29 posts categorized "映画・テレビ"

2006.09.10

NHKスペシャル「密着“ポスト小泉”の300日」

[][][] 9月3日の夜に放映されたNHKスペシャルを旅行先で観た。NHKスペシャルの底力を思い知るような,面白い番組だった。この番組では,総裁選に立候補した安倍氏,谷垣氏,麻生氏,立候補しなかった福田氏,額賀氏の動向を1年近く密着取材した模様が放映されていた。
 1人の記者が1人の政治家に密着する形式だったが,一番いろんな意味で面白かったのが福田氏だった。あまり聞かれたくないことや,逆に誰でもいいそうなことを記者が尋ねると「くだらんこと言うなよ」とか必ず皮肉を返してくる福田氏。しかし,言った後でフフッという感じで笑うのがちょっと面白い。記者もやりにくいだろうなあ。面白い政治家なんだけど。出馬するかしないのか,党内でもめていた頃の福田氏は明らかに疲れていたのが印象的だった。
 意外と喋ったのが,ローゼン閣下こと麻生氏。粋にパイプをくゆらせるダンディっぷりを見せつけながらも,マスコミに対して「ぶっちゃけ」ていた。トークで一番印象的だったのが,福田氏が出馬するかどうかが話題になっていた頃に,「彼は出ないんじゃない?」とカメラの前で話していたことだ。

「なんかさ,自分からがむしゃらに取りに行くって感じじゃないでしょ? 周りがおぜん立てしてやって,それなら出ますって感じじゃないですか」

 ↑表現は不正確かもしれないが,意味的にはこういうことを言っていた。確かに! 周りが「さあさあ,どうぞ」ってやってるところで,「みんながそこまで言うんなら」って感じがするな,福田さんは。うまいこと言うね,閣下。
 記者が女性だったせいか,とてもソフトな印象を与えた安倍氏,「意外と庶民的なところもあるのよ」とアピールする谷垣氏と見所も多かったのだが,結局,番宣に書いてある「なぜ正式な立候補表明を前に安倍氏の支持が広がったのか」については私にはよく分からなかった。本当になぜなんだろう? 「勝馬に乗る」というか「利用しやすい」以外に何も理由が見当たらない。他の二人は主張したいことが割と明確だったように見えたが,安倍さんはいまいちよく分からないんだ。で,結局,内閣人事でいろいろあって,何も出来ないんじゃないかという気もする。森さんがどう動くんだろうね。

 ところで。約2年前に更新が止まってしまった腐女子の行く道,萌える道というブログがある。かつてはココログを代表する超人気ブログだった。書いていたのは高校生の腐女子・三谷ちずちゃん。ちずちゃんはオヤジが大好きで,ケータイの待受け画面を中川昭一にするくらいの政治家オヤジ萌えだった。谷垣さんも大好きなようだった。ちなみに彼女が萌えていた政治家は,「中曽根康弘,福田康夫,麻生太郎,小泉純一郎,谷垣禎一,中川昭一,安倍晋三,茂木敏充,石破茂」となかなかなセレクション。最近の総裁選のニュースを見るにつけ,「ちずちゃん元気かなあ」とか「まだオヤジに萌えているのかなあ」とか思い出す今日この頃である。ブログ,再開して欲しいなあ。
 

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2006.07.28

かの番組で、学者が言うことは、プロデューサーによってあらかじめ決まっているらしい

[][] このタグ2つで何を書こうとしているか推測がついてしまうなあ……。某フジテレビの水曜9時から放映されている人気番組であるが、この番組は、大学の研究室に迷惑をかけている番組としても私のいる業界では有名である。あの番組に対する先生への出演依頼のせいである。応対したことがあるのだが、あの業界の人達は、自分に都合があることは当たり前でも相手に都合があることは理解できないらしい。「○○先生は今日は授業ですので、後日連絡させますが……」といっても、またこちらから連絡するの一点張り。いつごろ○○先生の手が空くかは全く聞かない。他に候補はいると思っているからだろう。でも、知り合いの先生、出ちゃってましたが(笑) なんでまた。


 そして、先月に、この番組から某学会事務局宛にメールでこんな依頼があった。


「○○という現象(心理学ではよく知られている現象。えーと、正体ばれそうなので敢えて何かは書きません)についてのトリビアを扱います。その解説をしてくださる70代から80代の先生をご紹介下さい。

 その先生に話していただく内容は次のとおりです。
『はい、○○といって、心理学辞典にも載っています。(以下辞書通りの記述)』

 更に検証実験を行ないますが、ホニャニャラ(扱っている現象に大きく関係するので敢えて書かない)という結果に終わって失敗する、という風に締めくくります。」


これって立派なヤラセじゃね?

ツッコミポイント1:トリビアの内容は全く書いてなかった。
 事前に内容が漏れるのを恐れてのことかもしれないが、一体どういうトリビアの内容かも説明せずに、決まったことだけ喋ってもらえればそれでいいと思っているのだろうか?  ちょっと考えのある人だったら、こんな依頼受けないだろう。こんなんだったら別に学者にしゃべってもらわなくてもいいのではないか。「辞書にこんな風に載っている」だけで。でも、学者の存在で説得力が増すって考えているのだろうな。でも、その学者だけど……

ツッコミポイント2:70代〜80代って。
 はっきり言って、研究者としては殆ど終わっている。全員じゃないけど殆どは。実際のところ、研究者として脂が乗っているのは30〜40代、学会の重職クラスは50〜60代である。70代はもうパーマネントな職に就いてない。それってどうなの? あー、でも30代の生意気な小僧にいろいろ突っ込まれるより楽でいいのか。

ツッコミポイント3:話す内容決まってるし。
 一番の問題。内容も分からずに喋れって。そういうのは俳優さんにやってもらえ。

ツッコミポイント4:実験失敗かよ!
 失敗するってオチなんである。アカデミズムをバカにしている。いや、どんな実験なのかよくわかんないんだけどね。きっと杜撰な実験なんじゃね?

 前からこの番組はヤラセの話はあった。別にこの番組に限らず、番組を予定調和的に終わらせるためには演出が必要な部分もあるだろうと思う。しかしなー、ここまで来ると、見ている人だけでなく出ている人もバカにしているよなあ。テレビの力が偉大だと信じている人達が作ってて、見ている人達の全員がその力にひれ伏すものだという前提があるのだろう。確かに、テレビを見ている人達にはその力を信じている人もいるのだろう。しかし、残念ながら、それは全員じゃないし、もうどんどん少なくなってるんじゃないかと思う今日この頃なのだ。

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2006.07.24

祝・特捜最前線DVD化開始

[][] とうとう、あの「特捜最前線」がDVD化されることになった! 待っていた甲斐があった。「Gメン」でさえDVDになっているのに、特捜がならないのはどうしたことかと強く思っていた。私の特捜最前線に対する熱い思い入れは、このエントリに集約されている。このエントリ、自分の中では最高だと思っているが、特捜を知っている人が少ないのが残念である。
 特捜最前線は、20年近く前まで朝日系列で放映されていた刑事ドラマである。水曜10時の時間帯に放映されていた(最後は木曜9時だったが)。主演は、二谷英明、本郷功二郎、大滝秀治、藤岡弘、横光克彦、夏夕介など。ものすごく地味。しかし、この地味なドラマが私はとても好きである。

 今回は、ここに書いてある回が収録されるらしいが……どうなんだろうなあ。確かに名作も収められてるけどなあ。しかし、No1にあまり名作ばかり収めてしまうと次が売れないからかもしれない。とりあえず今回のは買う事にする。何しろ509話もあるので、全部がDVDになるのは無理だと思う。毎週放映されていたドラマだから駄作もあるし、今の世の中では放映できないネタもあるだろうし(「トルコ」とか大丈夫なのかね?)。
 それにしても初期の作品は、変に勢いのあるタイトルが多い。「チリアーノを歌う悪女!」。私は観たことがないが、内容がとても気になる。どうやらチリアーノ(エンディングテーマの「私だけの十字架」を歌っている歌手)が出てくるらしいけど。「殺人伝言板・それぞれのクリスマス!」なんて、「クリスマス」の後に「!」が来ているのが堪らない。「ピラニアを飼う女達!」もいいが、「私だけの三億円犯人!」がいちばん私のツボに来た。



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2006.03.19

越前、フォーエバー

 TBS月曜8時の「大岡越前」が20日の2時間スペシャルを以て終了する。加藤剛の奉行スタイルを拝むのはもう7年ぶりであり、今回が見納めである。
 代々黄門様、助さん、格さんが変わっていく「水戸黄門」と違い、この「大岡越前」は加藤剛一代で終了なのだ。このドラマは1970年から1999年まで放映されたが、加藤剛はなんと32歳からこの役を演じてきた。現在の私の年齢とそう変わらないのに。最初から神の境地にいたということか。「罪を憎んで人を憎まず」の大岡裁きとほのぼのとした家族や友人とのエピソードもあってか、この30年以上の年月の間に、「大岡忠相=加藤剛」のイメージが定着してしまった。というか、現在の大岡忠相のイメージがすっかり加藤剛のイメージで作られているというべきか。本物の大岡様があんなに神がかっていたわけはないのだが。そのせいで、加藤剛の後継がいないまま現在に至ってしまったのだと思われる。加藤剛スキな人と(not 某萌え太郎嬢)「大岡越前を今後演じるとしたら誰がいいか」という話を前にしたことがあって、私は内野聖陽を推したのだが、その人に「近いけど違う」と拒否された。代りに誰か挙げられるかというと挙げられなかったのだけど。内野さん、いいと思うんだけどな。でも加藤剛ほど神がかってないものなあ。


 そもそも加藤剛の代りとなる人材自体がこの世にいないのだ。こんなにメディアが発達した今の世の中で、芸能人が素顔を隠し続けるのは非常に難しい。しかし加藤剛は神々しさを全く失わないまま歳を取り続けている(本当はもう70近いですよ)。このような芸能人、というか人間はもう存在しないだろう。そんな神が演じてきた役を受け継ぐ人材がいない以上、越前もお開きになってしまった。北大路欣也版のように、「全く別物」の越前しか作れない。とにかく、加藤剛のお裁きスタイルも竹脇無我の伊織も山口崇のヤンチャな吉宗ももう見納めである。寂しい。

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2005.09.08

やるな、UNO

 噂になっていた資生堂UNOのポスターをようやく地下鉄の駅で見た。
 どういうポスターかについては、ここ参照。資生堂のサイト全般に言えることだけど、フラッシュの使いすぎで途中で見る気なくしがち。とにかくお笑い芸人がたくさん出てくる。結構メジャーな人達から、「名前は知ってて、テレビで観たことあるけど、こうやって並べられると顔がよく分かんない」レベルの人達まで出てくる。すみません、やるせなすが分からなかったです。摩邪も、元々の芸名である「まちゃまちゃ」で出ている。SPWも出てるさ! 潤さんすぐにハケーン。
 長州小力とアンガールズは笑えるので良し。キングコング西野君は、意外とこういうところで埋没してしまうね(普通にモデルやってもいい感じだからね)。未見の人はぜひご覧あれ。結構変化率高くてビックリするぞ。小沢さんは普通にかっこいいぞ。

 ところで、最近の検索ワードを調べていたら、気になる言葉があった。


シャカ 大熊 真田広之


 シャカの大熊さんと真田広之との間に何の関係が!? 
 似てるという話があるのかなと思ったのだが、似てるかなあ。でも大熊さん、実は相当かっこいいんだよね、いつも変なキャラばっかりやってるけど(笑) こんな風にシャカが気になる今日この頃。

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2005.08.29

映画版「姑獲鳥の夏」

 「ウブメ映画化」のニュースを聞いた時、結構ケチョンケチョンに書いたのにも関わらず結局見に行ってしまった。駅に貼ってあるポスターを見て、

「中禅寺はやっぱり堤じゃないよ……」

とかつぶやいていたにも関わらずである。阿部ちゃんの榎木津はかっこいいけどね。やっぱり文句言うならちゃんと見て言おうということで。


 キャストについては……松尾スズキをあんなところで出しちゃっていいのかとか、和寅は荒川良々ではないよなあ、とかいいたいことはたくさんある。そして、宮迫は演技はうまいのだが、やっぱり木場修じゃないんだよなあ。特に今回のキャストは、結構背が高い人が多いので(阿部寛はともかくも、中禅寺役の堤真一、関口役の永瀬正敏も高い。永瀬はきゃしゃなのとおどおどした感じの演技のせいで、そんなに大柄な感じは与えなかったが)、宮迫が小さく見えてしまう。小説の映画化となると必ず問題になるのが、「行間の埋め方」なのだが、ああいう風に埋めるのかねえ、というところ。まあ、下手に原作通りやっても違和感が増すからいいのかな。原作者も出まくってたしね(笑) 思ったよりは良い映画だった。

 とかエラソウに書いてきたが、実際のところ、


堤真一さえ映っていればどうでもいいっす


状態であった。ぼさぼさ頭も、ちょっと上滑り気味の台詞も、堤真一なら何でも許す。ダメじゃん、私(笑) 特に猫を抱き上げる堤、原田知世の耳元で囁く堤に萌え、って一体何を見にいったんだか。最後はちょっと笑ってしまったが(あと、着物は紫でなく黒で!)、堤真一かっこいいっす。うわ、完全に骨抜きだ。

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2005.03.23

春の藤岡弘、探検シリーズ

 今年も弘がやってきた!! お正月に探検隊がないので「もう探検隊はなくなったのか」と心配していたら、春の特番時期に満を持して帰ってきた。しかもスイスペではなくドスペで。今の探検隊の主な視聴者層はおそらく30代〜40代だと思われるので、その人達がゆっくり見られる土曜に放映したのだろう。もう今の大学生だと川口浩は知らないからね。
 今回は「ミャンマーに生息する伝説の野人・ナトゥー」を追っていた。相変わらずいろいろとツッコミどころは多いのだが、すごかったのが、

「100万年前と同じ気候であるヒマラヤに、野人が生息していたとしてもおかしくはない」

というナレーションである。

いいのか、そんなこと言い切って!?

 まあ、これが探検隊なんだけど。
 先に結論を言っておくと、当然のことながらナトゥーは捕まらなかった。捕まるわけないだろう、探検隊なのに。あのあたりにいた生物はやっぱり熊だと思う(笑)


 実は今回一番印象に残ったのは、藤岡弘、の意外な衰えであった。弘ももう還暦なので、若い頃のようには行かないのが当然といえば当然なのだが、私達の中にある藤岡弘、には、とかとかとか退という言葉はなかったはずだ。万が一弘が衰えることがあっても、それはもっともっと遠い話だと思っていた。
 今までの探検隊シリーズにしても、体力はあるけど経験値や気合いが足りない若い隊員達を、百戦錬磨の(ように見える)弘が叱咤しながら率いていた。しかし、今回は、隊員達の成長ぶりの目覚ましさのせいもあってか、弘のオーラが小さくなった感じがした。
 もう少し具体的に見ていく。今回、松田隊員が新たに探検隊に加わった。新入りのはずなのに、古参の隊員が松田隊員に対しては「さん」付けだった。しかも、重要な洞窟の探索やナトゥーをとらえる罠の制作も、弘のいる本体と離れて、数名の隊員を率いて行っていた。なぜ新入りのこの人が偉いのかわからんままに見ていたら、最後の最後に「副隊長」という肩書きが出てきた。副隊長なんて今までなかったはずなのに。弘のサポートをする人間が必要になったということか? ちなみに松田隊員、かなりの腕力らしく、怪我をしたガイドを背負って山道を普通に登っていた。
 

 また、かなり険しい山道を重い荷物を背負って歩いていた時のこと、先頭を歩いていた弘が隊員達にこう言った。

「こういう険しい山だから、個人個人のペースで登れ。オレは後からゆっくり行く

もう若いものには敵わないということか。

 弘は相変わらず強がっているが、私はこの映像を見て本当にショックを受けたよ。還暦近い人が重い荷物背負ってヒマラヤを登っているのはすごいが、このシリーズは本当に次もあるのだろうか。できれば、あと2年くらいは頑張って欲しいのに。

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2005.03.02

R-1ぐらんぷり2005(2月19日)

 インフルエンザの治りかけ状態で見てしまったR-1ぐらんぷり。初めてちゃんと見ました。1回目グランプリはだいたひかる、2回目は浅越ゴエ(今はなぜかザ・プラン9)と、M-1に比べると、グランプリになったからといってどうなるというわけでも感が漂います。だいたひかるは別にこれに出たから売れたわけではないし、浅越ゴエはピン芸人なの?(笑) 賞金も今までは100万円とM-1に比べると少ないので、今年から500万に上げたとか。多分、若手じゃなくてもいいというのが微妙な感じがする原因か。今回優勝したほっしゃん。も芸歴15年(チュッパチャプスって久しぶりに聞いたわ。相方の宮川さんは東京の新喜劇に出てますね)だったし。一応感想を。
 
・長州小力
 「今更長州と言われても」というのと、長州の真似はくりぃむ有田の方が面白いのが致命的(笑)
・ネゴシックス
 結構面白いと思ったけどな。くだらなくて(←いい意味で)。
・あべこうじ
 この日は本調子ではなかったか? 声の幅がいつもより狭かったような。でもあべちゃんは割と好きです。うざくて。
・友近
 「はぐるまソーセージ」のネタを見るのは2回目だったのですが、やっとあのネタの面白さが分かった。こういう舞台であのようなネタを持ってくるのはどういう意図だったんだろう? 完成度は高いけど、爆発力がないので。「極妻」とか「クラブのママ」の方が好き。
・ヒロシ
 新ネタなのは評価できる。伊東四朗のコメントに激しく同意。
・ほっしゃん。
 ちょっとくどいくらい畳み掛けるのが面白かった。やっぱり気合勝ち? 苦労してそうだし。
・中山功太
 月亭八方はあのネタを分かってなかったと思われ。
・井上マー
 あのネタいつまで続くんだろうか。尾崎も遠くなりにけり。

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2005.02.14

水戸黄門に萌えは必要なのか?


 この間、ものすごく久しぶりに「水戸黄門」を見た。「見た」といっても、見始めたのは8時40分頃からで、いわゆる「立ち回り→印籠」タイムだけである。今の「水戸黄門」の黄門様は里見浩太朗で、助さん格さんのキャストも最近替わったことは知っていた。その日のあらすじは、「格さんが大事な印籠を落としたせいで印籠が悪人の手に渡り、一行大ピンチ。しかし協力によって事無きを得る」というものだった。この手の時代劇は、最後の15分見れば大体のあらすじが分かるようになっている。
 今の助さんも格さんも若い役者のせいかどうも弱そう。格さんは、一応素手で相手を倒していたが、「ホントかよ」と思ってしまう。指をポキポキしながら敵を倒していた伊吹吾郎のイメージが強いせいか? 吾郎の拳は固くて痛そうだ。更に、今の助さん。

肩のあたりを少し切られたり、目の下に青痣作ってるんですけど。

 弱いぞ、助さん! そんなんでいいのか!
 この一行の中で一番強そうなのは、やっぱり黄門様だ。それか由美かおる。助さんって剣の達人じゃなかったっけか?
 助さんの後ろから敵が斬りかかる。危うし、助さん! と思っていたら、やっぱり誰かが窮地を救うのだが、その救った人間を見て私は驚愕した。


格さんだった。

 今までなら、弥七がさりげなく風車を飛ばしたり、飛猿がそれとなく敵を殴り倒したりしていたはずだ。大体において助さんと格さんはライバル同士なので、意地の張り合いこそあれ、こういうシーンはなかったと思う。しかし。

 さりげなく助さんの窮地を救う格さん。救ってくれた格さんに驚愕しつつもじっと見つめる助さん。
 その後、「控えい、控えーい!」と声を張り上げつつ印籠を悪人に見せつける格さんを見守る助さん。

いつの間に「水戸黄門」は腐女子対象のドラマになったですか。

 「水戸黄門」に萌えの要素を入れてどうする? というか、腐女子の皆さんは、そもそも「水戸黄門」見てるのか? これじゃ助さんは受(略) 
 いや、今までの俳優さんに比べてずいぶん若いので(原田竜二って実はそんなに若くないけど)、今回のシリーズでは「若い侍の成長物語」の側面も描こうとしているのかもしれない。その中で、切磋琢磨や男同士の熱い友情もあるという。しかし、今回がたまたまそうなのか分からないけど、友情の意味を曲解する方々もいそうである。まあ、今後を考えると視聴者層は拡大した方がいいけど。
 それにしても、昔は里見浩太朗も助さんだったのになあ。そのせいかちょっと不自然に見えた。

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2005.02.02

「ゲゲゲの鬼太郎」映画化

 最近のアニメの実写化ブームの流れに乗ってか、「ゲゲゲの鬼太郎」が実写で映画化されることになったらしい。「らしい」というのは、まだキャストが全然決まってなくて企画しかないから。実は、この「ゲゲゲの鬼太郎」、前にも実写化されたことがある。結構有名な話だけど、1985年の月曜ドラマランドで実写化されている。その時の主なキャストは、砂かけばばあに由利徹、ねずみおとこに竹中直人だった。テレビにしては、結構濃い。また、1987年にもVシネになっていて、その時は水木先生も出演なさったらしい(詳しくはここ参照。共通しているのが、キャストがやたら濃いこと。その当時よりは特撮技術はあがっていると思うけど、それだけのキャストが揃うのかが心配である。

 実は、この話は職場の人から聞いた。
「松竹が『ゲゲゲの鬼太郎』映画化するらしいですよ」
と。その時最初に思ったのは、なぜか

「アメザリの柳原が目玉の親父の声だったらやだなあ。」

いくら松竹(アメリカザリガニは松竹所属)だからってそれは流石にないだろうに。とすると、鬼太郎は平井か(笑) 

「(柳原の声で)オイ! 鬼太郎!! 今日はええ天気やなあ」
「……父さん、関西弁はやめて下さい」

親父、うるさい。でもちょっと面白いと自分でも思った。

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2005.01.06

M−1グランプリ(12月26日)

 今更のように去年暮れに行われたM−1の感想をば。実は、今回は全部ちゃんと見ていない。翌日重要な研究発表会だったので。といっても、敗者復活で麒麟が上がってきた時点で、最後の方は結構見てしまったけど。お陰様で、翌日撃沈ですわ。

・審査員について
 やはり、紳助、松本の不在は大きかったような。大竹まこと、ラサール石井ら、割と保守的な(新しい笑いを評価するよりも、安定した力やキャラを評価するような)審査員が多かったことが微妙に順位に反映していると思う。その意味で笑い飯、運がなかったな(といっても、あの「人さし指」のネタはちょっとかったるいのでやめた方が良かった。実は前にも「漫服」で見たのだが、PCエンジンとか一部の年代にしかわからんネタはやめた方がいい)。出演者も審査員も関東優位だったし。
・アンタッチャブルについて
 あんなにいいチャブは久しぶりに見た。柴田のツッコミが決まってたしな。あと、他の組で持ち味を出し切ったところが少なかったのも彼らに有利に働いたように見える。
・南海キャンディーズについて
 過大評価されすぎて、つぶれませんように。
・東京ダイナマイトについて
 ハチミツ、緊張の余り笑ってないし(笑) アドリブの方がずっと面白かったぞ。
・全般的なことについて
 最初からそうなのかもしれないが、事務所が売り出したいコンビをうまく売り出す番組として定着してきたと思う。オンバトと比べると、本当にすごい番組だと思う。その代わり、予定調和な感じがしてくるというリスクはあるな。あと、敗者復活で上がってきたコンビが最終決勝に残るのがあまり続くと、一体何のための準決勝だったのかということになりはしないか。というか、準決勝って誰が審査してるの? 客入れてるけど、客じゃないんだよね。

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2004.11.30

M-1グランプリ2004

 今年のM-1グランプリの決勝進出者が昨日発表された。

No.898 東京ダイナマイト(オフィス北野)
No.2560 アンタッチャブル(人力舎)
No.2584 タカアンドトシ(吉本興業 東京)
No.2585 千鳥(吉本興業 大阪)
No.2591 トータルテンボス(吉本興業 東京)
No.2598 南海キャンディーズ(吉本興業 大阪)
No.2604 POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
No.2617 笑い飯(吉本興業 大阪)

 まあ、なんと言うか、

事務所の駆け引きが見えるような選択ですな。

 元々、吉本のイベントではあるんだが、よりにもよってPGBって。この人たち、何度見ても何一つ面白くないのですが。うっかり松っちゃんが「面白い」と褒めちゃって売れるとかありませんように(松っちゃんって最近、「芸能人のランク付け」の役割を果たしているところがある。島田紳介然り志村けん然り。この話は長くなるので、今日はこの辺で)。
 スピワとか麒麟とかは外れたらしい。スピワに関しては、普通に出ても優勝できなさそうだから別にいいや。というか、去年見ていて「もう1個ネタができれば」みたいなコメントをしていた潤さんにちょっとガッカリしたし(そんなこと言う前に違うネタやっとけと思った)。どうせなら、2年前みたいに敗者復活であがってきて、守りに入らない状態でやってほしいな。
 優勝争いは、やっぱり笑い飯とアンタッチャブル中心でしょうな。タカアンドトシも安定しているので、順位を上げてくると思われ。ただ、アンタッチャブルって去年のM-1以来、何となく「自分達の型」にこだわりすぎているように見える。そのせいで、時々空回りしているような感じがする。
 ちなみに、私の今年の注目は、何といっても東京ダイナマイト! あの独特の間合いといい、微妙なやり取りといい、いつ見ても面白い!! もっと見たいので売れて欲しい。

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2004.11.01

西部警察スペシャル

 昨日(10月31日)、放送延期になっていた西部警察がとうとう放映された。前にこのエントリにも書いた通り、私には気になっている点が1つあった。それは、

渡哲也の役の設定はどうなっているのか?

ということである。昔、「西部警察PART3」最終回スペシャルにて大門は壮絶な殉職をしたはずなのである。今回、渡哲也は勿論出ているが、一体どうなっておるのか、それを確認すべく、早速放送を見てみた。
 結論から言うと

殉職はなかったことになっている

ようである。そんな……。大門の妹(古手川祐子が演じていた)も出ていないので、「ちょっと設定をずらした?」とも思ったのだが、石原プロとしてはあくまでも前回の続きで押し通したいみたいである。なお、死んだことになっているのは、小暮課長。小暮課長、別にドラマの中では死んでないのだが、当たり前のように遺影になっていた。そんなんありか?と思ってはいけない。それが石原プロだ。
 今回のシリーズでは、大門は一線を退き、軍団を率いているのは鳩村である。昔はチンピラみたいだった館ひろしも偉くなったものだ。しかし、昔は何とも思わなかったが「団長」というのは正式名称なのだろうか? 「大門軍団」というのは、警察内で正式に通用する名前ではなく、あくまでも通称だと思い込んでいたのだけど、課長が鳩村に対して「団長」って呼びかけてるんだ。つい、

団長の安田です!」(安田大サーカス)

を連想したのだが、私だけか? 

 一応、ニューヨークロケとかやってるが、

とても21世紀に撮られた映像とは思えない。

 80年代か。「藤岡探検隊」といい、「西部警察」といい、テレビ朝日は昭和に戻りたいのか? 高橋恵子がいるバーの風景も「土曜ワイド」みたいだった。しかし何より問題なのは、国際テロ組織の首謀が

神田正輝

だったこと。最近のいろいろなニュースのせいで、テロの恐ろしさや残虐さが日本人にも身近なものになりつつあるこのご時世に、「テロ組織の首謀=神田正輝」って。ラーメン刑事のくせに。テロをなめてるのか? どうせなら大杉漣と入れ替えたらどうかと思うが、多分これから大杉漣の役が重要になるのかもしれないからそれは無理なのか。それならいっそ、石橋蓮司でどうでしょうか? 多分問答無用で、本当に怖いですよ。
 また、「21世紀の裕次郎」も誰だかわからなかった(あのオーディションで取ったような俳優が複数出ていた。見分けあまりつかず)。みんなセリフ回しとかたたずまいが似てるんだ。どれも将来使いにくそうだなあ。大丈夫か?

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2004.10.01

京極夏彦 「姑獲鳥の夏」

 京極夏彦に出会ったのは、大学4年の春だった。実際にウブメを買ったのはそれより何ヶ月か前だったが、あまりの厚さに(といってもそれは序の口だったことを後で知るのだが)放置し、春休みになってやっと本を開いた。…それから、本を読み終わるまで、私は外界で起こったことをまったく覚えていない。終わりに近づくにつれてゆらいでいく重力を感じたことを今でも強く覚えている。いまだに「中禅寺シリーズ」でもっとも好きな作品である。

 そのウブメがなんと映画化されることになった。絶対あれは無理だと思ったのに。あの内容を再現するのはお金がかかりすぎるというのもあるが、キャストがとても難しい。俳優さんの誰がやっても「あれは違う」となりそうだから。そして、そのキャストを聞いて、私は吹っ飛んだ。

中禅寺が堤真一て(泣)

 ここに写真載ってるけど、こんなの中禅寺じゃない! なんだその紫の着物は。せめて紺にしてくれ。なんだその着物の下の大胸筋は。中禅寺はそんなにガタイは良くないぞ。
 誤解しないで欲しいのだが、私は堤は嫌いではない、というかむしろ大好きである。職場のオジサン3名と堤真一をトレードできるもんなら今すぐして欲しい。何でも言うこと聞くから。毎日喜んで通勤するよ。実際に堤がいたら、鼻血が出そうだけど。
 私だけかと思ったら、私の周りの「京極も堤も好きな人達」も憤っていた。多分、両方好き過ぎるからイメージが重ならなくて逆に駄目なんだと思う。中禅寺はトヨエツの方がいいよ。
 そして木場がなぜ宮迫? ぐっさんの方がいいのに。永瀬正敏の関口は意外といけるかもしれないし、阿部寛の榎木津と田中麗奈の敦子はナイスキャスティングなんだけどなあ。

 この映画、一応シリーズ化を考えているらしい。ということは次は「魍魎」なんだが、あれ本当にできるの? R指定されるよね、多分。次のキャスティング予想(というか希望)は以下の通り。
 
 加奈子…鈴木杏(箱に入っても可愛いと思われ)
 頼子…石原さとみ(自意識過剰すぎる感じを出せそうなので)
 久保峻公…堺雅人(ちょっと違うか?)
 鳥口…阿部サダヲ(←熱烈希望)

 更に希望は、いさま屋…松尾スズキ。妄想が過ぎるか。でも、こんなに文句言っててもきっと見に行っちゃって、挙句DVD買うと思う。

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2004.09.10

笑いの金メダル

 実は,「笑いの金メダル」という番組を先週初めて見た。普段だと仕事から帰ってきて夕食作って食べて片づけて…とやっているとゆうに10時を回ってしまうからである。食事の時はテレビをつけないので。たまたま仕事が早く終わったとか休みだったとかで見られる日に限って,好きな芸人さんが出てなかったりして,ずるずると見逃してきたのだ。しかし先週は早く仕事が終わり,スピワも出るということで見ることにした。ところで,テレビ欄にスピードワゴンのことをスピワゴと書いてあったのだけど,キビナゴみたいだからやめて欲しい。スピワかSPWで頼む。
 ちなみに先週のスピワは小沢さんなんか疲れてるみたいで,ボケがちょっと調子が悪い感じがした。そのせいで,「あたしそれ認めないっす!」がいつもより弱かったような。ネタは悪くないと思うんだけどね。潤さんの「最後の1個だ,大事にしとけよ!」は良かったけど。といってもちょっと前のスピードワゴンを考えたらずいぶんレベルが高くなった。本当に(泣) 小沢さんは,花をポケットに入れているのは面白かった。あと,ビッキーズが出てたのが嬉しかった。
 それにしても,くりぃむしちゅ〜は若手芸人を仕切れるくらい偉くなってしまったのだな。5年前は邪悪なお兄さんだったのに。ヒロシが1コーナー仕切ってるとか劇団ひとりは何もネタやらないけどなぜかいるとか清水章吾がレギュラーになっているとか不思議な番組ですな。

 今日,明日からの関西出張(また関西だ)の準備をしながら見ていたら,「東京ダイナマイト」が出ていた。この人達,結構好き。ツッコミの方の微妙な笑い方とか,ボケの方の変な表情とか,妙な間とか,構成の変さ加減とか,つい笑ってしまう。もっと見たい。


 ということで,明日から大阪です。一応仕事のはずですが,合間になんばグランド花月に行ってきます。

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藤岡弘、探検隊が行く

 (一応,スイスぺ風に以下の文章を読んで下さい。)

 ヌルいバラエティがはびこる昨今、あの番組が帰ってきた! その名は藤岡弘、探検隊である。蛇足であるが,藤岡弘の正式な芸名は「藤岡弘、」である。あの川口浩探検隊の精神を受け継ぐ番組となっている。
 藤岡探検隊シリーズの初回を見た時の衝撃はいまだに忘れられない。本放送の時は仕事で見られなかったので、わが家は再放送で勝負を挑むことにした。番組を見始めたその時だった!
 人の叫び声。その声の方に向かう探検隊。なんと、探検隊の若い衆が大蛇に巻かれていた!

我々はもう、大爆笑である。

 我々が見ているものはもはやアマゾンではない。

失われてしまった80年代の風景である。

 それはアマゾンやアフリカよりもずっと遠い風景である。藤岡弘、探検隊は,我々に失われてしまった昭和を思い起こさせるために現れたのだ! 何のためにだかはわからないが、地球上にはまだ謎がたくさんあるらしいので、そのままにしておく。


 今回は「アマゾンの未確認生物・イプピアーラを追う」ということで、探検隊はアマゾンに向かった。最初は「吸血コウモリから村を守る」のがテーマだったが、いつの間にそれはうやむやになっている。が細かいことにいちいち突っ込んではいられない。
 相変わらずアナコンダに巻かれ、ピラニアに噛まれ、底なし沼にはまる若い隊員達。全員、何故か特撮志望崩れに見えるが、それは私の思い込みかもしれない。川口探検隊と同じテイストで番組は進む。そして、テンション高く隊員達を叱咤し、未確認生物が潜む(らしい)池に果敢に飛び込む藤岡弘、隊長。御年58歳。あと2年で還暦である。イプピアーラよりも藤岡隊長の方が調査しがいがあると思うがそれは言ってはならない。
 そして、エンディングテーマの始まりとともに,「ああやっぱり」という感慨がどこからともなく沸いてくる。実はイプピアーラってワニじゃないの? というツッコミは探検隊の前には無用だ。これでいいのだ。


 ちなみに、探検隊のウェブページはここである。アクセスした途端、隊長から、
「気を引き締めていこう!」
と、物見遊山気分でここを訪れようという不心得な輩に喝を入れられる。インターネットもアマゾンと同じく、油断はならない。ぜひこのページを見て、探検隊の神髄に触れてもらいたい。この番組が終わってしまうという悲しい噂があるようだが、これからもテレビ朝日は年に2回は必ず探検隊を放映して欲しい。

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2004.07.10

刑事(デカ)の名前

 10年以上前に、「太陽にほえろ!」がもし続いていたら、という話を友達としたことがある(どういう話だ)。例えば、どんな新人刑事が現れるか? その刑事の名前は? というようなことだ。その時、意見が一致したのが、トヨエツは絶対に出る。今のトヨエツじゃなく、「ナイトヘッド」とかやっていた当時のトヨエツである。名前は

ナイーブ刑事

 事件のたびに、傷ついた被害者に触れ、そして訳ありの加害者の複雑な事情に触れ、悩み傷つくナイーブ。その度に、長さんやトシさんは「気にするな、よくあることだ」と励まし続ける。そして、ナイーブの最終回は、

心を閉ざしていた容疑者の娘と捜査中に淡い関係になり、容疑者を説得しかけるが、共犯者に撃たれ殉職

か、

容疑者の息子(まだ幼稚園くらい)と「お父さんを連れてくるよ」と約束をするが、やむを得ない事情で容疑者が死亡。約束を守れなかった自分を悔やみ、辞職

のどちらかに違いない。それにしても妄想が過ぎる。あと、前者の方は「共犯者が容疑者を撃ち、刑事は共犯者を逮捕する」だったら、完全に特捜である。


 昔は、刑事ドラマは「若手俳優の登竜門」という意味合いが強かった。岡本富士太のようになぜか「ずっと若手刑事」でいた人もいるが、「ほえろ!」からは萩原健一、松田優作といった俳優が輩出されている。あの江口洋介もデビューは刑事ドラマだった。有望な若手がベテランと共演することで自分を磨いていくということだったんだろう。今も「はぐれ刑事」はその役割を担っている。しかし、「はぐれ刑事」しかないというのが問題で、そのせいでケイン・コスギも「はぐれ刑事」に出ることになってしまった。
 本当はケインは石原プロの方に出るべき人なのに。名前はおそらくマッスル刑事。唯一無二のネーミング! 無駄に走ってくれそうだ。きっと派手な殉職をしてくれることだろう。
 という話をとある人にしたら、

「カタコト刑事」

というのはどうかと言われた。テレビでは絶対に使えそうにない。きっと最後は、

周りの刑事の日本語が理解できず突進し、殉死

に違いない。ダメだこりゃ。

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2004.06.28

輪転機と「ハングマン」

 このような記事を見て、引き金をひかずにおられるか。刑事ブログさんのエントリ「今はもう見ない“輪転機に新聞の見出し”という表現手法」と外野交響曲さんのエントリ「ドラマの中での大ニュース=「輪転機に見出し」というイメージはいつから使われなくなったんだろうか?」にまとめてトラックバックを撃つ! 撃つ! どーん!!


 外野交響曲さんは、どちらにお住まいなんだろう? 「特捜最前線」が再放送されているとは本当にうらやましい話だ。関東では「西部警察」は何度も放映するが、「特捜」は全く放映されない。こんな世の中だからこそ、「犯罪の無益性・無情さ」を骨の髄まで痛感させる特捜を! ……取り乱しました(←ダチョウ上島風に)。先に行こう。
 私も、「輪転機表現」(昔の刑事ドラマでよくあった、「輪転機が回っている映像をバックにして、新聞の見出しがズームで表示される」という表現)が今ないのは、外野交響曲さんのおっしゃる通り、「ニュース=新聞」という図式がなくなったせいだと思う。今やニュースは、テレビかインターネットで知ることが多いと思う。夕刊さえなくなろうというこのご時世、新聞で昨日の大ニュースを初めて知るというのは殆どない。
 また、「安直」というのも当てはまるだろう。この「輪転機表現」を多用していた番組として私が最初に思い出すのは、「ハングマン」シリーズだ。しかも、山本陽子が「私はパピヨン」とか言っていたシリーズ。なんだか情けないな。毎回山本陽子らハングマンが悪人にお仕置きした後で、必ず輪転機が回る背景に悪人どもの所業が書かれた見出しがズームアップされる。その後、山本陽子の夫役の秋野太作が台所で新聞を読みながら「ふーん、ずいぶん大変な事件だったなあ」とか言っているわけである。
 しかし、よく考えたら新聞の1面と社会面に同時に載るような事件というのはよっぽどの大事件である。ハングマンでお仕置きされる悪人が毎回そんな大事件を起こすような奴らだったかというと、そんなことは全くなかった。ショボい悪人も結構いた。当時小学生だった私でさえ、「このくらいの犯罪で、1面には載らないよ」と時々思ったくらいなのだ。ま、「仮面ライダー」でも世界征服を目指すショッカーが幼稚園のバスを乗っ取るという小さなことをコツコツしていた時代だから仕方がないか。テレ朝の「ハングマン」や「必殺」シリーズはお約束によって成り立っていた番組だったが、「お約束=マンネリ」となった時点で両方とも消えてしまった。それとともに輪転機表現もなくなってしまったのではないかと思う。


 昔の刑事ドラマに見られる懐かしい風景といえば、

ダイナマイトやニトロを持って走り回っている犯人の図

である。昭和40年代のドラマなんてダイナマイトかニトロばっかりだ。ニトロってなんだよ。心臓の薬か。あと、犯人の情婦のト○コ嬢(今は伏せ字になっている)。公衆電話のベルが鳴って、誘拐犯からの指示があるというのも携帯電話が普及し、公衆電話が少なくなっている現代では成立しにくいですね。

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2004.06.25

ぼくらはみんなハゲている

(コミヤマさんが「ハゲ♪」とか「ヅラー!」とか口走りませんように。)


 今朝の日刊スポーツコムにこんな記事が載っていた。何日かしたら記事内容がリンク切れになると思われるので、本文を引用しておく。

スタッフ全員ハゲ!フジが異色番組放送

 「ハゲのハゲによるハゲのための哀愁ドキュメンタリー」と銘打った異色番組が、フジテレビ「NONFIX」で放送されることが24日、分かった。男性の自然脱毛をテーマに、タイトルはずばり「ぼくらはみんなハゲている」(7月1日深夜2時35分)。男性スタッフはすべてハゲているか薄毛、女性スタッフもすべて円形脱毛症経験者とあえて“オール薄毛スタッフ”をそろえ、なかなか公に論じることができない現代のハゲ問題の核心に迫ったという。

 「あなた少し薄くなったわね」。異色ドキュメンタリーのきっかけは、フジテレビのある社員が妻から投げかけられた一言だった。その社員が、薄毛の藤田慎一ディレクター(30)に番組制作を提案。普段自分の現実から目をそむけていた藤田氏は反発したが、周囲に外堀を埋められ、男性の自然脱毛問題に向き合ったという。

 どうせやるならと、スタッフは全員薄毛かハゲの人を集めた。藤田氏は自称「MO型(ひたいがM字に後退、頭頂部が薄い)」。ある女性アシスタントディレクターは円形脱毛経験者で、ヘルメットを手放せない時期があった。

 これまでテレビ番組では正面から取り組みにくかった“タブー的”テーマ。スタッフはハゲは治るのか、ハゲをめぐる悲劇や苦悩、どう向き合えばいいのかなど、さまざまな角度からアプローチしたが、取材は難航した。円形脱毛経験者の女性ディレクター竹村香氏(41)は「道を歩いている人にハゲだからといって話を聞くのは失礼だし、悩んでいる人ほど話したがらない」とジレンマを振り返る。周囲にかつらであることをカミングアウト(告白)する瞬間を撮影しようとして、最終的にだめになったこともあるという。逆に「あなたたちスタッフがハゲだから話そう」という協力例もあった。

 結局、十数人の取材に成功した。毛髪専門医療機関の医師、人工毛植毛手術と自毛移植手術を受けた男性、モテなかったことで体得した口説きテクニックで生計を立てる男性、カツラ・カミングアウトクラブを結成した男性らを紹介しながら、フサフサの人には想像もつかない世界や問題点などを浮き彫りにする。

 竹村氏は「あらためて日本の社会はハゲに冷たいと思った」。藤田氏は「人口に対するハゲ率は年々増加しており、今や4人に1人は悩んでいるといわれます。なぜ神はハゲをつくりたもうたのか。全国の悩める人にささげ、ともに考える番組をつくりたかった」と訴えている。

 
 こんな記事に目が行ってしまって、しかもわざわざ引用してエントリを書いてしまう自分が憎い。


 何度も言っているが、別に私はハゲもカツラもバカにはしていない。いや正直に言うと、ハゲは別に何とも思わないが、どうしてもカツラには目がいってしまう。ストレスによる円形脱毛症や火傷といった事態でやむを得ずカツラをかぶっている人達、遺伝と年齢のせいでそうなってしまった人達には申し訳ないと思う。でも、後者の方はもう仕方ないじゃないかとどうしても思ってしまうが。
 なぜ神はハゲをつくりたもうたのか。種の存続のためには、「多様性」が必要であるとよく言われている。例えば、寒さに強いものと暑さに強いものがいれば、もし地球の気温に大きな変動が起きた場合でも、どちらかは生き残るであろう。ノッポもいればチビもいる、デブもいればヤセもいるのは、多様性を保証するためである、とも考えられる。そして、フサフサもいればハゲもいる。おそらくハゲも種の多様性を保つために存在しているのだ。
 何のためにだかと言われそうだな。ほら、毛と男性ホルモン量って関係するらしいじゃないですか。男性ホルモンが多い人も少ない人も人類にとって必要なんですよ!!
 ということで、この番組見たいんだけど、「超深夜」というのが困るところ。社会人見られないよ!

 カツラで思い出したが、

スマイリーキクチヨン様カツラが韓国で流行っているのは本当に本当なんですか?

 もしかすると日本でも流行るんだろうか。
 

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2004.06.03

大江戸捜査網

 実は携帯電話を買う前に、「着メロはこれにしよう!」と強く決めていたものがありました。それは、

大江戸捜査網テーマ曲。

なんかケータイ向きな感じがしませんか? 「鬼平」だと一流だけど、「大江戸捜査網」ってどこかB級で、そのB級さ加減がケータイにぴったりな感じがします。あの曲聴くと「急がなくては!」な気分になるせいもあるけど。しかし実際はなぜかCOOL DRIVEのサイトからダウンロードした曲にしてしまったのですよ。
 
 
 しかし、昨日とうとうやったですよ。大江戸捜査網。エンドレスでテーマ曲が鳴り続けます。といっても普段は殆ど電源を切っているし(←意味がない)電源を入れていてもマナーモードなので、着メロ聴く機会が殆どないのですが。


 
 「大江戸捜査網」は、結構長い間メンバーを変えつつ放映されていて、しかも結構豪華メンバーが出ているのにも関わらず、なぜかB級です。おそらくテレ東だからでしょう。しかも関東では超深夜に繰り返し再放送されていて、学校や会社に通う人は殆ど見られないのです。でも、時々なぜか

「大江戸捜査網」と「テレコンワールド」を見ているうちに朝になる生活

を送っている人がいたりして、でもそれってどう考えてもあなた普通じゃないですから、残念!  「大江戸~」の初期の杉良太郎や里見浩太郎が出てくるシリーズは、私にとってはもはや深夜番組です。そもそも、なぜこの番組は深夜に再放送するのでしょう? 「新吾捕物帳」なんかは昼にやってるのにね。「闇を駆ける隠密同心」のイメージが強いからか? あと、瑳川哲郎ファン、意外と多し。

蛇足:CSの「時代劇チャンネル」でいつも気になっている映画があります。その名は、

「日蓮と蒙古大襲来」

ものすごくインチキ臭い題名。日蓮が蒙古の襲来を折伏によって防いだってか? と話を勝手に想像していたのだが、

本当にその通りの映画らしい(;´д`)。

あらすじはここに書いてある通り。長谷川一夫じゃなきゃ単なるバカ映画じゃないかと思うんだけど。

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2004.05.25

Gメン’75

 トラックバック、反撃!

 前に書いた「特捜最前線」のエントリが刑事ブログさんにトラックバックされました。正直言って、めちゃめちゃ嬉しいです。同好の士(多分)によるトラバ、大歓迎!

 ということで、こちらは刑事ブログさんのまあ良心的なGメン’75 のDVD-BOXという記事にトラックバックを撃つ!


 G'メン、多分生まれて初めてはまった刑事ドラマではないかと思います。私は74年生まれなもので、さすがに'75はリアルタイムでは無理で、再放送でした。幼稚園から帰ると毎日再放送を見てました。どういう幼稚園児だ。'80と'83はたぶんリアルで見てたような。土曜の9時だったので、親もゆるかったんだな。といってもちゃんと覚えているのは、

横一列のオープニング
怪しい会議室
原田大二郎殉職