。「おしゃれ工房」で3か月くらい手習いを受けるのはいいかもしれない。掃除,洗濯,アイロン,そして子供や妻が喜ぶ料理。うまくいけば,薬丸のように「ベストファーザー」になって夫婦してCMに引っ張りだこになるだろう。
 そして,髪形。セッチー,藤九郎と映画の試写会に現れた時はボサボサ風になっていたが,この公演の時はまだそうではなかったようだ。やっと美容院に行けたのか。でも,あの髪形で本当にいいのか。更に,近づきすぎて,こんなことにも気が付いてしまう。

 さらに宗家が私の横を通った。ここでまた新たな真実が明らかになった。それは「宗家の身長が絶対169cmない」ということである。ただ残念なことはシークレット足袋(靴)の存在を確認できなかったことだ。なので正確には「宗家の身長が最大169cmない」。残念である。これは私からの宿題として皆さんに解明していただきたい。
 私はこのとき宗家に対して、なぜか「いや〜、ソウケ」と叫んでいた。普通は「きゃ〜、ソウケ」「ステキ〜、ソウケ」なのであるのに・・・全然、イヤじゃないのに・・・でも、そんなことどうでもいいや。

 イヤよイヤよも好きのうちということで(笑) 違うかも知れないが。それはともかく,宗家の身長である。絶対に最大169センチない。
 一応念のために書いておくが,宗家の身長が低いことが問題になっているわけではない。狂言師は大体背が低いものである。例えば,人間国宝の茂山千作も野村万作も小柄である。でも,誰もそんなこと気にしていない。
 しかし宗家は違う。誰も気にしていない身長を勝手に気にして,身長のサバ読みをしたり,ベッカムへアにしたり,シークレット足袋を履いたりしてしまう。だから面白いのだが。かつて171センチという自己申告がサバ読みだったことが判明した宗家だが,169センチもサバ読みかもしれないという疑惑が浮上した。一体宗家の本当の身長は何センチなのか? 本当ならシークレットなんかに頼らなくても自分が大きく見えるようなを身に付けて欲しいのだが。

 さて,この後は宗家の挨拶というか「言い訳」編が続く。

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「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その8)

 ソウケケ歌謡ショーも「2人のマダムとのデュエット」まで進んだ。実はこれで終わりではない。この後にまだ,熱狂(狂乱?)の「歌声喫茶」編,最後の最後まで宗家は宗家だった「宗家の挨拶(言い訳)」編,サイン会くらいやってもええやん「物販」編と続くのである。しかも,まだまだ見所があるのだ。宗家恐るべし。

 さて,「歌声喫茶」編に入る前に,羽衣さんは「ソウケケの狂言の評価」を送って下さった。「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その1)でも狂言のレポを書いて下さったが,その時よりも詳しい感想を送って下さった。「狂言は見た事がないので,もしかすると的外れかも知れません。素人の感想だと思って下さい」と羽衣さんは謙遜しているが,結構重要なポイントを指摘して下さっているので,紹介する。
 まず,ソウケケの芸は全体的に「単調」に見えるということを指摘して下さった。まあ,狂言はセットもなければ特殊音響もない。歌舞伎みたいにトンボ切ったりするわけでもない。なので,下手な演者だと間延びした感じに見える。狂言って難しいんですよ。
 
 最初の「祝言小舞 鶴亀の舞」。

 宗家の地謡をまず聴いて思ったのが、線が細いということでした。宗家の声質はやや高いというのか、女性っぽいというのか、分からないけど、でもこれは宗家のせいではなく、仕方ないかもしれませんね。本当に女性ぽく聞こえた。

 実は「鶴亀の舞」についてGoogleで検索すると,和泉元彌師みずからの指導による狂言小謡「鶴亀の舞」(Youtube)という動画が見つかった。和泉元彌,三宅藤九郎による金城学院大学現代文科学部での講義風景がYoutubeにアップされている。これを見る限り,宗家の声はかなり高い。女子学生に教えるために声を高くしているかもしれないが,共演者が女性ばかりだからかもしれない。たった1週間の講義で素人に謡を謡わせるためかもしれないが,教え方が独特だと思った。狂言の謡の「リズム」は教えないのね。「音程が高いところは上げきる」という問題じゃなくて,「リズム(拍子)に乗せる」のが大事だと思っていたのだが。ちなみに私が教わった先生は拍子とりながら教えてくれたが,この教え方は1週間ではダメだから使えないのかも知れない。
 

私はこういう地謡というのは、ある種の抑揚というのか、強弱というのか、リズムがあると思っていましたが、全く感じられなかった。私は慶子ちゃんの動きがギクギクしたと書きました。なぜこれが目立ったかと考えました。宗家が全然彼女をフォローというか導いていなかったことが原因ではないかと思います。宗家は自分に夢中で慶子ちゃんに関心があるように見えませんでした。慶子ちゃんは自分で拍を取りながら進んでいたと思います。慶子ちゃんは子供だから宗家が合わせるものですが、合わせてるという感じが全くありませんでした。だから二人の間で協調が感じられず、ぎこちなさが余計に目立ってしまったのかも知れません。子供は気の毒ですが・・・

 能楽堂ではないところで小舞を舞うのは,いつもと感覚が変わって難しいと思う。舞台の広さが違ったりするし。オトナならともかく,子供にとっては特に難しいだろう。慶子ちゃんの動きがぎこちなかったのは,いつもと違ったところだったからかもしれない。ちゃんとリハしたんですよね,きっと。あと,地謡は舞っている人に合わせるべきですね。まあ,ぎこちない方が「子供が一生懸命やってる!」感があっていいのかもしれないですが。
 次の「痺」は「もう記憶にない」そうです(笑) あーいた,あいたあいた。そして最後の「昆布売」

これに関しては、以前コバヤシさんが書いていた「間」のことがよく分かりました。本当に間合いがありませんでした。台詞が終わるか終わらないかのうちに、すぐ台詞を言っていました。1拍か2拍あけたほうが、効果的なのになあと感じました。昆布売は何度か同じ繰り返しが出てきましたが、どれも同じ調子でした。普通は後へいけばいくほど大げさになっていくと思うのですが、同じ調子でした。でもそんなものかも知れないと思ってみていました。それに台詞の調子も全部同じ感じで強調とか全く感じませんでした。
   「間抜け」は相変わらずか。「昆布売」は刀を手にした昆布売が逆に大名を脅して昆布を売らせようという話だが,その時にいろんな謡をさせる。最初は嫌々だったはずの大名がどんどんとノリノリになっていくのが面白いところのはずだ。私も終わりに向けてどんどんとテンションが上がっていく方がいいと思うのだが……。それよりも気になったのは次のこと。
特に気になったのが、祥子が足を下ろすときドスドスといっていたことです。これはけっこう耳につきました。なんでこんなにドスドスするねんという、感じです。宗家は「米米」の時のほうが足が上がっていたような気がします。

足を下ろす時ドスドスいう? 足を下ろす時に音を立てていい時と悪い時がある。「昆布売」だったら,刀を振り上げて脅す時とか,舞で拍子を取る時に鳴らす。それだけなら別に問題はない。念のために羽衣さんに確認を取ってみたところ,帰っていく時もドスドスしていたとのことである。

帰っていく時? 何故?

 昆布売ってすり足で歩くんじゃなかったっけ? すり足で退場すれば,音はしないはずである。しかし羽衣さんの文章を見る限り,「帰っていく時に,足を上げている。更に音をさせている」ということになる。昆布売って山伏みたいな歩き方するっけ? 時々宗家の記事を書いていると,自分の知識や記憶に自信がなくなるのだが,誰か覚えている方教えて下さい。あと,たとえ山伏歩きだとしても(違うと思うんだけど),足を下ろす時にいちいち音をさせない。和泉元彌まとめサイトにも書いてあるけど,野村も三宅もそんなことをしない。お父さんもそんなことしてなかったと思うよ,多分。
 この感想を読んで,一回宗家の芸を生で確認しなくてはならないという気にはなった。山伏の足の運びではどうしているのか? 中抜きはまだやってるのか? やっぱり間抜けなのか?

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2008.05.03

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その7)

 後半は,「銀座の恋の物語」編。さて,前のエントリのコメント欄でも話題になったが,羽衣さんと同じ会場にいて宗家のショーをご覧になった方のブログが話題になった。そのエントリはここにあるが,ここで紹介している羽衣さんのレポと合わせて読むと,視点が違っていて面白い。当該ブログ主の方は,かなり「親宗家家」というか宗家に対して「全肯定」的である。一方,羽衣さんも明らかに「宗家好き」ではあるが,スタンスは違う。だって,ショーについてのレポートをこのブログに送って下さるという方ですよ。これは単にブログを持っている・持ってないという問題ではないと思う。
 さて,このエントリを読んでみると,なんとこの方は2人目にデュエットされた方のようだ。このエントリと羽衣さんのレポを読む限り,仕込みは本当になかったと思われる。関西という土地柄を信じて,こういう企画が行われたのだろう。
 

 進行役の女性が再び登場し、共演者を募る。


 が,このときは前回とは違い,共演者候補がすぐに現れなかった。気まずい雰囲気が流れ始め,「私が・・・」と思った瞬間,宗家を哀れみ義侠心にあふれたご婦人が「はい」と手を挙げた。舞台に上がるご婦人に宗家は優しく手をさしだす。その手はかつて羽野のパシリとして買ってきたみかんが握られていた(羽野が「たかじん胸いっぱい」という番組で語る)手だ。宗家の差し出した手にやさしく手をのせご婦人は舞台にあがった。

 この時も宗家はご婦人のプライバシーを完全保護。心憎い配慮である。宗家の配慮に配慮を重ねた姿を見て,不覚にも落涙しそうになった。よって,このご婦人を便宜上,「マダム2号」とする。

 羽野晶紀はたかじんの番組でそんなことを語っていたのか。宗家はみかんを買いにいかされたのか。亭主関白ぶっていたが,トホホであるなあ。もはや「羽野家の居候」なので仕方がないのか。羽衣さんには,次の機会(あるのか?)にぜひ宗家とデュエットしてほしい。曲は「浪花恋しぐれ」あたりどうだろうか。特に深い意味はないが。

 マダム2号は首に巻いていたマフラーを取り,やおら両腕にかけ直した。気分はすっかり,銀座のマダムである。
 歌が始まり,宗家とマダムが見つめあうという,熱い世界が展開された。その様子は,銀座のマダムとパシリのホストである。
 やがて歌も終わり,宗家がマダムに語りかける。「すごいですね〜」と。するとマダム2号は「何がでしょうか?」と切り返す。あくまで主導権はマダム2号にある。宗家は「歌もそうですが,歌の途中の小芝居が!」と言う。「あほちゃうか?宗家」と思った。誰が見てもマダム2号は銀座のマダムを演じて下さっているのに,渾身の演技なのに・・・宗家は呉服のお見立会でなにをしていたのであろうか。女心が全くわからないのに売れたのか,呉服屋に一度聞いてみたい。
 なんとマダム2号は宗家と記念写真を撮りたいと申し出た。宗家が快諾し,淳子がシャッターを押す。宗家とマダム2号のツーショット写真が撮られた。このような場合,観客にも見えるようにして撮影し,みんなに心のシャッターを押させるのだが,あくまでも自分たちの撮りやすさを優先。残念。

 宗家は「演技者」であるはずなのに,他人の演技も分からないのだろうか。そしてこの文章を読む限り,羽衣さんはマダム2号の方が演技が上手だと感じたようである。宗家は,人前で歌う時にはどっぷりと曲の世界につかる努力をしてほしい。気持ちだけでも裕次郎になってほしい。マダム2号はそれを実践していたのに,ホスト役のあなたがそれを出来ないのは何事か。本当に呉服のお見立て会で何をしていたというのか。中条きよし(お見立て会のプロ)に弟子入りした方がいいのではないか。


 さて,この後は「モトヤDEサンバ」が再び歌われたらしい。なぜ2回も歌うのか,やっぱり歌いたくてしょうがないのか,それは分からないが,なぜか羽衣さんはここだけ記憶が飛んでしまっているらしい。今までこれほど細かく登場人物の言動を覚えているのにも関わらず,なぜかここだけ。想像を超えるソウケケショーの凄さに圧倒されてしまったのだろうか。

 「モトヤDEサンバ」を宗家ファミリーと慶子ちゃんで再び合唱したらしい。
 なぜ「らしい」という表現を使っているのかというと,この「モトヤDEサンバ」を全く思い出せないからです。記憶が飛んでいる。
 あれほど詳細に館長の「男前が災い」「歌声喫茶」発言,宗家の「宗家ファミリーとは,節子ママと節子ママのお腹から生まれた3人の子供」発言,あげく藤九郎の自虐ネタまで覚えているのに不思議である。さらに宗家の毛皮の質感まで鮮明に覚えているのに不思議である。デュエットとこの後の歌声喫茶があまりにも笑劇的すぎたのであろうか。それともそれらより笑劇的すぎてもはや私の許容量をオーバーしたのであろうか。それとも,あんなことを考えていたのが原因ではないかと思った。あんなこととは宗家の狂言公演の演目と同じものを前日とか前週に三宅右近氏に演じてもらうのだ。三宅氏にはぜひ本物の狂言を堺の客に見せ付けて欲しいと思った。このままでは堺の住人は狂言に対して誤解したままではなかろうか。ぜひスポンサーは「かっぱ寿司」にお願いしたい。こんなことを考えたことがいけなかったのか。謎がナゾを呼ぶ不思議な公演である。
 しかし,なぜ「モトヤDEサンバ」なんだろう。もはや記憶がないので何故これを歌うことになったのか全然分からないが,もっとましな選択はなかったのであろうか。例えば藤九郎に「瀬戸際の花嫁」を。淳子・慶子ちゃん母娘に「アイアイ」(南の島で猿がたくさん出てくる明るい歌)を。そしてセッチー一同ファミリーで渋く「昭和枯れすすき」などを歌って欲しかった。

 「痺」での「和泉家の狂言は普通の狂言ちゃうやん」発言が頭に残っていたのかもしれません。この狂言は普通の狂言ではない。そして,このショーは普通の狂言師のショーではない。この文化ホールの館長には,ぜひ「まともな狂言の公演」も企画してほしいところです。右近さんが無理なら,茂山さんでもいいから。堺の皆さんも,さすがにあれは和泉元彌様の色物ショーとして認識されているとは思いますが,念のために。
 それにしてもソウケケに似合う曲は何だろうか。私が最初に思いついたのは,敏いとうとハッピー&ブルーの「よせばいいのに」。「馬鹿ネ馬鹿ネ よせばいいのに ダメなダメな 本当にダメな いつまでたっても ダメなわたしネ♪」と宗家に熱唱してほしい。あとは「ラブユー貧乏」か。実年齢が知れるってものである。

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2008.04.26

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その6)

 羽衣さんによる,歌謡ショーのレポの続き。宗家ファミリー+慶子ちゃんの歌,宗家独唱に続き,ここからは「宗家とデュエット」編である。何と客席の方が宗家とデュエット出来るのである。夢の企画ともいえよう。
 ところで,宗家のブログを読むと,24日に行われたディナーショーについて取材を受けた感想として,「ばっかじゃないのって映像が・・・」とか「明日のテレビ見たくないなぁ」とか書いてあるんだけど,誰かワイドショーで映像見ました? 新聞のラテ欄にも全く書かれてないし,誰も見てないんじゃないかと。もはや宗家は「訴えてやる!」とか「押すなよ,押すなよ,絶対に押すなよ」といった,上島竜平レベルに達しているのだろうか。この堺市での歌謡ショーの様子を読む限り,宗家には上島竜平の後継者になれる可能性があると私は強く思っている。

 ということで,宗家とデュエット編に入る。ここから宗家の天然が炸裂し,会場が宗家に夢中になり始めているのが羽衣さんの文章から伺える。まずは最初のマダムとの「居酒屋」編。

 進行役の女性が宗家とのデュエット希望者を会場内から募る。
 実子すら共演を拒むほどなので、もう共演者はいない。そこで会場内の関西人の芸達者ぶりに助けていただこうという趣向である。

 この提案に一人のご婦人が間髪いれず、手を挙げた。この方は一般の観客である。仕込みは一切ない。
 このご婦人に宗家は「いかにも歌謡ショーという方が登場しましたね」と言った。私は宗家を見て「いかにも色物の人登場しましたね」と思った。そして舞台に上がるご婦人の手を優しくとりエスコート。その姿は安ホストのようである。

 いかにも関西のノリである。東京だったらこういう場面でなかなか手が上がらないものであるが,関西では「待ってました!」という人もいるのだろう。館長が第2部開始の時点で「デュエット出来ます」と言った時から,心の準備をしている人もいるのだろう。

 通常このような舞台に上がったお客様に対しては「名前」「どこから来たの?」「職業は?」と差し障りのない範囲で聞き,さりげなくお客さんをリラックスさせる。そして例えば遠方から来た客には労をねぎらい,その土地をほめたりする。職業に対しても敬意を込める。そうして,さりげなく親近感や好感を観客に与え,次の公演につなげるようなトークを展開する。
 が,宗家はそんなことを全くしない。関西人は特段リラックスさせる必要がないと思っているのか。あるいは宗家の実子ですら共演を拒む事態に至っているので,このご婦人の人生の汚点になるのではという気遣いでプライバシーを守ってあげようとしたのではなかろうか。真相は全く分からない。
 しかし,このようなお気遣いは関西人には無用である。このような稀代の色物芸人「和泉流二十世宗家 和泉元彌さま」との共演は,近所の井戸端会議や華やかな宴席はもちろん親類・縁者にたいしてまで吹聴し,子々孫々まで語り継いでいく。ただ,名無しでは不便なので,この「居酒屋」を歌ったご婦人を仮に「マダム1号」とする。

 舞台に上がったお客さんをねぎらうとか簡単にインタビューをするといったNHKアナ的気遣いが出来るようであれば,とっくに欽ちゃんのようになれていたはずであるが,そういうことが全く出来ないところが,宗家の魅力なのかもしれない。婦人の手をとりエスコートまでは出来るが,営業トークなどいっさい出来ない,良く言えばお育ちがいいところが,マダム達に受けるのかもしれない。これが淳子ちゃんであれば,「昼どき日本列島」の経験を生かして,素人との軽妙なトークも出来るのだろうが,敢えて宗家にやらせるところがニクイところである。
 マダム1号も,翌日からあちこちで「私,あの和泉元彌とデュエットしたのよ!」と武勇伝を披露なさっていたことであろう。そして,24時間以内に,町内の人,親戚,縁者は全てその事実を知ったのではないか。「私も次の機会に」という人も出てくるかもしれないので,来年もまたこの企画をやればいいと思う。

 マダム1号は宗家と共演できる喜びにあふれていました。そんなマダムに宗家は「大阪に来たって感じがする」といっていました。私もそんな宗家の「毛皮」を見て,「色物ショーにきた感じがする」と再び強く実感する。
 いよいよ歌が始まろうとしたとき,マダム1号が譜面を見づらそうにしている。だが,マダム1号に対して譜面台の高さを上げる,または譜面を手に持って見やすくしてあげるという行為は一切なし。宗家は「いやー。今は若いからいいですけど,年をとったら見づらいでしょう」と語った。さすが青学を8年かかってご卒業した宗家である。きっと勉学と無縁なことが功を奏したたのであろう。なにが世の中幸いするかわからない。

 どこにいても,あたかも自宅にいるように振る舞う宗家! 大阪マダムと毛皮コート姿で熱くデュエットする宗家! 会場は,安っぽい「歌謡コンサート」調の文化ホール。想像するだけでお腹いっぱいである。生で見た羽衣さんはさぞお腹いっぱい胸いっぱいになったことであろう。

 マダム1号が宗家に熱い熱い視線を送ると宗家は後ずさりすることもなく,視線をからめる。熱い熱い世界が繰り広げられている。そんな雰囲気に触れ,館内はある種異様な雰囲気になる。それは場末のスナックのようであった。
 歌が終わると,宗家ご自身ががマダム1号に「(♪絵もない 花もない というところを)♪カネもない と歌っていましたね」と語りかける。マダム1号は「こんなことになるならメガネを持参するんだった」としきりに後悔し,恐縮していました。そして,「ちゃんと歌ってていたのになあ」と不思議がっていた。会場も一様に不思議がる。
 しかし,会場は知っている。マダム1号が「♪カネもない」以外のところは正しく歌っている事をみんな知っているのだ。さらに「♪背もない カネもない」と歌わないところにマダム1号の優しさを感じるのは私だけだろうか。もっともマダム1号はシークレット足袋の存在を純粋に知らないかもしれないが・・・・

 「カネもない」。なんというアドリブか。マダム1号,恐ろしい人! 関西では普段から素人でも「面白いこと言ったろ!」というノリなのだろうか。まあ,真っ先にデュエット志願する人だから,きっと考えていたのだろう。「家もない カネもない」とまでは歌わないところがマダム1号の優しさであろう。そしてマダム1号の熱い視線をまっすぐに受け止め,渾身のボケをちゃんと拾ってあげる宗家も相当優しい人であろう。
 

 マダム1号は宗家の優しさに触れ,「私は今日であなたのことが大好きになった。これからついていきます。応援します!」と語った。もちろんマダム1号だけでなく,会場の観客全員が宗家のことが大好きになった。だが,宗家は「いや,ついてこなくていいです。うちの母だけで十分です。」と泣く泣く断腸も思いでマダム1号の申し出を謝絶。もはや妻子さえファミリーでないので宗家には選択の余地がないのであろう。お気の毒である。マダム1号は宗家のことを恨まないで欲しい。

 本当に宗家がホストなら,マダム1号は宗家のためにドンペリの1本も開けてくれたことであろうに。会場の皆さんも,宗家の優しさと天然に触れ,宗家が大好きになったようである。しかし,宗家には大事なファミリーがいる。ファミリーには定員があるらしいので,これ以上増やせないのだろう。マダム1号は宗家のことを悪く思わず,今後もこっそりと応援してほしいと強くお願いする。もし来年も「2周年記念」でショーが行なわれる時には,ぜひ観に行ってほしい。後半の「銀座の恋の物語」編は次エントリに続く。

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2008.04.25

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その5)

 衝撃の「宗家ファミリーとは、節子ママと節子ママのお腹から出てきた3人である。」発言が飛び出したソウケケ歌謡ショー。この度めでたく開設された宗家ブログによれば,24日のディナーショーには二人のお子さんも久しぶりに出演されたようである。良かったと言っていいのか。しかし,同居している家族ではあってもこの人達は「宗家ファミリー」ではないのだ。このエントリに掲載されている写真は,宗家が宗家ファミリーではない子供たちと一緒に写っているのは,何かのアピールなんでしょうか? もしかして,ここ読んでます?(笑)
 羽衣さんのレポは続く。

気を取り直して,淳子が12月に男児が生まれたことを報告。そして3年後に初舞台を行う予定である旨を語る。その際また堺で皆に会いたいと堺に対して好印象をもっているとアピールする。そして,宗家に対し宗家のご子息(淳子は名前を出していたがファミリーでないのであえて名前は出さない)も初舞台が近い,と振る。すると私の幻聴なのか宗家は「あわ・・・あわわわ」と言っているように聞こえた。上沼恵美子の番組でご子息の初舞台は秋ごろを予定していると大見得を切っていたのに。この文化ホールの客ぐらいには本当の予定を語ってもよさそうなのに残念である。

 息子の初舞台は,文化ホールのお客さんにも隠さなければならないくらいのシークレットなのだろうか。シークレットが多すぎである。それにしても「あわわわわ」とは,今どき,どんなベタなお笑い芸人でもやらないリアクションである。
 あと,淳子は男の子が生まれて強気になってないか? もしかしてもしかするのか?? 和泉宗家って一子相伝じゃ(略) 単に「慶子ちゃんはファミリーではない」発言に気を悪くしていただけかもしれないが。そして,淳子ちゃんは顔もファッションセンスもセッチーに似てきているのが気になる。

さらに気を取り直して、藤九郎にいたっては「銀座の源さん」をなぜ和泉家が歌うことになったのかという問いには「和泉家ならなんでもやってくれそうだから」というさすが関西人にうけそうなトークを展開。さらに「結婚していないネタ」まで炸裂させる。
 藤九郎がもっともトーク上手のように見える。世間の空気も読めているし。母校のシンポジウムにも呼ばれるわけですよ。この際,館長と組んで営業してみてはどうだろうか。
「銀座の源さん」「モトヤDEサンバ」を宗家ファミリーと慶子ちゃんで合唱。

 慶子ちゃんは宗家にあんな仕打ちをうけたにも係わらず足で小さくリズムを取りながら歌っている。
 私が意外だったのは藤九郎である。よくネット上では気の強い女であるようないわれかたをしていたが,私には全くそうは見えなかった。私が壇上にみた藤九郎の姿は,恥ずかしそうに歌っている乙女のすがたであった。
 私は祥子さんの良縁を願わずにいられなかった。コバヤシさんにも祥子の良縁を祈って欲しい。そして日々カタログに集う人々にも良縁を願って欲しい。

 この日も勝負をかけてか,「深紅のワンピース」で臨んだらしい祥子ちゃん。子供好きらしく,3人の甥っ子,姪っ子からも慕われているらしい祥子ちゃん,きっといい母親になるだろう。が,最大の障壁は母親か。頑張れ。ジャガー横田も43で結婚したから大丈夫(何が?)。
 ところで,「銀座の源さん」「モトヤDEサンバ」について,羽衣さんは感想を全く書いていない。宗家の芸に全く言及しない公民館館長と同じように,「読み手の想像にゆだねる」という羽衣さんの心遣いを感じる。ここで,宗家の独唱が始まる。曲は,自分の持ち歌ではなく,米米クラブの「浪漫飛行」。
 

「なぜ米米なのか」「なぜ宗家の持歌じゃないのか」「なぜ浪漫飛行なのか」と宗家自ら宗家自身につっこみを入れますが,答えはありませんでした。
 曲が始まるともうそこには私たちの知っている宗家の姿はそこにはありません。
 軽やかにステップを踏み,舞台上をクルクルと軽やかに回ります。その姿は二日酔いの熊川哲也をみているようでした。
 会場内はそんな宗家のお姿を拝見し,ある種異様な雰囲気になりました。会場内の観客は誰も宗家についていけません。
 が,そんな宗家についていっている方々がいました。「Free Bird」というこの文化ホールに出入りしているバンドである。私はこんな田舎のバンドなんて,と侮っていましたが,大きな間違いでした。私はようやく気づきました。宗家の公演でわざわざ「生バンド」が強調されている意味を。生バンドあっての宗家である,と。
 こんな会場の様子に気づいたのか,宗家がまたまたご自分でご自身につっこみを入れます。「モトヤさん,どうしちゃったの?」「お酒でも飲んでるの?」でも答えはない。
 「タチの悪いクスリでもやっているのか?」と思ってしまったが,そうではなく演技だったのだ。演技だったと分かり観客一同,安堵する。


 全然ブラスバンドじゃないし。二日酔いのクマテツ,カッコいいのかカッコ悪いのか。
 ただ,宗家と言えば米米クラブである。宗家が昔「はなきんデータランド」で司会をしていた頃,米米のCDを宝物だと紹介していた。そのくらい大好きなのだ。宗家が尊敬するてっぺいちゃんことカールスモーキー石井は,いつもメンバーの演奏をバックに歌っていた。
 「浪漫飛行」を熱唱する宗家は,自分をカールスモーキー石井と同化させていたのではないか。Free Birdは米米メンバーなんですよ,宗家の中では。
 宗家は憧れの石井氏と同化して完全に自分に酔ってしまったのだろう。「Shall we ダンス?」で憧れのラテンダンス王者のビデオを見ているうちに踊りだす竹中直人のように。
 しかし,会場の客の殆どは,そんなことは知らない。そして,自分に酔っぱらってしまった人を止める術はない。とりあえず「浪漫飛行」は3分くらいで終わる曲で良かった。
 それにしても,宗家の歌についての羽衣さんの評価も全く書かれていない。これも「読む側の想像にゆだねる」という配慮なのかもしれない(笑)

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2008.04.23

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その4)

すみません,ここまで引っ張ってきました。第2部歌謡ショーの前座登場までお伝えしました。やっと宗家ファミリーと慶子ちゃんの登場です! あ,「宗家ファミリーと慶子ちゃん」と書いたのは羽衣さんなんですが,これには理由があります。この後の宗家の重大発言で明らかになります。あと,パティオと小峰侑二はさすがにここまでは来てなかったそうです。

 まず宗家の素敵な衣装から。

宗家は、もう春なのに、しかも館内には軽く冷房が入っているのに,あの「伝説の毛皮のコート」に身を包み、おみ脚は「黒のストレッチ・ベルボトム風スラックス」をお召しである。

 「伝説の毛皮のコート」とは,勿論,「銀座の源さん」のジャケット写真でお召しのあの素敵なコートのこと。宗家は,あの衣装を相当気に入ってます。暑くないのでしょうか。いや,宗家は「ショーの時はこの衣装」と決めたのでしょう。明日は宗家ファミリー&慶子ちゃん,パティオ,小峰侑二によるディナーショーが虎ノ門で行なわれる予定ですが,宗家は絶対この衣装で臨むと思います。誰かディナーショーに参加するチャレンジャーはいませんかね?(笑) 真夏でもあのコートに身を包んでほしい。中は薄着でいいから。

が,宗家は痛恨のミスを犯されてしまっていて,せっかくの「脚長スラックス」効果を存分に活かしきれていないのである。すごく残念である。宗家の実力をもってすれば,もっと脚が長くみえてしかるべきなのだが・・・宗家の衣装は上が白,下が黒という風に非常にコントラストがききすぎている。しかも宗家の「伝説の毛皮のコート」はコートであるが故に丈が長すぎる。賢明なみなさまは,もうお気づきかと思いますが,その結果,東京浦安のネズミの脚みたいになっている。脚長効果を捨ててもやはり衣装は上下を白で統一するか。あるいは,「伝説の毛皮のコート」の丈を短くするかである。しかし,このコートの丈を短くすると衣装のよさが消えてしまうかもしれないので。悩むところである。ただし,リフォーム代があればの話であるが。
   シークレットの高さが足りなかったのでしょうかね。あと5センチ増やしたらどうか。リフォームして「短くする」なんて勿体なくて多分出来ないザマス。


 さて,ここで皆さんに質問です。
「宗家ファミリー」には誰が含まれるでしょう?
 宗家が入るのは当然ですが,セッチーはどうでしょう? 姉ズは? 慶子ちゃんは? 元聖君と采明ちゃんは? 羽野晶紀は? 淳子ちゃんの旦那さんは?

 私が思っていたのは,次のとおりでした。
 完全にファミリー:宗家,セッチー,姉ズ,慶子ちゃん
 宗家(+セッチー+姉ズ)的にはファミリーにしたいけど,最近微妙:元清君と采明ちゃん
 ファミリー外:羽野晶紀,淳子ちゃんの旦那さん
 
 実は,これは間違っていました。皆さん,覚悟して下さい。

宗家がマイクを握り、歌に入る前に衝撃の新事実を告げた。
宗家曰く
「宗家ファミリーとは、節子ママと節子ママのお腹から出てきた3人である。」

 問題発言です。これを聞いて驚いたのは羽衣さんだけではなく,会場にいたお客さん全員もだと思います。私も驚きました。だって。

宗家の妻子と慶子ちゃんはファミリーの一員ではない

と宗家自ら断言なさったわけですから。
 驚いたのはお客さんだけではなかったようです。この「宗家ファミリーの定義」は宗家ファミリーの一員である姉ズも知らなかったようです。当たり前です。慶子ちゃん,この舞台出てるのに。

「宗家,最低。慶子ちゃんは宗家の実子でさえ共演を拒否しているなかで,数少ない共演者じゃないの?それに宗家の妻子はこの場にいないのでサービストークとしても,目の前にいる慶子ちゃんはまだ小さな子供やないか?」と思った。私は慌てた。が淳子と藤九郎にいたってはもっと慌てている。淳子は「慶子ちゃんを含めてのファミリー」であると強弁していた。

 慶子ちゃんカワイソス。おじちゃんに「お前はファミリーじゃないんだよ」と目の前で断言されちゃったよ。淳子ちゃんもそりゃあ慌てるだろう。
 しかし,羽衣さんはこの発言について次のように考えている。

が,ここまできて私ははっとした。「本当に宗家は最低な人間なのか?」我々とは別のステージで宗家は考えているのではないか。淳子は「慶子ちゃんまで含めてのファミリーである」としているが,それは本当の優しさなのか。宗家は遠い未来を見据えてこういっているのではないかと考えた。あえて目の前の年端も行かない子供を断腸の思いで泣く泣くファミリーからはずしたのではないか,と。「宗家の人でなし。お前に人を教える資格があるのか」などとは慶子ちゃんには,思って欲しくない。きっと慶子ちゃんは10年後,20年後に宗家の英断を感謝する日がくるにちがいない。

 宗家はまるで平家の落ち武者のようです。そう,自分の子供たちも,泣く泣くファミリーから外さざるを得なくなった。お蔭で采明ちゃんもピアノが習えるようになった(多分)。慶子ちゃんも自分の好きなことをしてほしい……という思いだったのかも。なんちて。
 あと,どうでもいいのだが,亡くなった父親はファミリーではないのだろうか? まあ,自分の妻子すらファミリーから外している以上,父親も外してもいいのかもしれないが(よくないか)。
 ということで,この後の展開は次のエントリで。

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2008.04.21

「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その3)

 ソウケケショー第2部の開演である。羽衣さんの御好意と熱意のお蔭です。本当に感謝。「狂言をするのは宗家で,歌謡ショーは別の人達では?」という説もあったが,実はそうではなかった。ここまで来て予測がついたかもしれないが,実際は宗家が自らマイクを取って歌われたのである。何という会であるか。一体誰がこの企画を考えたのか? あの館長なのか? そうだとしたらなかなかのやり手である。この公民館館長は一体何者なのか? 
 実際に観に行かれた羽衣さんもいろいろな疑問が湧いたようである。

館長再び登場
 普通は「楽しかった」とか「素晴らしい演技でしたね」というお世辞があると思うのですが,そういう講評は一切無し。感想は観る者のゆだねる館長の懐の深さに触れ、館長に痺れる。
 続いて第2部の進行を軽く説明。館長からお楽しみを発表。なんと,宗家とデュエットができるとのことである。館長は「今から心の準備をして楽しみにしてください」と告げる。つづいて最後には宗家たちと観客で合唱するとうスペシャルな企画があるという。またまた館長は「歌声喫茶ののりで楽しんでください」とおっしゃる。う・歌声喫茶?なんのことかわからん。  この企画はいったい誰がたてたのであろうか。館長はいかにして宗家ファミリーを口説いたのか,ぜひ別講演できかせてほしい。館長と宗家ファミリーの関係についても興味がつきない。というかむくむく私の好奇心がかきたてられる。なぞだらけで,つっこみどころ満載なので全然退屈しない。
 ちなみに館長はこの日,白いシャツに黒いチョッキをきていらして,普通のおじさんに見える。真に懐の深い偉大な人は,シークレット足袋なんかでわざわざ自分を大きく見せなくていいんだと実感した。

 シークレット足袋!! この日の公演でも宗家はシークレット足袋をお召しだったのでしょうか。気になります。大名役なのではっきりと見えなかったかもしれないですが。それにしてもこの館長の宗家あしらいを見ると,只者ではありません。本当にこの企画は誰が立てたのか,どうやって宗家ファミリーに出てもらったのか,館長にじっくり伺いたいです。10年来の知人ということですが,どういうご関係なのかも。館長というからには宗家よりかなり年上ではないかと思われますが。また宗家の芸についてお世辞ですら何も言わないのも素晴らしいところです。
 「歌声喫茶」とは,昭和30年代に流行した飲食店の形式。伴奏が店に入っていて,店の客は大声で歌を歌うらしいです。私の生まれる前の話のハズなのに,なぜかダークダックスとかデュークエイセスとか思い浮かびます。ロシア民謡を歌ってそう。「カラオケスナック」だと爛れたオトナの雰囲気になるからダメなのでしょうか。でも「宗家とデュエット」って,明らかに「カラオケスナック」です。

 あと藤九郎姉ちゃんは「ブラスバンドとのコラボレーション」とこのイベントのことを書いてましたが,大嘘です。