122 posts categorized "ウェブログ・ココログ関連"

2008.05.14

相対化していることは別に中立でも,ましてや頭が良いわけでもない。

 pokoponのお兄さんが,最近ネットでちょっと話題の「水からの伝言」騒動でいろいろな方と対話している。もはや,争点は「水からの伝言」そのものじゃないんだけど。「水からの伝言」という話を知らない方に少し説明しておくと,水に「ありがとう」などの「よい言葉」をかけると美しい結晶ができるんだけど,「ばかやろう」などの「悪い言葉」をかけると汚い結晶ができるというものだ。それだけならちょっとした笑い話なんだけど,「だから人にもいい言葉をかけましょうね」という道徳の教材に使われたことで話題になった。
 こんな話をまともに批判してもしょうがないと思うんだけど,この話は科学的に妥当な事実ではないし,科学的に妥当な理論も存在しないし,まして,「美しい結晶ができる→だから人にも」という論理展開もイミフメである。しかし,このような話を真に受ける人をここで長々と批判する気はない。ネット上でも書籍でも批判は出尽くされているし,私の飯のタネの1つだからである。
 更に,最初の騒動(詳しいことは玄倉川さんのエントリにまとめられている)の時点では,この話は「科学をどう思うか」についての論争が「共感文化圏と議論文化圏との衝突」になってしまった例だと考えていた。今もそう思う。で,当ブログでは共感文化圏と議論と転載とというエントリを既に書いている。元はYahoo!ブログの「転載機能」についての考察だが,この騒動にも当てはまるのではないか。読むのがかったるい人は,下に一部引用しておいた。

 共感文化の人は,こういう議論の仕方は「自分の否定」に見えるのかもしれない。なので,「自分の気持ち」を分かってもらうべく,「相手が自分を否定した(必ずしもそういうわけではないんだけど)ことへの非難を表明すべく」,言葉を尽くして「議論」する。

 しかし,この騒動はまだなぜかくすぶっている。共感文化が相変わらず関係しているのは間違いないのだが,どうも前よりも面倒になっている気がする。
 この騒動の過程でpokoponのお兄さんがこんなエントリを書いた。論争があると必ず「中立」を気取る人がいるけど,例えば,進化論と創造論の「中立」ってないだろう,2つの話は全く位相が違うのだから,その位相の違いを無視して「中立」って言ってるのって恥ずかしいっすね,という内容だ。
 で,このエントリを読んで思ったのだが,前の騒動と違って,「私は中立ですが……」とか「私は○○の味方ではないのですが,少し折り合えないものでしょうか」みたいな人が目立つのだ。


 なぜ「中立」なのだろう。中立とは,どちらの味方でもなく敵でもないということだ。この論争に限らず,何か論争があると「Aはここが問題があるし,B はここが問題。だからどっちもどっちだよね」と中立を気取る人が必ず現れる。もしかすると,「中立=頭いいオレ」ってことなのか。確かに論争をしていると,どちらにも何かしら問題点はある。「オレはその問題点に気が付いたぜ。そんな問題があるから両方に味方しないオレってカッコイイ!」ってことなのか。
 この推測はあまり合っていて欲しくないのだが,一応言っとく。A説に賛成である,あるいはB説に賛成であるからといって,自分の論に欠点があることに気が付いていないわけではない。科学的論争においては,必ずA説とB説の相対化が求められる。A説もB説も説明出来ること,A説が説明出来てB説が説明出来ないこと,逆にB説が説明出来てA説が説明出来ないこと,A説もA説も今のところ説明出来ないことというのを把握する必要がある。その上で,「今までA説で説明出来なかったことが説明出来るように,A説を改良する(A'説)」といった作業をする。まあ,確かにネットでは自説の欠点に目を向けない人もいなくはないんだけど,知的誠実さには欠けるだろう。
 で,もしA説でもB説でも問題があってどちらも自分は取れない場合は,どうするか。AとBを止揚させたC説を作るとか,全く新しいD説を作るなどする。そこまで出来なくとも,対立する説を止揚するための方向性を示すなどする。中立なんて絶対に言わない。C説
もD説も,A説やB説に対して,もはや中立ではないだろう。本当はそこまでしないと頭が良いとは言わない。


 あと,やたらと「折り合え」とかいう人がいる。折り合えと言ってる割には,片方だけに「お前が頭下げれば解決するんだ」と言っている風に見えるんだが,そんなことはどうでもいい。でも,例えば「天動説」と「地動説」のようなものに対しては,何を折り合えばいいのだろう? あと「折り合え」と言っているのであれば,何をどのように折り合うのか提案すればいいと思うが,それはしない。
 「折り合い好き」というのは,「いい人だと思われたい病」としか思えない。「ほら,これはあんたが全面的に悪いんやから頭下げるんやで! でも,あんたもなあ,ちょっと言い方っちゅうものがあるやろ,気いつけや」みたいな世話焼きオバサンになりたいのだろうか。それなら最後まで世話焼けばいいのに。両方に「うっせ,クソババア!」と言われるの覚悟で。でも,それはしない。


 私は「中立」だの「折り合いましょうよ」とか綺麗事を言う人が嫌いだ。自分の頭の悪さをごまかし,いい人だと思われたくって,でも自分では何もしたくはない狡さを感じるからだ。何も意見がないなら,何も言わなきゃいいのに。あと,「共感文化=体験主義,議論文化=経験主義」という仮説も思いついたが,書くかどうかは分からない。「宗家もいいけど,議論もね!」とかコメントやはてブに書いて下さったら書くかもしれないけど,時間かかりそうなんで。

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2008.04.25

40万アクセス突破!

 ソウケケ歌謡ショーの報告の途中ですが,ニュースです。「日々カタログ。」は4月24日に40万アクセスを突破しました。みなさん,本当にありがとうございます。特にソウケ(笑) 忙しくて更新もままならない時がありますが,どうぞ今後とも気長に応援よろしくお願いいたします。

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2008.03.03

「誰々がブログに○○と書いた」というのはニュースなんだろうか。

 最近,ヤフーニュース(別にヤフーでなくてもいいんだけどネットのニュースね)では,「○○が自身のブログにこれこれと書いた」という記事が増えているような気がする。特にエンタメ系の記事に多い。タレントがブログに書いた事柄がニュースとして取り上げられているわけだ。さすがに政治や経済では見かけないが。「福田首相が自身のブログで○○についての見解を述べた。」みたいなニュースはまだ出てきていない。
 
 
 ずっと疑問に思っているのだが,これってニュースなのか? ブログによって素人玄人問わず「マイニュース」,「マイコラム」を手軽に発信出来るようになった現在,「ニュース」が軽くなったと思う。一応,政治とか経済とか社会的事件については専門の記者が取材を行い,ニュース配信をしている。だから,素人が取って代わるということはしばらくはないと思う。しかし,芸能においては,芸能記者という人達が大したことのない「ここだけの話」をテレビで話すことでお金を稼いでいるわけだ。まあ,どうせタレントの自己申告の垂れ流しなんだけど。
 ブログというのは,うまく使えば,タレントの自己申告ツールとして結構有用である。だって自分でニュース書いてるんだもの。更に,プロバイダからの収入も得られる。となると,そのうち芸能記者っていらなくなるんじゃね? 既にいらない職業だけどね。あまりブログの話を垂れ流していると自分らの首絞めるぞとは思う。
 
 
 
 本当に書きたかったのはそんなことではなかった。キングコング西野の不思議さについてである。最近キングコング西野がネットニュースで話題になる時には,「ブログでこれこれと書いた」しかないのだ。これが不思議である。
 キングコングの漫才については,私自身はどうでもいい。最初のM-1で見た時には,どうしても中川家と比べてしまいあまり面白いと思わなかったが,まだ若いし,アイドルみたいな人気が出そうだと思った。実際そうなったわけだけど,当人達は不本意かもしれない。
 それよりも印象に残っているのは「たけしの誰でもピカソ」の「お笑い居酒屋」に出た時である。なんと途中で梶原が「もうダメ,出来ない」と泣きを入れ始めて,漫才が終ってしまったのだ。たけしの前で漫才やるのですごく緊張していて,張りきっていたのだけど,どうも自分的にはいまいちで,どうにもつらくなってしまい,西野がなだめても出来なくなってしまったらしい。客席はそこそこ沸いていたし,私自身もそんなに悪くなかったと思う。これを見て,しばらくキングコングの漫才は来ないと思った。いくら緊張していても,会場が思ったほど来なくても,最後までやらんと。
 
 
 そして,今の西野はブログでしか話題にならない人である。「脱臼した」って結構な大事のはずなのに,「西野がブログにそう書きました」で終わりである。それ以上のことは何もない。これって人気があるのかないのか。無名芸人だとそもそもニュースにならないから,人気はあるのだろう。しかし,「西野がブログでそう書いています」というニュースというのも何だろう。取材に行くほどのこともないので,後は各自つっこむようにということなのか。群馬独演会騒動についてはこんな追求記事が書かれているが,こういう記事の方が珍しい。まあ,独演会の客でしょ? 彼を目当てに来た客ばかりでしょ? そりゃ盛り上がるわな。
 なんだかすごく面倒な状態である。西野は人気があるのかないのか,面白いのか面白くないのか。こんな風にブログ記事をぬるく取り上げられることは,彼が本当に望んでいることなのか否か。全く分からない。その答えをはっきりさせようとすると,なぜか全て答えが「ない」の方に傾きそうに思えるのはどうしたことか。

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2008.01.22

自由とは、和泉元彌ファミリーによってもたらされ、コミヤマによって破壊されるのだ。

 今,ちょっと話題の勝手にブログ評論を試してみた。自分のブログのURL入れると,文中の言葉をテキトーに拾って評論っぽい文章を返してくれるというものだ。私も早速やってみたら,こんな文章が出てきた。

世の中はそれほどパインスターエンタテインメントを中心にまわっているわけではない。残念ながら。
総合得点 31点

変わり者だと言われたとしても、決して自分を負けないのがまことの紳士である。

だからこそ、紳士淑女は刮目して和泉節子を見よ。能楽協会が欲しいなどというのは、要するに、田舎っぺなのだ。日々カタログ。 を一言でいうとすれば、サンバ踊である。セッチーは紳士と淑女にとって欠かせないものである。どういうことなのか。私にも良く解らない。けれども羽野晶紀には解っている。少なくとも日々カタログはあって欲しい。時にはギリシアの砂浜で同姓同名を愛でるのもいい。メルローの渋味を楽しめるようになるには、嫁姑問題というワインをじっくり熟成させなければならない。パリ5区の静かな住宅街にひっそりと和泉宗家がある。ダンテの神曲では、アハハ…を巡って対立が起きる。石ころを磨いてダイヤに仕立てるデビアスですら鳥越正夫に値段を付けて売るのは難しいのではないか。 インタビューの上品さといったらどうだろう。セッチーなどはケンブリッジのキャンパスであちこちに見かける程度にはありふれているのである。社会の規範たるべき紳士は、常に「00開演」と真心を忘れないものだ。無人島にいくとしたら、消費者金融大手アイフルは欠かせないものと成るだろう。スーツにスニーカーというニューヨーカーのイメージはもう古い。いまやスーツにメジャーというのが正当派ニューヨーカーなのである。而して、生まれ落ちたときから100億には気品があった。橋下弁護士にも。「セッチーとはなにか?」という質問をされたとき、復帰出来について考える必要がある。コメント欄は到底実現不可能に見える。腐ったオファーがひとつあると、全体がダメになってしまう。つまり「サンバ踊」的見解には、もう飽きているのだ。

自由とは、和泉元彌ファミリーによってもたらされ、コミヤマによって破壊されるのだ。

 タイトルがすごい。まあ確かにその通りだろう。私もパインスターエンターテイメントなんて会社は今年に入って初めて知ったし。「総合得点」って何だろう。点取り様みたいだな。

 つかみの「変わり者だと言われたとしても、決して自分を負けないのがまことの紳士である。だからこそ、紳士淑女は刮目して和泉節子を見よ。」というのは,和泉元彌に対する提言だろうか。ちなみに和泉宗家はパリにはなく板橋区にある。

「腐ったオファーがひとつあると、全体がダメになってしまう。」全くその通りである。プロレスなんかやったばっかりに,こんなことになっている。

 締めの言葉に私は感動した。宗家を名乗るのも登録商標を取るのも自由である。その自由を破壊するのはなぜかコミヤマさん。コミヤマさんはいつの間にそんなに偉くなったのか。

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2007.11.28

ブログスカウター変じゃね?

[] 昨日からブログスカウターの数値がおかしくなっている。いきなり今までの10分の1になってしまった。アクセス数が10分の1になったってことはないんだけど。更に,ログインしようとすると,「サーバが応答しません」と拒否されるんですが,私だけですか? もしかして嫌われたんでしょうか? 宗家の呪いですか?まあどうでもいいんですが,やめるのにも手続きがいるのが面倒だな。

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2007.11.14

はてなスター導入

 ちょっとしたお知らせです。はてなのサービスの1つである「はてなスター」を本ブログでも導入しました。エントリのタイトルの横にコメントと☆のマークがついてますが,それです。はてなでアカウント持っている人は,クリックすると☆が黄色になります。あと,コメントも残せます。「いい」と思ったからスターをつけるとか,単に足跡代わりにつけるとかいろんな使い方があるようですが,いまだにどういうサービスなのかよく分かりません。最初にサービスの使い方を固定するんじゃなくて,ユーザが使っているうちに何となく固定されていくというのがはてな(+はてなユーザ)の方針らしいのでそういうことで。

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2007.10.28

旧宮家復籍キャンペーンの当初の予定を推測してみる(3)

 このエントリで「キャンペーンの当初の計画」についてのまとめはいったん終了。「毒吐き氏とはどういう人物か」に戻る予定。もう少しエントリがまとまってきたら,はてなにでも別ブログとして独立させようかと思案中である。どうしたらいいかご意見ある方は※欄にお願いします。あと,タレコミ歓迎。

 最近,被害者の方の動きが表面上は止まっていることが気になっている。裏ではいろいろ動いているのかもしれないが。そして毒吐き氏の最新エントリは「9.11陰謀論」についてであり,これが一体どういう意味なのかは分からない。へそまがりを自認しているのは前からだが,もはやもうそのへそまがりに誰も意味を見いだしてくれない状況である。

 さて,前エントリまでで,「キャンペーンの存続に必要な金額と人材」を推定した。また,最初の時点で寄付に対する問題点は既に指摘されていたにも関わらず,他コメンターがまともに取り合わなかったこと,毒吐き氏自身から,このような公約があったことも言及した。

・口座は別の人の名義にしている。その人は力があってうるさいおぢさんである。
・パスワード制の掲示板でフラッシュ作成やサーバについての相談をする。相談内容はガラス張りであるからゴマカシがきかない。
・複数のジャーナリストを含む名のある方にオブザーバとして参加してもらう。
・大体において,参加者の半数はブロガーや物書きだから何かあったら大変なことになる。


 4番目の点についてだが,確かに現在そうなってはいるのだが,問題が表沙汰になるまでに意外と時間がかかった印象もある。おそらく最初にネット上にはっきりと「詐欺じゃね?」と書いたのはあの二階堂だが,二階堂はこのキャンペーンに賛同していない(と思う)。毒吐き氏がバカにしていたところもあったせいか知らないが,私怨がこもった文章である。ちなみにこの4月26日のエントリ以来半年経ったが,警察に捕まったという話はまだ聞いてない。警察,本当に動いてるんですか? しかし,このキャンペーンに賛同した有名ブログが「詐欺疑惑」について何らかのエントリを書いたのは8月以降である。3か月以上事実関係の調査だけで費やしてしまったわけでなく,「これを表沙汰にする踏ん切りがやっとついた」という風に見える。最初に書いたのが二階堂ということで,そのまま信じるにはいろんな意味で信頼性に問題がある(笑)から仕方がないところもあるが,実生活でもブログ界でもそこそこの地位や信頼があるので,「自分が詐欺に遭ったかも?」ということを言いにくかったのだろう。その気持ちは分かるが,「この人がいいと言っているから」ということで信用してしまった人もいたかもしれない(でも,そういう層に対して責任を取れと言う気はない。そんなことは自分の頭で考えることだから)。毒吐き氏の言葉とは裏腹に,有名ブロガーや物書きだったからこそ,事態の発覚に時間がかかったように見える(そこまで毒吐き氏が想定していたかどうかは分からないが)。
 
 その他の公約なのだが,ここで2つ疑問点がある。前のエントリのコメント欄でも指摘されていたことだけど一応取り上げておく。

・うるさいおぢさんとは何者なのか?
・複数のジャーナリストを含む名のある方というのは誰なのか?

 「うるさいおぢさん」だが,多分,「おやびん=福井氏」のことを指しているのだろう。口座名義が福井雅晴だったようだし,この時点ではまだ「おやびん・てっく」の二人羽織が通用していたので,毒吐き氏と別の人物として扱われていた。
 それはともかく,このおやびんというのは何者という設定なのか? それまでのエントリで「物知りらしい」,「なんか社会的に偉いようだ」ということになっているが,「本当に社会的に力があってうるさい人物である」かどうかは全く分からない。私はこの事件の前から毒吐き氏のブログを定期的に読んできたが,ずっとおやびんとは一体どういう人物なのかと疑問に思っていたし,「偉いのかもしれないけど,なんだか胡散臭い人物だ」ともちょっと思っていた。裏では賛同者にどういう説明がなされていたか分からないが,納得出来るようなものだったのだろうか? それとも「毒吐き氏がこう言ってるのだから大丈夫だろう」で済ませていたのだろうか。まあ,おやびん名義の口座のカードを毒吐き氏が何故か持っていて,生活費を振り込ませたことに対して,その時におかしいと思わなかった人もいたわけだからなあ。
 このキャンペーン詐欺疑惑だが,何度も書いているが,私自身は最初は本当にやるつもりで始めたけど,今年に入って事情が変わってしまったのではないかと推測している。しかし,「口座をおやびん名義にした」ところは,詐欺のつもりでやったと疑われても仕方がないと思う。
  あと,「名のある方」というのが誰のつもりだったのか。適当なことを言っていたのか,それとも裏では具体的な名前を出していたのだろうか。具体的な名前を出していたとして,それは誰なのか? その本人に許諾を得ていたのか? 
 毒吐き氏からのコメントがあったというエントリにおけるコメント欄を読むと,「進捗を納得させるような書き込みはなかった」,「既に掲示板のログは消されている」という情報があるので,名前を出していないか,出したかもしれないけどその人が入ってくれる様子はなかったと考えられる。
 
 
 2006年4月以降,このキャンペーンについてのエントリはいったん途切れ,2007年1月3日のエントリまで飛んでいる。「安倍首相が女系天皇容認を白紙にした」というエントリだが,ここで「みなさんの浄財で半年,あっしの印税で今年いっぱい」発言が出る。更にこんなことも書いている。

そして、今年は他に2冊本を上梓する予定です
それらはすべて、大いなる目的のためにブチ込みます

去年の年末に、意外な人から連絡があった
みんなが、テレビなんかで毎週見てるかもしれない人
立て続けに、二人から

 本は今年中に3冊出す予定だったらしい。ホントか?(シャレじゃないよ) あと,「意外な人」,「みんなが,テレビなんかで毎週見てるかもしれない人」,「二人から」って一体誰だったのか? コメント欄に「それって誰なんですか?」と書いている人が何人かいるが,それに対する返答はない。
 この人は定期的に「有名人と知り合い」というのを出しているが,どこまで本当だったのかは分からない。しかし,「有名な人と知り合いらしい」というのは読者に対して何らかの信頼感とか尊敬を与えていただろう。自己評価を高めるために人間が取る方略として「栄光浴」というのがある。「金メダルを取った○○選手と同じ出身校」とか「有名ななんとかさんの近所」とか,有名な誰かと何らかのつながりがあることによって自分も偉くなったような気がするという現象である。有名人と知り合いである毒吐き氏と知己というのが賛同者にとっては嬉しかったのだろうか。
 

 
 さて,前のエントリにてコメントを頂いたが,この「安倍首相が女系天皇容認を白紙にした」というのがキャンペーンの有効性や必然性を低めたことは否めない。男子皇族が一人増えただけなので,本当はまだまだ予断を許さない状況ではあるのだが,このキャンペーンが立ち上がった当初よりは明らかに切迫度が低くなってしまった。こういうキャンペーンとか運動って,とにかく早くやらないとダメなのね。
 1月の時点で毒吐き氏がどういうつもりだったのかは分からないが,その数ヶ月後から寸借詐欺が問題となっている。この時点でも本当は経済的に危なかったのかもしれない。

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2007.10.24

旧宮家復籍キャンペーンの当初の予定を推測してみる(2)

 このエントリの続き。話は少し古くなるが,先週の週刊新潮に「都内で多発「菊の御紋」寸借詐欺に「ご用心!」」という記事が掲載されていた(こちら参照)。まさか?!と思い当該記事を読んでみたら,別の話だった(笑) 菊の御紋が入った名刺を持った身なりのいいご老人が,都内の薬局で,「都内の病院で薬の処方せんを書いてもらったが,家族からの為替が届いてなくて困っている。薬代を貸してくれないか」と言って数千円を寸借しているという内容だった。文京区でも何度もやってるみたいだよと文京区関係者に注意を呼びかけてみる。まあ,文京区って病院が多いせいで処方せん薬局が多いし,下町気質というか人がいいところがあるし,数千円だし(犯罪だけど),ってことでそういう犯罪をしやすいのかもしれない。
 
 
 それはともかく,毒吐き氏のキャンペーン詐欺疑惑についてだが,前エントリの内容をまとめてみると,このキャンペーンに必要な金額と人員は大体このくらいであると予想される。

<金額>
・サーバ代(相当いいサーバを使って,初期費用40万近く+月々10万程度。)
・フラッシュ作成代(フラッシュ2本で10万と毒吐き氏は見積もっているが,仕事内容によってはもっと高くなる可能性あり。今調べた限り,やたらと凝った内容の場合は1本でも15万位かかることもある。30万程度としておくか)
・CD-R代(自分らで焼けば安くなるが,業者に頼めばパッケージ入りの立派なものができる。1000枚で25万程度)とその郵送代
→ やっぱり最初の1年で200万くらいか。でも,これってかなり高く見積もっての話なので,予算によってはもっと安くできると思う。

<人員>
・サーバ管理(これが一番難しいところ。かなり詳しい人が内部にいれば問題ないが,そうでない場合誰かに頼む必要がある)
・フラッシュ作成のアイデアを出す(これは問題に詳しい人ならできる。特殊なスキルはいらない)
・郵送作業(大量にあるので,出来れば多い方がいい)

といったところか。実際に集まった額も,最初の1年を持たせるくらいだったようだ。その後の運動の継続に当たっては,毒吐き氏も参加者も適宜お金を出していくということを想定していたのかもしれない。実際に,定期的にお金を寄付していた参加者もいたようだ。
 しかしなあ,このキャンペーンは一体何年計画なんだか。本当に旧宮家復籍が実現した時をゴールだと考えていたとすると,仮に実現したとしても10年以上かかりそうな感じがするんだけど。1年2年で実現すると思っていたのかなあ。
 あと,このキャンペーンに当たっては実際に作業をする人員の選定が問題となってくる。特にフラッシュ作成のアイデアを出す人達の選定が大きな問題となる。一番公平なのは寄付した人が全員参加できる形だが,問題が問題だから妨害しようという人間とか,あるいは単なる荒らしが,別に痛くもかゆくもない少額を寄付してグループに入ってくるという恐れもあるのだ。だからといって,寄付した額で作業人員を決めるというのも難しい。経済的事情で少額しか払えないけど,皇室に対して強い想いがある人はどうすればいいのかとか。身元や思想がある程度分かっている人を選ぶとなると,有力ブロガーを選ぶとかそういう風になる。
 実際,毒吐き氏が指定した人物(殆どブロガーか?)が中心グループになっていたようである。更に,「寄付者の中に裏切り者がいるかもしれない」という可能性は,問題が問題なだけに参加者にも納得しやすいことである。その可能性を利用して,毒吐き氏は今年に入ってブロガー同士を切り離すような行為をしていたようだ。

 
 さて,このキャンペーンなんだが,2006年4月の時点で既に問題点を指摘してコメント欄に記入している人がいた。そのエントリはこちらである。2006年4月8日のエントリでは,57名の賛同者がいて,メールマガジンも発行したと書いてある。そして,当時のコメント欄を見る限りは実際にメルマガは発行されたようだ。本格的にキャンペーンが動き出した時期に,既に疑問の声を上げていた人がいたわけだ。ハンドルは伏せて引用。

募金はいいのですが、貴殿の身元や収支明細・利用状況が

わからない分には協力しかねます。

このテの詐欺なども横行していますので、キャンペーンをされるなら、

そのあたりしっかりされた方が協力を得易いと思います。

 全くその通りである。ホントねえ,こんなことになっちゃったよ。
 前のエントリにも書いたが,私自身は最初の時点では詐欺をするつもりはなく本当に毒吐き氏はキャンペーンを動かすつもりだったのではと推測している。しかしながら,こういう疑問を出されるのも一般的には無理はない話なのだ。そういう詐欺は他にもあるわけだから。そして,このコメントに対する他コメンターの反応の方が今読むと本当に泣ける。1年半前にはこんなことを書いていたコメンターが,今やあれだけ怒って毒吐き氏を非難している。誰がどう書いたかは敢えて書きません。可哀想過ぎるので。

私としては身元などは特に公開する必要はないと思ってます。

こちらのブログをしっかり読めばてっくさんがどんな方なのかわかります。協力するしないは各自の責任において判断するのみです。

だからてっくさんが横領しても、一応、許す覚悟の上です(笑)

信頼のおける日本男児だと思っています。

いつでも、どこでも、オレンジ共済の当時現職の参議院議員であった友部達夫のような詐欺師に嵌められる階層というのは、存在するものですね。

てっくさんが信頼できるかどうかはこのブログを読んでいただければ分かると思います。そして、カンパは強制ではないので、自分が協力したいと思ったらする。心が動いたらする。そういった類のものです。

もし、てっくさんが信頼を裏切るような事をしたら、彼を信じた自分の不明を思います。

 
 さてそれに対する毒吐き氏のコメントだが,次のとおり。

カンパをしていただく口座を信頼できる、別の人の名義の口座にしてます

てことは、あっしが勝手に自由にはできないんですよね、実は

で、そのうるさ方のおぢさんは、なんかあったら告発する手段と力を持った人

このように、入金について、ごまかしがきかないシステムをとってます


そして、パスワード制の掲示板の中では、収支報告以外に、そこでフラッシュ作成の相談もして、フラッシュ作ってもらう人にも見てもらうわけです

てことは、フラッシュ職人さんにいくら請求されて、いくら払うかも、その中ではガラス張り


そして、今回ご賛同いただいた方の中には、SEさんや現役のサーバー管理者さん等のプロがいらっしゃる

掲示板内で、今回使用するサーバーについてみんなで相談します


ここで、サーバーに関する出費についても、ごまかしがきかないようなシステムとなるわけです


なおかつ、複数の・・・ジャーナリストさんを含む、名のある方にオブザーバーで参加いただく


また、今回の参加者の方の半数はブロガーさん、物書きの方もいらっしゃる

なんかあったら、そりゃもう大変ですよ、あーた


と、いうことで、残念ながら、なかなか横領はしにくい(笑)

だそうです。実際に大変なことになってますな。それにしても,このコメント,まるで政治公約みたい。
 そのカンパ用口座のカードはなぜか持っていて,そこに生活費を振り込んでもらったりしていたようですが,一体どういうことなのか。別人のうるさがたのおぢさんの口座を勝手に使っちゃまずいんじゃないか。それともそのおぢさんはバーチャルなのか。また,振り込んだ人は誰もそれに気がつかなかったのか。「すべての人を疑ってかかる」というのは確かに悲しいことだが,会ったことがない人物を頭から信じるというのもどうなのだろう。

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2007.10.17

旧宮家復籍キャンペーンの当初の予定を推測してみる(1)

 忙しくて頭を使ってエントリを書くこともままならない今日この頃ですが,10月16日の日付で毒吐き氏のブログが更新されていた。出先なんだそうだが,そろそろ説明をした方がいいんじゃないかと余計な心配をしてしまう。


 前回のエントリで1つ大事な指摘を忘れていた。この旧宮家復籍キャンペーンの問題点だが,一体目標額はいくらなのか全く明記されていないのだ。あればあるほどいいのかもしれないが,献血だって普通の募金だって大体の目標はあげておくものだ。旧宮家復籍の試算をしないこともそうだが,「そういうことでお金の話をするのは卑しい」と思うような人が協力していたのかもしれない。
 更に,前回のエントリのコメント欄でlakehillさんが
「今年の1月のエントリで
>みなさんからおあずかりした浄財で、半年は持つ
>あっしの印税で、今年一杯は持つはず
とあるので,生活費に消えたのではないか?」
と指摘されていた。カンパの方は200万を超えたらしいが,印税で400万以上稼げると思っていたのだろうか。それは無茶ではなかろうか。結構多く売れないと無理なんじゃないか? そして,半年で200万かかるようなキャンペーンとは一体どういうものを想定していたのだろう。


 それはともかく,被害者の方にしてみたらどうでもいい問題かもしれないが,最初から詐欺をはたらくつもりで毒吐き氏がこのキャンペーンを打ち上げたのかどうかが私は気になっている。私自身は,本当にキャンペーンを行なうつもりで浄財を募ってみたものの,今年に入り毒吐き氏自身の経済的状況が思わしくなくなってそれで……ではないかと推測している。というと毒吐き氏をかばっているかのように見えるかもしれないが,当初の「旧宮家復籍キャンペーンのフラッシュを作る」だけで終わりにせず,途中からもっと別な展開(もしかするとカンパした人達が想定していなかった方向性の運動かもしれない)を考えるようになったのかもしれないとも思っている。
 まず,本当に「お金集めてトンズラ」を最初からの目的としていたら,もっと分かりやすく,かつ,いかにもお金がかかりそうな目的にすると思う。「全国で上映したい映画がある」とか「難病の子供の手術代が必要」とか,そういう方がお金が集まりやすいのではないか。しかし,今回のキャンペーンでは大金は集まりにくいように見える。せいぜい数百万しかかからなそうだし,実際それくらいのお金しか集まっていない(払った人にとっては大事なお金だろうが,詐欺の規模の話として)。また,トンズラするならとっくに逃げてると思う。
 また,復籍キャンペーンについての最初のエントリには「皆さんの知恵を貸して下さい」とはあるが,お金の話はまったく出ていない(一応,魚拓もとっておいた)。その次のエントリのコメント欄で,読者の一人からカンパの申し出が出ている。これがお金の話の最初ではないか。このやり取りを見る限りは,毒吐き氏がお金目的で始めたというようには見えない。ちなみに,このコメント欄が全て毒吐き氏のジサクジエンだという噂があったようだが,いくら毒吐き氏の名乗った名前がいくつもあったとはいえ,さすがに嘘のようだ。その噂はこのキャンペーン以前に「つくる会」問題で確執があった人がどっかの掲示板に書いたものなので,信頼性に問題があるんだが。一応,喜多龍之介氏のこのエントリのコメント欄を見る限り,ジサクジエンではなかったと思われる。
 そして,毒吐き氏からのカンパのお願いが出たのが,2006年3月のこのエントリ。内容を引用しておこう。

【力を】旧宮家の復籍キャンペーン【貸して下さい】 旧宮家復籍の手がかりとして-フラッシュ作成の件 というエントリでみなさんにいろいろと意見をいただいていました

で、お願いがあります
以下にやろうと思ってることとお願いとを書きます


1.出来上がったフラッシュは広くWEBで見てもらうため直接リンク可、ダウンロード可としたいと思います
・今でもこのブログは転送量が多すぎて、サーバー引越しを繰り返してますんで、別のそれ専用のサーバーに置いて他にも動画やPDF等の資料を置こうかと・・・

2.WEBだけでなく国会議員の方々にも見ていただけるようにCD-ROMに焼いて配りたい

3.作成はプロに依頼
・本業が多忙になるため、来週から2週間くらいはほとんど時間が取れず、それ以降の見通しも分からない
・自分のスキルを越える部分があるのと、見た目も内容も一定の評価に堪えられるものにしたい

4.カンパを募集
・一度、真名さんに言っていただいて、そのときは断ってるんだけど、意外に費用がかかる
で、有志の皆さんに額を定めずに篤志のカンパをお願いします
カンパしてやろうと思ってくださる方は、メールを下さい
左のサイドバーにある、メールフォームか***(アドレスが入ってるのでここだけ削除)まで
別に掲示板を作ってそこで収支報告とともに、フラッシュ作成までの打ち合わせも行いたいと思ってます
あっしがいなくてもデザイナーさんとやり取りできて、トライアンドエラーができるようにしときたい

5.有識者のオブザーバーを募集
・これは、あっしの方でお願いしてみます
内容に誤りがあるといけないので

要するにフラッシュ作成費用(2本立ての予定)と、動画は負荷が凄いんでサーバーとそれの維持管理費用・・・とりあえずは1年間くらい、それとその他の諸経費についてはカンパの集まり具合によってそこから支出し、多分足りないと思うんで、足りない分はあっしが出します

以上よろしくお願いします

かなり長丁場の戦いになりそう・・・で、結構ヤバイみたい、思ったよりも
てことで、カンパゼロでもこれはやりますが、何人かサーバーの管理経験者の方がいらっしゃると心強いです
どんな攻撃受けるかも分からないんで
てことで、ボランティアのサーバー管理者も手を挙げてもらえないかと期待してます
ただ、一見さんはちょっと問題ありなんで・・・それはできれば常連さんの中から

 これ見る限りは,まあそんなにお金かからなそうなのだ。サーバ維持に若干お金かかりそうだが,フラッシュを実際に作ってみてCD-ROMに焼いて配るところまで終ってしまえば,それ以降はあまりお金や手間はかからないように思える。実際3月22日付のこのエントリでは,次のように試算している。

1.作るもの 旧宮家復籍キャンペーンのためのフラッシュ(2本の予定)

2.やること フラッシュ作成後、WEB上にて公開とともに、国会議員全員に配布

3.かかる費用 フラッシュ作成費約5万円/本
          費用動画を配信できるストリーミンクサーバは

          高いものがこれ(専用サーバー)http://server.atrtv.com/price/index.html

          安いものがこんな感じです(共用サーバー)http://www.atrtv.com/movie/001.html

これは、アクセス数によってより上位のものへ変える必要が出てくる場合があります

あと、議員さん宛て配布用のCDは安いものをまとめ買いして、プラス送料というところです
 

4.人手  多分、公開後はいろんなことが起こりそうなんで、保守管理に協力していただける方募集

 フラッシュ作成費が5万ってちょっと安い気もするが。サーバで一番いいのを使うと,初期費用367000円と月々105000円。CD-Rが20枚で1400円くらいなので, 国会議員全員+予備で750枚くらい作るとすると,52500円くらいか。それの郵送費は,定形外で140円くらい? いいサーバ使っても1年で200万もかからないような。この時点ではそこそこの見積もりは出しているし,普通にやる気だったのではないかと思われる。ここまでで長くなってしまったので,この続きは次エントリで(こんなのばっかりで申し訳ないっす)。

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2007.10.10

ネットをさまよう皇室詐欺人と例のキャンペーンの謎

 今日になってネットを見てみたら,なんと,

毒吐き氏の主ブログが復活していた。

 しかも,何も変わるところなく。ここ数日ブログが開けなくなった理由について本人からの説明は今のところない。サーバの障害ではなく何らかの理由でいったん閉じたんじゃないかと私は推測しているが,それはともかく,閉鎖騒動のあまりの大きさに逃げることもできなくなったのかもしれない。もちろん,このブログの力,ではまったくなく,今まで真相を語らなかったオフィスマツナガがとうとう動き出したせいではないか。オフィスマツナガは毒吐き氏の身辺調査もしていて,個人情報もつかんでいる(全部が本当かどうかは分からないが)ので,派手に動かれるとまずいのかもしれない。
 この「皇室詐欺疑惑」についてのエントリは,「さまよえる皇室詐欺人」というカテゴリにまとめることにしたが,元ネタは勿論ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人(The Flying Dutchman)」である。幽霊船の船長であるオランダ人は,呪いを受けたために死ぬことも許されずに海を永遠にさまよっている。オペラの方は,最後は乙女の愛によって呪いが解かれ昇天する。さて,毒吐き氏も消えることが許されずにネットの海をさまよう羽目になるのだろうか。今まで毒吐き氏がブログで読者にかけた呪いの報いなのか。
 
 
 それはともかく,今回の「旧宮家復籍キャンペーン」については私自身分からないことがたくさんある。こういうエントリを書いているとブサヨと思われそうだが,一応違うよ。基本的には天皇家は男系で行くべきだと思っている。今までそうしてきたから。そんな私でもあのキャンペーンについて違和感があったのだ。今回はそれについてまとめてみる。

1.手段が目的化してないか?
 あのキャンペーンの最終目標は「天皇家の男系維持」のはずだ。あのキャンペーンが起こったのは,小泉内閣が女系を本格的に検討していた時期であり,悠仁親王がお生まれになる前で,男系維持がかなり危うくなっていた。そんな中,そもそも「男系で維持することの重要性」自体を世の中の人達がどれだけ理解しているかというと……結構疑問である。天皇制イラネって人はしょうがないとして,「何となく天皇家が好き」みたいな人達を巻き込まないと,流れを変える力にならないはずだ。しかし,その「何となく」の人達に希求するものが少なかったように見えた。なんか,最初からマニアックすぎるの。
 で,男系維持については,確かに旧宮家復籍というのは有力な手段の1つではあるのだが,あくまで手段であり,これが目的ではないはずだ。他にもいろいろ手段ってありそうなもんだが,他の手段の検討が殆どない。「そんくらいのことが分からんアホはいらん」ってことなのかもしれないが,残念ながら私のようなアホを巻き込まないと世の中を変える運動にはならない。なぜこの手段を前面に出す必要があったのか。もうちょっと広い間口で人を集めないとダメなんじゃないだろうか。
 「反小泉」の一点だけで多くのブロガーを集結させた"Stop the Koizumi"は,各ブロガーの「反小泉」以外のスタンスの大きな違いによって,結束した形で大きな運動をすることはできなかったが(野党の政治家先生に年賀状送るくらい?),今回は間口が狭すぎてカルト的になってしまっている。

2.旧宮家復籍ってそんなに簡単なのか?
 詳しくないのでよく分からないが(誰か詳しい人教えて),復籍自体は昔からよくあることらしい。ただ,「生まれた時に皇籍だった人が,何かの事情で皇籍を離れた後で復籍する」ことはあるようだが,「元皇族の家ではあるが,民間人として生まれた人が皇籍になる」ことがあったかどうかは知らない。あと,有名な話だけど,旧宮家でアヤシイ人がいます。誰とはいわないけど。ちなみに,アヤシイ人問題は,キャンペーンの中でも問題になっていたと思うが,有耶無耶にされていた。
 一番大きな問題は,旧宮家復籍にかかる費用だね。キャンペーンでは「大したことはない」と言っていたが,誰か試算してみたらいいのにと思った。この額が国民の理解に大きく影響するのに。

3.フラッシュ作って何になる?
 これが一番分からなかったことである。みんなのカンパ募ってフラッシュ作って政治家に配って,それって効果あるのだろうか? 何もしないよりはマシかもしれないし,大金を使わない運動形式としてはありうるのだが,「フラッシュ作りました,サーバに置きました,政治家先生何百人に配布しました,でも目に見える効果がまったくありませんでした」もありそうである。あと,世の中のどれだけの人がフラッシュをサーバからダウンロードすることを日常的にやっていると思っているのだろうか。


 一応,上の3点で問題点をまとめてみた。要するに,「幅広い支持が必要な運動のはずなのに,妙に支持層を狭めるようなことをしている。また運動の方式の有効性が低そう」なのだ。他にも問題点はあるかもしれないので,コメントとか貰えたら嬉しい。
 さて,このキャンペーンについてはもう1つ大きな疑問点がある。「毒吐き氏が最初から詐欺を企んでいたのか」ということである。最初から詐欺を企んでいたにしては,いかにも集まる額が少なそうな運動である。これについては次のエントリで。

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2007.10.07

毒吐き氏失踪

 まずはお知らせから。この「旧宮家復籍キャンペーン疑惑」関連のエントリについては,新たに「さまよえる皇室詐欺人」というカテゴリを設置しました。さまよっているのは毒吐き氏なのか,被害に遭った方々なのか,こうして見守る我々なのか。ワーグナーのオペラよろしく,最後は誰かの犠牲によって浄化されるのか。
 それはともかく,大変なことになりました。

毒吐き氏の主ブログが閉鎖。

 自分で閉鎖したんでしょうかね。ドメインサーチで調べてみたら,

[有効期限] 2008/09/30
[状態] Active
[最終更新] 2007/10/01 01:05:04 (JST)

 とあるから,サーバの方の異常ではなさそう。本人がああいう状態にしたのでしょう。
 これだけ疑惑はありながらも,一応あのブログを残すことで,まだ「誠意を見せる」「弁解する」気を見せることが出来たはずなんですが,もうそれもしないってことなのか。実際,最近まであのブログにコメントをつけていた人もいたわけで,ブログが残っていることの効果はあったはずなんですが,それすらもできないくらいの状況になったのか。
 今のところ,彼が残している他のブログは,別館(主に「つくる会」関係の揉め事を扱っている)はてなダイアリー(2007年3月までの過去ログはここにあります。ただ,エントリが探しにくいのなんのって)の2つで,こちらはまだ削除されてません。
 
 
 そして,今回の閉鎖について,オフィス・マツナガがこんなエントリを書いています。毒吐き氏の過去ログ読めば分かりますが,オフィス・マツナガの北岡さんは,前は毒吐き氏と懇意にしてたようです。
 毒吐き氏は自分の本を出す計画があるとブログに書いていたのですが,これについては本当の話で,講談社がそその本のためのISBNを取得してしまったらしい。しかし,毒吐き氏のブログ読めば分かるんですが,あちこちの引用ばっかりなのね。引用が殆どでそれに対してちょっと本人のツッコミが入ってるの。別に,ブログならそれでもいいんだけど,大手出版社が発行する書籍となるとそうはいかない。他の文章の参照は必要なんだけど,もっと自分で文章書かなくてはならない。どうにかこうにか文章書かせようとしたけど,普段そういう作業をしたことがない人には無理で頓挫したらしい。という話が【寸借詐欺】被害者がいっぱい【てくてく】というエントリに書いてあるのですが,その時に関わったのが北岡さんだったようです。
 北岡さんが毒吐き氏を信用して,本を出させようとしたのだけど,こういう時に必要な身元確認をちゃんとしなかった模様。景気のいいこと言ってるし,頭よさげだし,信用してしまったのでしょう。しかし,どうもおかしいということになって,再検査をしているうちに本人がトンズラしたということのようです。このせいで北岡さんは事務所を離脱しました(実は私もうすうす「この件関係あるのかな」とは思っていたのですが)。北岡さん自身は文章で稼いでいる「プロ」の方なんですが,プロの方がこうあっさり騙されるというのはどういうことなんだろう?(一応,オフィス・マツナガとしては,「当面ブログは継続する。被害に遭われた方については個別に相談する」という方針で行くみたいで,少し安心しました。)
 

 この件について私が気になることはいくつもあって,そのうちの1つが,「社会人的にはそこそこまともそうな人が多く被害に遭っている」ことです。「円天」みたいなのには絶対にひっかからなそうだし,社会で普通に働いていてそこそこの地位や収入もありそうな決して世間知らずではない人達が,こうもあっさりとある人物を信頼しきってしまうというのはどういうことなのか。pokoponのお兄さんは,「新風舎商法と同じなのでは?」という仮説を立てておられますが,それはある意味そうかもしれない。「旧宮家復籍キャンペーン」自体がある意味夢だったものねえ。

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2007.10.04

オススメ定点観測物件

 みなさん,こんにちは。和泉宗家及び旧宮家復籍キャンペーンヲチャーです。ところでみなさん,ブログ続いてますか? ネタ切れしてませんか? 余計なお世話ですね。余計なお世話ついでに,「ネタの作り方」の1つをブロガー暦3年8か月の私が教授いたします。
 
 
 それは「定点観測」です。ある番組でもある人物でも何でもいいから,ずーっと追いかけてみることです。このブログもそうです。となると手前味噌だから他の例を挙げてみよう。例えば,ブログではありませんが政見マニアックは泡沫候補だけを追いかけているページですが,非常に面白いです。また,ブログでは,芸能リポーター阿部祐二をひたすら追いかける〜東へ西へ GOGO! 阿部祐二がいいです。阿部ちゃんが何となく気になっている方が多いと思いますが,阿部ちゃんの動向をちゃんとまとめてくれているのは私が知る限りはこのブログだけです。意外と役に立つのは,某霊能力デブとミーワ様の番組を起こしているブログ。怖いから敢えてリンクしませんが,番組を実際に見る気のしない私でも内容をチェックできます。前田日明の回が面白怖いです。
 

 定点観測にはコツがあります。適切な対象の選び方が大事です。まず,その対象が一応好き?であること。「大好き(はあと)」ではなく「好き?」であることがポイントです。嫌いだったらまず続きませんし,大好きすぎたら単なるファンサイトになります。一応好きであっても,ツッコミを入れるくらいの精神的余裕が必要です。ちなみに私も元彌ちゃんが多分好きです。多分ですが。
 また,対象についての情報が手に入りやすいことも大事です。当然ですが情報がないと観測出来ません。ちなみに和泉宗家はなぜか定期的に騒動を起こすので,情報には困りません。
 更に,対象がある程度の知名度を持っている方がいいかも。隣のオバサンがあまりにもネタ的に面白すぎるのなら別にそれでもいいのですが,ある程度の有名人を選んでおく方がいいでしょう。ちなみに,和泉元彌ですが,舞台を観たことがない人は本当にたくさんいますが,知名度はとても高いです。


 ということで,これからオススメの定点観測物件をお教えします。是非ネタがない方はやってみてください。

谷亮子
 とある人に「タワラの観測してみたら?」と勧められたことがあるが,私には手に負えそうにない。本当の見所は引退後に来そうなので,その前から観測してみたらいかがでしょうか。

えなりかずき
 これは観測しがいがある物件なのですが,私は渡鬼アレルギーなんで無理です。えなりくんが密かに気になるあなた,これからいかがでしょうか? テレビにたくさん出てるから,ネタには困りませんよ。

安倍晋三
 こうなってしまった今こそ,安倍ちゃんを暖かく応援しましょう!

大仁田厚
 とりあえず今年のM-1に出るらしい。今後の外見の変化といい活動といい,意外と見逃せない物件。

関根勤
 マニアックであることをアイデンティティとした途端に,面白くなくなった気がする(ひどい)。 今後どうしていくのかよく分からない人物。いつの間にか高田純次みたいになるのだろうか。ただし,ある年代の人達はこの人のことを悪く言いたくないので注意(実は私も)。

NHK刈谷富士雄アナ
 妙にフェミニンでポエジーなNHKのアナウンサーで,ずっと前から気になっている(私だけ?)。体操とフィギュアの実況で有名になったが,シンクロなんかも彼にあっていていい。でも大相撲だとちょっと浮いているような感じがする。他の相撲アナのキャラが立ちすぎているせい(帝王・藤井ちゃん,いいオヤジ・吉田アナ,相撲ヲタ岩佐とか)かもしれないが。

 といったあたりでどうだろう? あなたの定点観測の手助けになれば幸いである。

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2007.09.30

毒吐き氏とはどういう人物なのか(1)

 ありがたいことに,前エントリにブクマがついているでも生活費の援助の申し出は残念ながらまだありません。もう一つくらいエントリ書いたら,このネット詐欺関連のカテゴリを作ってみる。書き始めたはいいけど,まとめって難しいもんですね。
 一応他にもまとめブログはあって,1つは「売国奴は出て行け!」。今年の5月から,と早い段階から動きを追っています。今は消えてしまったブログの魚拓も取ってあるのでありがたい。
 もう1つは被害者の方がまとめているてっく問題まとめサイト。被害状況についての情報交換の場となってます。ただ,被害者の方なんで,相当頭に血が上ってますな。こういう詐欺に対する怒りの量って被害額の問題じゃないんですね。マルチや株式投資のように欲の皮が突っ張った挙句に有り金ふんだくられるのとは今回の話は全く違う。今回の話は,卒業した高校や大学から「今度校舎を建て直すから,是非とも後輩たちのために寄付を」と言われてるのに近い。こういうのに寄付する場合は大概の人は「生活に支障が出ない」程度の額しか払わないはず。また,知人にちょっとお金を貸すにしても,自分の生活が困窮するくらいの多額の現金を貸す人もそんなにいない。額の問題じゃなくて,「あんなに信じていたのに」という失望や落胆の方が大きいんだな。まあ,※欄に出てくる名前を当該ブログの過去ログで探してみると,部外者の私でも涙が出てきますよ。だから毒吐き氏も過去ログ消さないのかな。


 さて,どこから話を始めるか悩んだんですが,取りあえず「毒吐き氏とはどういう人物か」から書いてみます。いろんな噂が飛んでいるのですが,たたき台として某掲示板におけるまとめを元に検討してみましょう。なんかこれだけでも長くなりそうだな。

「てっく」疑惑の「福井雅晴」氏についての暫定まとめ

・「Let's Blow! 毒吐き@てっく」管理人。

ネット上における、反小泉&反八木秀次キャンペーンの筆頭格。

ネット保守の経済左派化や麻生太郎人気は、彼の煽動によるものと思われる。

・1962年生まれで東京都在住の会社経営者(44歳)

・滋賀大学経済学部→カルフォルニア大学バークレー校経済学修士

※日本の制度では教授になれないので、同年代で教授の八木秀次氏等に嫉妬している。

・専用ブラウザを使い、2ch内の西尾幹二氏に関する情報を集めて西尾氏に御注進している「西尾GK」。

・現在、西尾陣営からは「トンズラ」したらしい。

・皇統問題や靖国問題を、金集めに利用している「政治を利用したネットゴロツキ」。

・自分の商売のために西尾先生に近づいた?

・かつて西尾日録にゲストエッセーを1回だけ載せたことがある。

(論考が不十分という理由で現在削除されている)

・福井氏が西尾ブログに関わり始めてから、西尾氏の言論はおかしくなっていった。

反面、福井氏は自身のブログ「Let's Blow! 毒吐き@てっく」を立ち上げたり

保守系知識人のブログの管理人をやったりして金儲けをするようになった。

 無視出来ないのは,「西尾幹二氏とのつながり」について。上の文には載ってないですが,西尾ブログの管理人という噂もありました。私自身も,西尾掲示板で毒吐き氏を初めて知った。よりにもよって空白の10分間事件の時に(笑) 西尾先生も大丈夫かと正直思ったものだ。本当は管理人というのは嘘だが,本当の管理人の方と仲良くしていて相談に乗っていたようだ。管理人の方が8月31日の日付のエントリで「毒吐き氏が管理人だったことはほんの一時期だけである」「確かに毒吐き氏に西尾氏の論文の情報収集をしてもらったことがあるが,西尾氏が毒吐き氏に操られていたとは思えない」と書いている。これだけだと,「面倒な事態になったから,毒吐き氏とあまり関係ないことにした」ように見えてしまうかもしれない。実は毒吐き氏自身も2006年5月の時点で「そうそう、管理人さんとは仲いいけど、西尾センセとも一定距離保ってますから、あっしは」と書いている。ということで,管理人をちゃんと務めたことはなかったみたいだし,実際は西尾先生とすごく親密だったようなわけでもなさそうだ。「福井氏が西尾ブログに関わり始めてから、西尾氏の言論はおかしくなっていった」かどうかは私には分からないが。何しろ高齢だしなあ……。


 あと,最初の段落に「ネット上における、反小泉&反八木秀次キャンペーンの筆頭格」とあるが,それはどうなのだろう? 反八木はともかく,反小泉といえば「世に倦む日々」のテサロニケ大先生によるSTOP THE KOIZUMIを忘れてはいけないのではないか。こっちの運動の方が「いろんな意味で」注目されていたように思うが。毒吐き氏と交流のあったブログ主の何人かはこのSTKに参加していたが,毒吐き氏自身は参加していたことはない。また「麻生太郎人気を扇動」ってあるが,例えば今はなき「さくらの永田町通信」というブログでも麻生太郎の魅力を紹介していたりと,別に毒吐き氏に限ったことではない。ちょっと毒吐き氏の力を買いかぶりすぎに見える。
 ここまでの段階で結構長くなってしまったので,続きは次エントリにて。胸いっぱいのエンドースメントをお願いいたしまする。

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2007.09.28

世にもよく分からんネット詐欺

 ここで宣言したが,ブログ界隈でちょっと話題になったネット皇室詐欺について定点観測を始めてみようと思う。どこまで続くか分からないが,お褒めのブックマークとかはてなスターとか(生)暖かい激励とか胸いっぱいのエンドースメントとか1週間の生活費振り込みとかあると私もやる気が出ると思うので,そうして下さると嬉しい。


Q:和泉宗家の観測はやめるんですか?
A:いいえ,それは絶対にやめません。でも,和泉宗家はあと3年くらいは話題を提供し続けてくれますが,多分ネット詐欺の方は今年中に何らかの形で「終る」と思うので,それまでに記録しといた方がいいかと思って。
 ちなみに,和泉元彌はあの有栖川殿下に表彰されたことがあります。皇室詐欺でつながっている。
Q:このブログでは政治ネタはあまり書かないんじゃなかったの?
A:基本的にはそう。ガチの人が怖いし(笑) でも今回の件は思想云々より「一体何が起こったのか」「なぜそんなことが起こったのか」というところが結構気になる。特に「なぜ?」というところが。


 というところで,話