2008.04.30
2008.04.26
「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その6)
羽衣さんによる,歌謡ショーのレポの続き。宗家ファミリー+慶子ちゃんの歌,宗家独唱に続き,ここからは「宗家とデュエット」編である。何と客席の方が宗家とデュエット出来るのである。夢の企画ともいえよう。
ところで,宗家のブログを読むと,24日に行われたディナーショーについて取材を受けた感想として,「ばっかじゃないのって映像が・・・」とか「明日のテレビ見たくないなぁ」とか書いてあるんだけど,誰かワイドショーで映像見ました? 新聞のラテ欄にも全く書かれてないし,誰も見てないんじゃないかと。もはや宗家は「訴えてやる!」とか「押すなよ,押すなよ,絶対に押すなよ」といった,上島竜平レベルに達しているのだろうか。この堺市での歌謡ショーの様子を読む限り,宗家には上島竜平の後継者になれる可能性があると私は強く思っている。
ということで,宗家とデュエット編に入る。ここから宗家の天然が炸裂し,会場が宗家に夢中になり始めているのが羽衣さんの文章から伺える。まずは最初のマダムとの「居酒屋」編。
進行役の女性が宗家とのデュエット希望者を会場内から募る。
実子すら共演を拒むほどなので、もう共演者はいない。そこで会場内の関西人の芸達者ぶりに助けていただこうという趣向である。
この提案に一人のご婦人が間髪いれず、手を挙げた。この方は一般の観客である。仕込みは一切ない。
このご婦人に宗家は「いかにも歌謡ショーという方が登場しましたね」と言った。私は宗家を見て「いかにも色物の人登場しましたね」と思った。そして舞台に上がるご婦人の手を優しくとりエスコート。その姿は安ホストのようである。
いかにも関西のノリである。東京だったらこういう場面でなかなか手が上がらないものであるが,関西では「待ってました!」という人もいるのだろう。館長が第2部開始の時点で「デュエット出来ます」と言った時から,心の準備をしている人もいるのだろう。
通常このような舞台に上がったお客様に対しては「名前」「どこから来たの?」「職業は?」と差し障りのない範囲で聞き,さりげなくお客さんをリラックスさせる。そして例えば遠方から来た客には労をねぎらい,その土地をほめたりする。職業に対しても敬意を込める。そうして,さりげなく親近感や好感を観客に与え,次の公演につなげるようなトークを展開する。
が,宗家はそんなことを全くしない。関西人は特段リラックスさせる必要がないと思っているのか。あるいは宗家の実子ですら共演を拒む事態に至っているので,このご婦人の人生の汚点になるのではという気遣いでプライバシーを守ってあげようとしたのではなかろうか。真相は全く分からない。
しかし,このようなお気遣いは関西人には無用である。このような稀代の色物芸人「和泉流二十世宗家 和泉元彌さま」との共演は,近所の井戸端会議や華やかな宴席はもちろん親類・縁者にたいしてまで吹聴し,子々孫々まで語り継いでいく。ただ,名無しでは不便なので,この「居酒屋」を歌ったご婦人を仮に「マダム1号」とする。
舞台に上がったお客さんをねぎらうとか簡単にインタビューをするといったNHKアナ的気遣いが出来るようであれば,とっくに欽ちゃんのようになれていたはずであるが,そういうことが全く出来ないところが,宗家の魅力なのかもしれない。婦人の手をとりエスコートまでは出来るが,営業トークなどいっさい出来ない,良く言えばお育ちがいいところが,マダム達に受けるのかもしれない。これが淳子ちゃんであれば,「昼どき日本列島」の経験を生かして,素人との軽妙なトークも出来るのだろうが,敢えて宗家にやらせるところがニクイところである。
マダム1号も,翌日からあちこちで「私,あの和泉元彌とデュエットしたのよ!」と武勇伝を披露なさっていたことであろう。そして,24時間以内に,町内の人,親戚,縁者は全てその事実を知ったのではないか。「私も次の機会に」という人も出てくるかもしれないので,来年もまたこの企画をやればいいと思う。
マダム1号は宗家と共演できる喜びにあふれていました。そんなマダムに宗家は「大阪に来たって感じがする」といっていました。私もそんな宗家の「毛皮」を見て,「色物ショーにきた感じがする」と再び強く実感する。
いよいよ歌が始まろうとしたとき,マダム1号が譜面を見づらそうにしている。だが,マダム1号に対して譜面台の高さを上げる,または譜面を手に持って見やすくしてあげるという行為は一切なし。宗家は「いやー。今は若いからいいですけど,年をとったら見づらいでしょう」と語った。さすが青学を8年かかってご卒業した宗家である。きっと勉学と無縁なことが功を奏したたのであろう。なにが世の中幸いするかわからない。
どこにいても,あたかも自宅にいるように振る舞う宗家! 大阪マダムと毛皮コート姿で熱くデュエットする宗家! 会場は,安っぽい「歌謡コンサート」調の文化ホール。想像するだけでお腹いっぱいである。生で見た羽衣さんはさぞお腹いっぱい胸いっぱいになったことであろう。
マダム1号が宗家に熱い熱い視線を送ると宗家は後ずさりすることもなく,視線をからめる。熱い熱い世界が繰り広げられている。そんな雰囲気に触れ,館内はある種異様な雰囲気になる。それは場末のスナックのようであった。
歌が終わると,宗家ご自身ががマダム1号に「(♪絵もない 花もない というところを)♪カネもない と歌っていましたね」と語りかける。マダム1号は「こんなことになるならメガネを持参するんだった」としきりに後悔し,恐縮していました。そして,「ちゃんと歌ってていたのになあ」と不思議がっていた。会場も一様に不思議がる。
しかし,会場は知っている。マダム1号が「♪カネもない」以外のところは正しく歌っている事をみんな知っているのだ。さらに「♪背もない カネもない」と歌わないところにマダム1号の優しさを感じるのは私だけだろうか。もっともマダム1号はシークレット足袋の存在を純粋に知らないかもしれないが・・・・
「カネもない」。なんというアドリブか。マダム1号,恐ろしい人! 関西では普段から素人でも「面白いこと言ったろ!」というノリなのだろうか。まあ,真っ先にデュエット志願する人だから,きっと考えていたのだろう。「家もない カネもない」とまでは歌わないところがマダム1号の優しさであろう。そしてマダム1号の熱い視線をまっすぐに受け止め,渾身のボケをちゃんと拾ってあげる宗家も相当優しい人であろう。
マダム1号は宗家の優しさに触れ,「私は今日であなたのことが大好きになった。これからついていきます。応援します!」と語った。もちろんマダム1号だけでなく,会場の観客全員が宗家のことが大好きになった。だが,宗家は「いや,ついてこなくていいです。うちの母だけで十分です。」と泣く泣く断腸も思いでマダム1号の申し出を謝絶。もはや妻子さえファミリーでないので宗家には選択の余地がないのであろう。お気の毒である。マダム1号は宗家のことを恨まないで欲しい。
本当に宗家がホストなら,マダム1号は宗家のためにドンペリの1本も開けてくれたことであろうに。会場の皆さんも,宗家の優しさと天然に触れ,宗家が大好きになったようである。しかし,宗家には大事なファミリーがいる。ファミリーには定員があるらしいので,これ以上増やせないのだろう。マダム1号は宗家のことを悪く思わず,今後もこっそりと応援してほしいと強くお願いする。もし来年も「2周年記念」でショーが行なわれる時には,ぜひ観に行ってほしい。後半の「銀座の恋の物語」編は次エントリに続く。
2008.04.25
「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その5)
衝撃の「宗家ファミリーとは、節子ママと節子ママのお腹から出てきた3人である。」発言が飛び出したソウケケ歌謡ショー。この度めでたく開設された宗家ブログによれば,24日のディナーショーには二人のお子さんも久しぶりに出演されたようである。良かったと言っていいのか。しかし,同居している家族ではあってもこの人達は「宗家ファミリー」ではないのだ。このエントリに掲載されている写真は,宗家が宗家ファミリーではない子供たちと一緒に写っているのは,何かのアピールなんでしょうか? もしかして,ここ読んでます?(笑)
羽衣さんのレポは続く。
気を取り直して,淳子が12月に男児が生まれたことを報告。そして3年後に初舞台を行う予定である旨を語る。その際また堺で皆に会いたいと堺に対して好印象をもっているとアピールする。そして,宗家に対し宗家のご子息(淳子は名前を出していたがファミリーでないのであえて名前は出さない)も初舞台が近い,と振る。すると私の幻聴なのか宗家は「あわ・・・あわわわ」と言っているように聞こえた。上沼恵美子の番組でご子息の初舞台は秋ごろを予定していると大見得を切っていたのに。この文化ホールの客ぐらいには本当の予定を語ってもよさそうなのに残念である。
息子の初舞台は,文化ホールのお客さんにも隠さなければならないくらいのシークレットなのだろうか。シークレットが多すぎである。それにしても「あわわわわ」とは,今どき,どんなベタなお笑い芸人でもやらないリアクションである。
あと,淳子は男の子が生まれて強気になってないか? もしかしてもしかするのか?? 和泉宗家って一子相伝じゃ(略) 単に「慶子ちゃんはファミリーではない」発言に気を悪くしていただけかもしれないが。そして,淳子ちゃんは顔もファッションセンスもセッチーに似てきているのが気になる。
さらに気を取り直して、藤九郎にいたっては「銀座の源さん」をなぜ和泉家が歌うことになったのかという問いには「和泉家ならなんでもやってくれそうだから」というさすが関西人にうけそうなトークを展開。さらに「結婚していないネタ」まで炸裂させる。藤九郎がもっともトーク上手のように見える。世間の空気も読めているし。母校のシンポジウムにも呼ばれるわけですよ。この際,館長と組んで営業してみてはどうだろうか。
「銀座の源さん」「モトヤDEサンバ」を宗家ファミリーと慶子ちゃんで合唱。
慶子ちゃんは宗家にあんな仕打ちをうけたにも係わらず足で小さくリズムを取りながら歌っている。
私が意外だったのは藤九郎である。よくネット上では気の強い女であるようないわれかたをしていたが,私には全くそうは見えなかった。私が壇上にみた藤九郎の姿は,恥ずかしそうに歌っている乙女のすがたであった。
私は祥子さんの良縁を願わずにいられなかった。コバヤシさんにも祥子の良縁を祈って欲しい。そして日々カタログに集う人々にも良縁を願って欲しい。
この日も勝負をかけてか,「深紅のワンピース」で臨んだらしい祥子ちゃん。子供好きらしく,3人の甥っ子,姪っ子からも慕われているらしい祥子ちゃん,きっといい母親になるだろう。が,最大の障壁は母親か。頑張れ。ジャガー横田も43で結婚したから大丈夫(何が?)。
ところで,「銀座の源さん」「モトヤDEサンバ」について,羽衣さんは感想を全く書いていない。宗家の芸に全く言及しない公民館館長と同じように,「読み手の想像にゆだねる」という羽衣さんの心遣いを感じる。ここで,宗家の独唱が始まる。曲は,自分の持ち歌ではなく,米米クラブの「浪漫飛行」。
「なぜ米米なのか」「なぜ宗家の持歌じゃないのか」「なぜ浪漫飛行なのか」と宗家自ら宗家自身につっこみを入れますが,答えはありませんでした。
曲が始まるともうそこには私たちの知っている宗家の姿はそこにはありません。
軽やかにステップを踏み,舞台上をクルクルと軽やかに回ります。その姿は二日酔いの熊川哲也をみているようでした。
会場内はそんな宗家のお姿を拝見し,ある種異様な雰囲気になりました。会場内の観客は誰も宗家についていけません。
が,そんな宗家についていっている方々がいました。「Free Bird」というこの文化ホールに出入りしているバンドである。私はこんな田舎のバンドなんて,と侮っていましたが,大きな間違いでした。私はようやく気づきました。宗家の公演でわざわざ「生バンド」が強調されている意味を。生バンドあっての宗家である,と。
こんな会場の様子に気づいたのか,宗家がまたまたご自分でご自身につっこみを入れます。「モトヤさん,どうしちゃったの?」「お酒でも飲んでるの?」でも答えはない。
「タチの悪いクスリでもやっているのか?」と思ってしまったが,そうではなく演技だったのだ。演技だったと分かり観客一同,安堵する。
全然ブラスバンドじゃないし。二日酔いのクマテツ,カッコいいのかカッコ悪いのか。
ただ,宗家と言えば米米クラブである。宗家が昔「はなきんデータランド」で司会をしていた頃,米米のCDを宝物だと紹介していた。そのくらい大好きなのだ。宗家が尊敬するてっぺいちゃんことカールスモーキー石井は,いつもメンバーの演奏をバックに歌っていた。
「浪漫飛行」を熱唱する宗家は,自分をカールスモーキー石井と同化させていたのではないか。Free Birdは米米メンバーなんですよ,宗家の中では。
宗家は憧れの石井氏と同化して完全に自分に酔ってしまったのだろう。「Shall we ダンス?」で憧れのラテンダンス王者のビデオを見ているうちに踊りだす竹中直人のように。
しかし,会場の客の殆どは,そんなことは知らない。そして,自分に酔っぱらってしまった人を止める術はない。とりあえず「浪漫飛行」は3分くらいで終わる曲で良かった。
それにしても,宗家の歌についての羽衣さんの評価も全く書かれていない。これも「読む側の想像にゆだねる」という配慮なのかもしれない(笑)
40万アクセス突破!
ソウケケ歌謡ショーの報告の途中ですが,ニュースです。「日々カタログ。」は4月24日に40万アクセスを突破しました。みなさん,本当にありがとうございます。特にソウケ(笑) 忙しくて更新もままならない時がありますが,どうぞ今後とも気長に応援よろしくお願いいたします。
2008.04.23
「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その4)
すみません,ここまで引っ張ってきました。第2部歌謡ショーの前座登場までお伝えしました。やっと宗家ファミリーと慶子ちゃんの登場です! あ,「宗家ファミリーと慶子ちゃん」と書いたのは羽衣さんなんですが,これには理由があります。この後の宗家の重大発言で明らかになります。あと,パティオと小峰侑二はさすがにここまでは来てなかったそうです。
まず宗家の素敵な衣装から。
宗家は、もう春なのに、しかも館内には軽く冷房が入っているのに,あの「伝説の毛皮のコート」に身を包み、おみ脚は「黒のストレッチ・ベルボトム風スラックス」をお召しである。
「伝説の毛皮のコート」とは,勿論,「銀座の源さん」のジャケット写真でお召しのあの素敵なコートのこと。宗家は,あの衣装を相当気に入ってます。暑くないのでしょうか。いや,宗家は「ショーの時はこの衣装」と決めたのでしょう。明日は宗家ファミリー&慶子ちゃん,パティオ,小峰侑二によるディナーショーが虎ノ門で行なわれる予定ですが,宗家は絶対この衣装で臨むと思います。誰かディナーショーに参加するチャレンジャーはいませんかね?(笑) 真夏でもあのコートに身を包んでほしい。中は薄着でいいから。
が,宗家は痛恨のミスを犯されてしまっていて,せっかくの「脚長スラックス」効果を存分に活かしきれていないのである。すごく残念である。宗家の実力をもってすれば,もっと脚が長くみえてしかるべきなのだが・・・宗家の衣装は上が白,下が黒という風に非常にコントラストがききすぎている。しかも宗家の「伝説の毛皮のコート」はコートであるが故に丈が長すぎる。賢明なみなさまは,もうお気づきかと思いますが,その結果,東京浦安のネズミの脚みたいになっている。脚長効果を捨ててもやはり衣装は上下を白で統一するか。あるいは,「伝説の毛皮のコート」の丈を短くするかである。しかし,このコートの丈を短くすると衣装のよさが消えてしまうかもしれないので。悩むところである。ただし,リフォーム代があればの話であるが。シークレットの高さが足りなかったのでしょうかね。あと5センチ増やしたらどうか。リフォームして「短くする」なんて勿体なくて多分出来ないザマス。
さて,ここで皆さんに質問です。
「宗家ファミリー」には誰が含まれるでしょう?
宗家が入るのは当然ですが,セッチーはどうでしょう? 姉ズは? 慶子ちゃんは? 元聖君と采明ちゃんは? 羽野晶紀は? 淳子ちゃんの旦那さんは?
私が思っていたのは,次のとおりでした。
完全にファミリー:宗家,セッチー,姉ズ,慶子ちゃん
宗家(+セッチー+姉ズ)的にはファミリーにしたいけど,最近微妙:元清君と采明ちゃん
ファミリー外:羽野晶紀,淳子ちゃんの旦那さん
実は,これは間違っていました。皆さん,覚悟して下さい。
宗家がマイクを握り、歌に入る前に衝撃の新事実を告げた。
宗家曰く
「宗家ファミリーとは、節子ママと節子ママのお腹から出てきた3人である。」
問題発言です。これを聞いて驚いたのは羽衣さんだけではなく,会場にいたお客さん全員もだと思います。私も驚きました。だって。
宗家の妻子と慶子ちゃんはファミリーの一員ではない
と宗家自ら断言なさったわけですから。
驚いたのはお客さんだけではなかったようです。この「宗家ファミリーの定義」は宗家ファミリーの一員である姉ズも知らなかったようです。当たり前です。慶子ちゃん,この舞台出てるのに。
「宗家,最低。慶子ちゃんは宗家の実子でさえ共演を拒否しているなかで,数少ない共演者じゃないの?それに宗家の妻子はこの場にいないのでサービストークとしても,目の前にいる慶子ちゃんはまだ小さな子供やないか?」と思った。私は慌てた。が淳子と藤九郎にいたってはもっと慌てている。淳子は「慶子ちゃんを含めてのファミリー」であると強弁していた。
慶子ちゃんカワイソス。おじちゃんに「お前はファミリーじゃないんだよ」と目の前で断言されちゃったよ。淳子ちゃんもそりゃあ慌てるだろう。
しかし,羽衣さんはこの発言について次のように考えている。
が,ここまできて私ははっとした。「本当に宗家は最低な人間なのか?」我々とは別のステージで宗家は考えているのではないか。淳子は「慶子ちゃんまで含めてのファミリーである」としているが,それは本当の優しさなのか。宗家は遠い未来を見据えてこういっているのではないかと考えた。あえて目の前の年端も行かない子供を断腸の思いで泣く泣くファミリーからはずしたのではないか,と。「宗家の人でなし。お前に人を教える資格があるのか」などとは慶子ちゃんには,思って欲しくない。きっと慶子ちゃんは10年後,20年後に宗家の英断を感謝する日がくるにちがいない。
宗家はまるで平家の落ち武者のようです。そう,自分の子供たちも,泣く泣くファミリーから外さざるを得なくなった。お蔭で采明ちゃんもピアノが習えるようになった(多分)。慶子ちゃんも自分の好きなことをしてほしい……という思いだったのかも。なんちて。
あと,どうでもいいのだが,亡くなった父親はファミリーではないのだろうか? まあ,自分の妻子すらファミリーから外している以上,父親も外してもいいのかもしれないが(よくないか)。
ということで,この後の展開は次のエントリで。
2008.04.22
2008.04.21
「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その3)
ソウケケショー第2部の開演である。羽衣さんの御好意と熱意のお蔭です。本当に感謝。「狂言をするのは宗家で,歌謡ショーは別の人達では?」という説もあったが,実はそうではなかった。ここまで来て予測がついたかもしれないが,実際は宗家が自らマイクを取って歌われたのである。何という会であるか。一体誰がこの企画を考えたのか? あの館長なのか? そうだとしたらなかなかのやり手である。この公民館館長は一体何者なのか?
実際に観に行かれた羽衣さんもいろいろな疑問が湧いたようである。
館長再び登場
普通は「楽しかった」とか「素晴らしい演技でしたね」というお世辞があると思うのですが,そういう講評は一切無し。感想は観る者のゆだねる館長の懐の深さに触れ、館長に痺れる。
続いて第2部の進行を軽く説明。館長からお楽しみを発表。なんと,宗家とデュエットができるとのことである。館長は「今から心の準備をして楽しみにしてください」と告げる。つづいて最後には宗家たちと観客で合唱するとうスペシャルな企画があるという。またまた館長は「歌声喫茶ののりで楽しんでください」とおっしゃる。う・歌声喫茶?なんのことかわからん。 この企画はいったい誰がたてたのであろうか。館長はいかにして宗家ファミリーを口説いたのか,ぜひ別講演できかせてほしい。館長と宗家ファミリーの関係についても興味がつきない。というかむくむく私の好奇心がかきたてられる。なぞだらけで,つっこみどころ満載なので全然退屈しない。
ちなみに館長はこの日,白いシャツに黒いチョッキをきていらして,普通のおじさんに見える。真に懐の深い偉大な人は,シークレット足袋なんかでわざわざ自分を大きく見せなくていいんだと実感した。
シークレット足袋!! この日の公演でも宗家はシークレット足袋をお召しだったのでしょうか。気になります。大名役なのではっきりと見えなかったかもしれないですが。それにしてもこの館長の宗家あしらいを見ると,只者ではありません。本当にこの企画は誰が立てたのか,どうやって宗家ファミリーに出てもらったのか,館長にじっくり伺いたいです。10年来の知人ということですが,どういうご関係なのかも。館長というからには宗家よりかなり年上ではないかと思われますが。また宗家の芸についてお世辞ですら何も言わないのも素晴らしいところです。
「歌声喫茶」とは,昭和30年代に流行した飲食店の形式。伴奏が店に入っていて,店の客は大声で歌を歌うらしいです。私の生まれる前の話のハズなのに,なぜかダークダックスとかデュークエイセスとか思い浮かびます。ロシア民謡を歌ってそう。「カラオケスナック」だと爛れたオトナの雰囲気になるからダメなのでしょうか。でも「宗家とデュエット」って,明らかに「カラオケスナック」です。
あと藤九郎姉ちゃんは「ブラスバンドとのコラボレーション」とこのイベントのことを書いてましたが,大嘘です。姉ちゃんが見栄を張ったのか,それとも館長に騙されたのか。後者の可能性もちょっとありそう。
続いて、進行役の女性登場。
なぜだか分からないが、「くら寿司」に謝意をのべていた。まったく意味がわからない。なぜくら寿司なのか。帰りにお土産でもくれるのかと期待してまっていたが(関西人はタダでもらえるものが大好きである。)なにもなし。宗家のご子息のお披露目のときにはぜひ紅白まんじゅうでも配って欲しい。もう、そんな機会はないかもしれないが・・・・
回転寿司ですね。スポンサーなんでしょうか? 全く謎です。そして宗家のご子息のお披露目は一体いつどこで行われるのかも謎です。謎だらけです。そしてここで幕が上がります。
雰囲気は「NHK歌謡コンサート」からカネのかかっている部分を取り除いたものである。照明は紫だし・・・
私はここに小田切アナウンサーがいてくれればと思った。小田切アナウンサーとはNHK歌謡コンサートの司会者である。まだ若手と呼ばれる年齢にあるにもかかわらず,NHKホールの華やかな雰囲気を,神田川の裏手の三畳一間のじめじめとした空間に観客をいざなう凄腕の司会者である。今年の紅白には経費節減のためにぜひ白組の司会者に抜擢して欲しい。風体は,切れ者の右大臣の腰ぎんちゃく大納言といったところであろうか。決して,右大臣や左大臣ではない。別に中納言でも少納言でもいいのだが,なんとなく大納言。ただし,小豆はゆでるとおいしいが、千ちゃんはゆでても,決しておいしそうではない。NHKにはぜひ彼を大事に育てていただきたい。そして,いつの日か宗家と共演することを期待している。そして彼の司会で宗家が紹介されることを願っている。宗家の紹介文を考えてみたが,いいものが思い浮かばないのでみんなで考えて欲しい。
文才が炸裂しています。「雰囲気は「NHK歌謡コンサート」からカネのかかっている部分を取り除いたものである」,「照明が紫」,これだけの文章で,なぜか「ああ,あんな感じなんだ……」と想像がつきます。もっとバンドやセットをしょぼくしたら,公民館の風景になるのでしょう。というか,これって,完全にカラオケスナックです。歌謡喫茶じゃないって。
そして,羽衣さんは非常に小田切アナを気にしている,というか,ちょっとラブじゃないでしょうか。この番組といえば宮本アナを思いだしますが,微妙に小物っぽいところとか垢抜けないところとか,感じが似ています。阿部ちゃんはちょっと違うんですよねー。紅白にはいいけど,「歌謡コンサート」ではない。
宗家は今度の新曲で,ぜひ「歌謡コンサート」を目指して欲しい。マツケンサンバもこの番組でやったんじゃなかったかな。そしてこれを足がかりに紅白も目指して欲しい。
幕が開き,いきなり宗家登場ではなく,まずは前座が出てきます。文化ホールのカラオケ教室の女性講師の方だそうです。文化ホールに貢献している方ではあるんですが,この雰囲気で歌うのは辛かったかも。いくらカラオケ教室の先生とはいえ,プロの歌手ではないですし。
彼女は明らかに戸惑いながら歌っていた。「歌謡ショー」の前座ではなく,「色物ショー」の前座をみている観客の視線に気がついたのではないだろうか。全く彼女の責任ではないのだが・・・彼女には次回ぜひこの雪辱を宗家にぶつけて頂きたい。次回の選曲は色物ショーの前座にふさわしく,越地吹雪の「ろくでなし」である。そして高らかに熱唱していただきたい。 だが出来ることなら,この曲は羽野晶紀に歌って欲しい。なぜ「ろくでなし」なのかは,あえて聞かないで欲しい。もう宗家と共演することもないだろうが・・・
「ろくでなし」と聞いて,鼻の穴に豆を詰めて飛ばしながら歌う羽野晶紀を想像したのは私だけでしょうか。それはワハハの梅垣です。が,この女性講師の方には,それくらいやっていただきたかったかも。
沢田研二の「憎みきれないろくでなし」もいいですね。「最後に あなたは あなたは どうする どうする つもり〜」と羽野晶紀に熱唱して欲しいです。本当に宗家は最後にどうするおつもりなのか。ちなみにこの曲の最後は,次の通り。
「最後は 疲れて 疲れて 私の 私の胸で
眠るつもりでいるでしょうね
憎みきれないろくでなし」
宗家にピッタリすぎる。
この後でやっと宗家が登場するのですが,ここで最大の問題発言を行ないます。次回をお楽しみに!
2008.04.20
「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その2)
「宗家ショー」(←なんか違う)レポートの続き。羽衣さんのレポートはまだまだ続きます。
実は,1つ大事なことを書き忘れてしまいました。本当にすみません。館長の挨拶の後,宗家の挨拶もあったそうなんです。相変わらずあのもごもごした口調だったのでしょうか。
祝辞と和泉流と狂言について説明。何をしゃべているのよくわからず、面白くないので早く止めて欲しかった。館長を見習って短く笑いをとるトークを学んでほしい。
関西の方はトークの面白さに厳しいです。館長のトークが冴えまくっていたせいで宗家のトークが面白くなく見えたのか,それとも宗家のトークはテレビでもおなじみの,アドリブがきかない,要領を得ないトークだったせいか。初鹿都議がクリスマス狂言ライブについて「元彌さんは話も非常にわかりやすく,また,お客さんを楽しまそうとするだけでなく,狂言を知ってもらおうという気持ちが非常に伝わり,ブラウン管を通して見るのとは明らかに異なる素晴らしい方でした。失礼を承知で言わせていただくと,ちゃらちゃらしたところなど全く無く,非常に真面目で,理知的だと感じました。 」と書いているのとは全く正反対です。クリスマス狂言ライブの時だけはしっかりしていたのでしょうか? 多分そうではないでしょうが。
第1部の最後は,ワークショップ。地元の子供と慶子ちゃんに礼の仕方とか擬音の出し方をレクチャーしたそうです。擬音って,お得意の「びょうびょうびょう」(←犬の泣き声)でしょうかね。
慶子ちゃんにこういうのをやらせるのは,幼稚園でのお作法教室でもやっている,と宗家は前に日記に書いていたような記憶があります。「狂言は子供でもできる」ところをアピールしたいのか。でも,それは狂言を舐めているな。狂言は子供には出来ないと思うよ。じゃあ,子供が狂言をするのに意味がないかというとそうじゃない。子供のうちからやらないと大人になった時にきちんとした狂言を演じられないからそうするんであって。
ここで宗家は自分の教室をアピール。
宗家は「狂言を習いたい人は一筆おいていってほしい」といっていましたが,実の子供すら共演を拒否するような人に習いたい人はいるのか。いくら大阪がお笑い好きだといってもそこまでチャレンジャーな人はいないだろう。そもそもHPには大阪教室は一番古いと書いているが,どこでやっているのか、誰に聞いても知らないし,宗家も語らない。和泉流の小笠原氏ですら教室を開くとき新聞に掲載されたのに。宗家自ら教えていただけるのなら,一度や二度,掲載されてもよさそうなものだが、私はみた記憶がありません。
謎の狂言教室。確かにホームページには殆ど情報がありません。情報はこれだけです。
和泉元彌が主宰する狂言教室の中では一番歴史が古いクラス。
稽古場 大阪
月謝 チケット制のみ(10枚+1枚・特別コースを除く)
コース 特別(6名限定)/一般/グループ/学生グループ/親子定員 20組
スケジュール 東京同様
「稽古場 大阪」って!? 確かに小笠原さんでさえ新聞に出ているのなら,宗家レベルなら何度か出そうなもの。更に,大阪であれば,京都で茂山さんに習えるわけだし。本当にどこでやっているのか。あ,もしかして,大木こだまよろしく,「わざわざ来てくれんでもええのに。電話したら家まで行きまんねや」なのか!? 出前狂言教室だとすれば,場所が分からなくても不思議ではない……かもしれない(笑) しかし,本当に教室は開かれているのか? もしかすると宗家の脳内にしか存在しないのか? 謎は尽きません。
この後,とうとう,真打登場。そう,セッチー!!
節子理事長。わざわざ総理主催の桜を愛でる会を中座して,堺に来た旨を恩着せがましく説明。
そう,セッチーは「桜を見る会」に出席していた。某掲示板でも話題になっていたが,これね。福田総理も全く脈絡がない人達呼んでいるなあ。眞鍋かをりの隣で写っているのがセッチー。「恩着せがましく」というのが,相変わらずのセッチーっぷりですね。
羽衣さんは「このとき,何故だかわからないが,梶井基次郎の「桜の樹の下に死体が埋まっている」という一節を思い出した。」そうです。この文を読んで,きっと埋めても出てくるに違いないと思ったのは私。誰がかはあえて書きませんが。
ということで,ここで第1部終了。ここまででも既にお腹いっぱいになりつつあるが,本当に面白いのはここからです。そう,噂の歌謡ショーがあるのです。
「ソウケケ歌謡ショー」の真相(その1)
先日,「和泉流狂言と生バンドによる歌謡ショー」を紹介するエントリを書いた。「一体どんなイベントなんだ!?」とツッコミを入れたところ,イベントが行われた翌日にこのブログに設置しているメールフォーム経由で1通のメールが届いた。
送って下さったのは「羽衣」様。何と宗家の公演を観に行ったそうである。長らく和泉宗家を生暖かく追っかけている「日々カタログ。」であるが,「宗家の公演を観た」人からのメール,コメントは初めてである。何でも長く書き続けてみるものである。
羽衣様は宗家の公演を見るのは初めてだったそうだが,あまりの衝撃(笑撃)に,ついメールを送ってしまったそうだ。
宗家の新境地,ここにありといったところ。館内の人達も「こんなに笑ったのは何年ぶりやろか」「漫才より面白い」と賞賛していました。
出来ればこの公演をみんなに知って欲しい,全国の人にみて欲しいと思っています。
笑いにうるさい大阪の人をこれだけ笑わせるとは! 内容についても書いてあったのだが,その数行の文章だけで,私も「この公演をぜひ観たい」と強く感じた。なぜ東京でやってくれないのか。これは勿論宗家の素晴らしさもあるのだが,羽衣様の文が冴え渡っているというのも大きい。
羽衣様の「この公演をみんなに知って欲しい」という熱い思いと御好意により,歌謡ショーのレポをこのブログで紹介させてもらうことになった。かなりの長文レポになるので(実はまだ終わっていないです),何回かに分けて紹介させてもらう。羽衣様はこのブログの読者の方を信頼して送って下さっているので,コメンターの方もそのようにお願いしますね。ショーの内容についての質問は答えて下さるはずです。あと,「能狂言をみるのは初めてだった」とのことなので,私の方で補足を加えています。引用部は羽衣様のレポ,地の文は私の補足です。和泉宗家の狂言が普通の能狂言かというと……ですが(笑)
ということで,レポはショーの「前日」から始まります。チケットを入手しようと決めた時からがショーの始まりなのです。
公演が本当に行われるか心配だったので,会館に電話すると電話に出た女性が,いぶかしがりながらでもきっぱりと「宗家は大阪に前日入りします。うちに限って遅刻やキャンセルはありません」とおっしゃりました。この堂々とした態度に感動し,これは期待がもてると翌日参加することに決定しました。
素晴らしい行動です。必ず前日に「本当に行われるかどうか」確認する,宗家の公演に臨む際の正しい態度と言えましょう。また,「前日入りする」,「うちに限って」という公民館の言葉が力強いです。翌日のショーで明らかになるのですが,公民館の館長と宗家は10年来の知人らしいので,それで公民館も強気だったか。「館長は宗家に対して優位な立場なのかも」というのが羽衣様の推測ですが,そうかもしれないですね。現に宗家に仕事あげてるわけですから。当日は15分前に到着し,券を無事入手出来たそうです。
最初は館長の挨拶から。この公演は,公民館開館1周年記念で行われたみたいです。ずいぶん大きな仕事ですね。そして,この挨拶が聞き物だったようです。
1周年の謝意につづき,宗家ご紹介。「男前が災いした」という発言に館内大爆笑。さすが10年来の知人である館長は一家の転がし方がうまいと感心。狂言の卒業試験の時に堺の少林寺に竹を取りに来る,伊勢神宮で年に1度奉納狂言をやっている旨説明。狂言の評価は一切なし。宗家の紹介の時に「男前が災いした」という発言が飛び出した模様です。他にもソウケケ転がしが行われたそうです。さすが関西。
後からのメールによる補足なのですが,「狂言は猿に始まり,狐に終わる」ということを館長はおっしゃったそうです。「靭猿」の猿役で初舞台を踏み,「釣狐」のシテの狐を演じることが一人前になるための修業からの卒業試験となるんですね。
で,今回このエントリを書くに当たって調べて初めて知ったのですが,堺の少林寺の竹が「釣狐」上演時に使われるんだそうです。こちらのページにありますが,「永徳元年(1381)塔頭耕雲庵の住持白蔵主が,鎮守稲荷 明神に參籠して霊狐を得,狂言大蔵流の始祖霊狐の所作を 狂言に作り,釣狐として上演されました。以後狂言歌舞伎 関係者は釣狐上演の際は当寺に參詣し技芸の上達上演の成 功を祈願し寺内の逆芽竹を1本祈祷してもらい持ち帰り,上演の時の杖に使用する慣習になっています。」とのことです。このことを館長はおっしゃったのでしょう(羽衣様,メールで違ったこと書いてすみませんでした……)。
少林寺に竹を取りに来る,伊勢神宮で奉納狂言をやっているという事実は紹介するけど,芸の評価をいっさいしないのが,ある意味ソウケケの芸に対する評価かもしれません。
次は,「祝言小舞 鶴亀の舞」(舞:慶子ちゃん 地唄:宗家)」。これちょっとビックリするのは,祝言小舞を子供だけに舞わせるのと,地謡が宗家しかいないこと。ちょっと情けなくないか? 公民館1周年を寿ぐ舞台となれば,宗家自ら舞うのが礼儀だと思うんですが……。あと,いくら子供でも地謡は3人はいないと。
羽衣様も,「ソウケケは子供を弾よけに使っているのか」と書かれてましたが,ちょっと違和感を感じていたようです。何というか,子供の芸をみたら,「可愛い」とか「一生懸命やってて偉いわねえ」と言うしかないじゃないですか。ヤジ飛ばしたり,批判するのは許されないというか。ソウケケがそういうことを狙っている匂いを感じられたようです。私も激しく同意します。子供は次の「痺」のシテの方がいいのに。
「痺」(主人:藤九郎 太郎冠者:淳子)。ここで面白いことが書かれています。
終了後、私の後ろの席の人の声が聞こえてきました。「なんや終わるの早いんじゃない?」「あほやな。和泉家の狂言は普通の狂言ちゃうやん」
えっ?!普通の狂言?普通じゃない狂言があるのか、私には意味がわかりません。コバヤシさんにぜひ公演を観賞してこの意味を解明していただきたい。
「痺」自体がとても短い狂言で,よく,素人のお弟子が最初に発表会で演じる演目がこれだったりします。もうちょっと難しいのやったらどうかと思いますが,それはいいとして。
実際の公演を観てないので断言は出来ないのですが,「普通の狂言ではない」というのは,もしかすると,まだ中抜きやってるのかもしれんですね。中抜きというのは,狂言を台本通りやらないで,途中をはしょること。2002年,宗家が爆発的に忙しく,ドタキャンだのダブルブッキングだのやっていた頃,上演時間を短くするために中抜きしていたのが話題になってました。まあ,最近のドラマも最終回直前になるとダイジェスト番組流して,最終回の視聴率を稼いでいます。「途中までのあらすじと最終回だけ観てドラマを見た気分になる」現代人のニーズに合わせた演出とも言えましょう。
和泉宗家は,「約600年同じ形で狂言を上演している」と言い張ってますけど。
あの「痺」ですら中抜きなのか,今はそんなに仕事が忙しくないはずなのに,まだ中抜きやってるのか,私も自分の目で確かめなくては。
次の「昆布売」(大名:宗家 昆布売:藤九郎)については「宗家のなさけない大名役に,とても演技とは思えないリアルさを感じ,一同大爆笑でした。」とのことです(笑) 刀で宗家を脅迫する藤九郎にも,とても演技とは思えないリアルさがあったことだと想像します。
第1部は,この後のワークショップまでなのですが,ここまででずいぶん長くなったので,ここで切ります。次のワークショップで,セッチーが華麗に登場します。次回もお楽しみに!
2008.04.15
2008.04.13
愛は和泉宗家を救うのか
前エントリの続き。私の元へのタレコミ,前エントリへのコメントでセッチー,藤九郎姉ちゃんと民主党初鹿あきひろ都議との親密な関係が明らかになった。親密だと申告しているのは初鹿議員だけなんだけど。この頃には宗家サイトの日記の更新は既に止まっていたからいいとして,藤九郎姉ちゃんの日記には何も書かれていない。仕事の話は,母校青山学院でのシンポジウムだけである。
前エントリのコメントにもあったが,初鹿都議が毎月行なっているだんらん会へセッチー・藤九郎が現れたのは,12月7日が最初のようだ。
だんらん会 12月7日(金)
今年最後のだんらん会を行ないました。久しぶりに予定をはるかに超える23名の方にご出席いただきました。初めての方が6名来られ、その中には、狂言の和泉元彌さんのお母様の和泉節子さんとお姉さんの十世三宅藤九郎さんという方々も!
予定よりも増えてしまい、ちょっと、窮屈でしたが、盛り上がって多くの方が、2次会まで参加して下さいました。
来年もよろしくお願いします。
どういうツテで初鹿都議のだんらん会に参加したのかは全く分からない。後援者の中にソウケケの知り合いがいたとしか考えられない。初鹿都議の地元は江戸川で,ソウケケの本拠地は板橋なので,選挙区が全く違うから。
それで意気投合したのか分からないのだが,初鹿議員はセッチーのお招きで,12月17日に行われた「クリスマス狂言ライブ」を観賞したそうである。
クリスマス狂言ライブ 12月17日(月)
先日のだんらん会に来られた和泉節子さんのお誘いで、千代田区の「いきいきプラザ一番町」で行なわれた和泉流宗家主催の「狂言ライブ」を鑑賞に行きました。和泉流二十世宗家の和泉元彌さん、史上初女性狂言師の和泉淳子さん、十世三宅藤九郎さんらが出演して、「いろは」「蝸牛」の二曲を演じていただきました。
実際に狂言を行なう前に、元彌さんが狂言の歴史や狂言の楽しみ方、見どころなどを解説してくれましたので、初めて狂言を見る方や子どもさんもより楽しく狂言を見ることができたと思います。
元彌さんは話も非常にわかりやすく、また、お客さんを楽しまそうとするだけでなく、狂言を知ってもらおうという気持ちが非常に伝わり、ブラウン管を通して見るのとは明らかに異なる素晴らしい方でした。失礼を承知で言わせていただくと、ちゃらちゃらしたところなど全く無く、非常に真面目で、理知的だと感じました。
いずれにしても、このような舞台なら子ども達も楽しむことが出来、本当の伝統文化の良さがわかるのだろうと感じました。このような舞台を子ども達にどんどん見せていってもらいたいものです。
第2部は場所を「いきいきプラザ」の1階にあるレストランる・ぴあのに移して、食事をしながらトークショー。和泉流宗家の三人と理事長の和泉節子さんも加わり、大変楽しいひとときを過ごすことが出来ました。皆さんを楽しませるような話をしながらも、狂言師であることに誇りを持っているんだなぁ〜と感じさせるところが、本物だなぁ〜と感じました。
多くの方はテレビのワイドショーから受ける印象からしか和泉元彌さんを知らないのでしょう。是非、一度生の舞台を見てもらいたいものです。マスコミっていかに面白おかしく話題を作って、視聴率を稼ごうとしているのかがわかると思います。しかし、真面目にやっている方をきちんと評価できない日本のマスコミってどうなんですかね〜
和泉流宗家、頑張れ〜
かつて電凸内容暴露によって公式ページ閉鎖騒動を起こされた初鹿センセイの「マスコミっていかに面白おかしく話題を作って,視聴率を稼ごうとしているのかがわかると思います。しかし,真面目にやっている方をきちんと評価できない日本のマスコミってどうなんですかね〜」というお言葉には重みがある。初鹿センセイ的には,税金払ってないとか,家賃や駐車場の料金を滞納しているとか,子供の養育費は嫁の貯金で賄っているとか,そういうことがたとえ本当だとしても,仕事に対して真面目そうな人達をそんなことで追い落としてはいけないのだろう。
あと,「狂言ライブ」の写真を見ると,「銀座の源さん」のCDジャケットで話題になったあのファー付き白スーツを宗家がお召しになっていたことが分かる。が,更によーく見ると,淳子姉ちゃんのショッキングピンクの洋服も,CDジャケット写真で着ているのと同じではなかろうか。こんな服を2着持っているとは思えない。藤九郎とセッチーは違う服に見えるが。宗家と淳子姉ちゃんはあの洋服がお気に入りなので何度も着ているのか,それとも他に服がないのか。どうなんだろう。
それはともかくとして,この「クリスマス狂言ライブ」という仕事の存在をここで初めて知った。藤九郎姉ちゃんも国内公演のところに書いていないし,日記にも何も言及がない。もしかすると一般人は入れないようなクローズドなイベントだったのだろうか,と思い,検索してみると思わぬページに行き当たった。平成19年12月5日付の千代田区の広報(PDFファイル)である。この広報に次のようなことが書いてあった。なお,FAX番号と最後に書いてある和泉流宗家のケータイ番号はこちらで伏せることにする。広報にはバリバリ載ってますが。FAXはともかく,ケータイはいいのか?
和泉流宗家チャリティ公演 クリスマス狂言ライブin 千代田
クリスマスを日本流で過ごしてみませんか。お子さん連れも大歓迎です。
12月17日(月)18時30分開場/19時開演、いきいきプラザ一番町カスケードホール(一番町12)、区内在住・在勤・在学者80名( 申込順)、演目=狂言「蝸牛」「伊呂波」ほか、出演=和泉元彌さん・和泉淳子さん・三宅藤九郎さん・和泉きょうこさんほか、12月15日(土)(必着)までにハガキ・ファクシミリまたはEメールに希望人数を記入し和泉流宗家(〒174−0074板橋区東新町2−58−7 FAX:*** mail@tokuro.com)へ。
※第2部食事会・第3部トークショー付のチケットを別途販売しています。詳しくは、和泉流宗家(***)へ。
チャリティ?! それはともかく,チケットはソウケケが直接販売しているようである。千代田区はタッチしないのだろうか。問い合わせ先がいろいろあるのもどうなのか。統一した方がいいのではないかと。
何が怖いって,チケットの値段が全く分からないことである。第1部は千代田区関係者はご招待なのか単に優先予約ができるというだけなのか全く分からない。これを見る限りは定員は少ないながらも,完全にクローズドなイベントだったわけではないようだ。それなら,サイトで告知すればいいと思うのだが,ご招待とか区の関係者だけでどうにかなるようなイベントだったのだろうか。
そして,チャリティ とあるのも,おおいにひっかかる。このご時世,チャリティイベントを行なう時には,「どういう趣旨で」,「どういう組織に」,寄付をするのか事前に明らかにするものじゃないだろうか。例えば,視覚障害者のために音声が流れる信号機を増やすためにイベントを行なって,収益金はそういう協会に寄付するとか。そういうことが全く書いてないのは問題があるのではないか。
更に,チャリティというのはある程度金や地位を持ってる人がやるから説得力があるところがある。例えば杉良太郎はチャリティ好きで有名な芸能人であるが,杉様はまぎれもなく大スターである。それに比べて,和泉宗家は(略) あまりはっきり言わないでおくが,「チャリティ」と聞いた時に最初に思ったことをタイトルにほのめかしておいた。一体どちらに寄付されたんですか?
2008.04.11
ビクター落語会(3月28日)
三田の仏教伝道会館で行なわれているビクター落語会。この会のコンセプトは,ビクターだからか,映像作品として古典落語を収録することらしい。ビクター落語会のDVDをいくつか購入したのだが,師匠方の気合が伝わるようで面白い。ただ,この仏教伝道会館が分かりにくくて困る。全く目印がない地域なので。
今回は,古今亭菊之丞と柳亭市馬の二人会。菊之丞は,前から生で見たかったのだ。あと,両者ともに古典落語を中心にしているが,芸風は違う。菊之丞は華やかできれいで色気のある芸風で,市馬は逆に男らしいカラッとした芸風。
開口一番は,前座の市朗の「金明竹」。よく覚えましたなあ(笑) 次は市馬の「のめる」。これはインターネットで配信されていたのではないか? こういうバカバカしい噺は本当に面白い。
菊之丞の「三味線栗毛」。菊之丞はテレビで落語をするときは少し声を変えていると思う。実際の高座は,意外とオッサンくさい声である(笑) しかし,本当に華があるなあ! この日の「三味線栗毛」だが,最後は錦着は酒井雅楽頭に会え,検校にしてもらえるという筋だった。錦着は少し年配で,あまり世の中に対して多く期待していないような存在という風な造形だった。涙の人情噺になりそうでならないようにしてしまうのが,この人の持ち味か。
仲入り後は,菊之丞の「紙入れ」。マクラは「寝取られ小咄」だったか? こういう噺は本当に上手いなあ〜。そして,何がすごいって,人物によって全く顔つきが違うところ。女性が特にうまい。
最後は市馬の「三軒長屋」。こういう荒っぽい男がたくさん出てくる噺がよく似合う。長講一席,演者の足がしびれるほどの大熱演。大満足の2時間半,この会すごくないか?
2008.04.09
祝・「モトヤDEサンバ」発売と,あのセンセイとの夢のコラボレーション
4月8日。「銀座の源さん」・「モトヤDEサンバ」が発売されたはずだ。店頭にあるかどうかは確認していないが,ネット通販では販売が始まったのではないか。しかし,スポーツ紙では全く取り上げられていない。あの一家のことだし,プロデューサーの「源さん」的には大々的にしかけようとしたのかもしれないが,期待外れであった。月曜に羽野晶紀がものまねバトルの審査員をしていたのを見たが,そつなく「ひな壇仕事」をこなしていたのが印象的だった。
モトヤちゃんのサイトも久しぶりに更新されていたが,新曲関係の情報は全くない。更新されたのは公演情報。
和泉流狂言と生バンドによる歌謡ショー
と き:2008年4月12日(土) 開演 14:30
ところ:大阪府堺市立東文化会館メインホール(5F)
番 組:狂言『痺』狂言『昆布売』狂言小舞『鶴亀の舞』
料 金:3000円 お問い合わせ:東文化会館文化ホール(北野田フェスティバル)
TEL:072-230-0134
生バンドによる歌謡ショー!? 故・ダン池田みたいな人が指揮してるのだろうか。昔の歌謡番組のバックバンドみたいなものが想像される。ちなみに,この公演って藤九郎姉ちゃんのサイトには次のように書いてある。
2008年4月12日(土) 午後3時開演/午後2時半開場 堺市立東文化会館 文化ホール(北野田フェステイバル) 和泉流宗家による狂言公演 狂言「痺」、「昆布売」、ブラスバンドとのコラボレーション ※詳しくは堺市立東文化会館 072−234−5691 へ
同じイベントなのに印象が全然違わないか? 実際は宗家が書いているように「歌謡ショー」のおまけに狂言をするというイベントなんだろうけど,藤九郎姉ちゃんが書くと「狂言が主のイベントでブラスバンドはお楽しみ」という風に見える。もうちょっと,宗家にはカッコつけて欲しい。
それはともかく,先日,メールにて次のような情報提供があった(ナイトスクープのようだが,いつもながら多謝)。都議会議員初鹿あきひろ先生のだんらん会に和泉節子と三宅藤九郎が参加したというものだ。初鹿先生が公式ホームページでそう書いておられる。消えちゃうとまずいから全文引用しておく。
だんらん会 4月4日(金)
毎月行なっているだんらん会。今日は初参加の方が10名と過去最高を記録。総勢28名の大宴会となりました。また、数ヶ月ぶりに狂言の和泉流宗家の和泉節子さんと三宅藤九郎さんも参加して下さいました。和泉節子さんはテレビに出ている有名人ということもあり、他のお客さんからも一緒に写真撮らせて下さいと声をかけられていました。テレビの力は本当に凄いですね〜。
数ヶ月ぶりということは,初鹿先生のだんらん会にちょくちょく来ているということなのだろうか。少なくとも,初めて参加したわけではなさそうだ。
……さて,初鹿先生というと,ある「事件」でとても有名な方である。初鹿あきひろでgoogle検索した結果がこれだが,本人のページの次には,その事件の顛末を記したブログが来てしまうという何たる皮肉。
簡単に事件のことを書いておく。「mumurブルログ」という有名ブログがある。今は移転したらしいが,嫌韓,反朝日というある意味分かりやすいブログである。しかし,それだけではさすがに有名にはならない。そんなブログはたくさんあるから。
ここのブログの大きなネタは「電凸」である。新聞社とか議員とかに電話突撃し,その内容を公開するというものである。相手もいい迷惑だが,ネットがこれだけ普及し,マスコミ報道に対する不信感が高まっている現在だから,そういうことをして喝采される輩も出てくるのだろう。
初鹿先生は日朝友好促進都議会議員連盟事務局長を勤められていて,北朝鮮に視察に行ったこともあるそうなので,見事にターゲットになった。その顛末はここにあるが,電凸に対して「あなた,あたまおかしいですよ。病院にいったほうがいいんじゃないですか?」という発言を行なったことがブログに書かれ,初鹿先生の当時のホームページは閉鎖に追い込まれたようなのだ。電凸に対して怒る気持ちはよく分かるのだが,脇が甘かったと思う。「ニートの支援」と公約に書いてあったしなあ。
しかし,いつの間にか公式ページが再び作られていた。今度は日朝友好〜という役職名はどこにも書かず,政策や公約においてもそういうことはいっさい言及されていない。前回の事件で学習したらしい。しかし,和泉節子と親密というのもどうなのだろう? それも脇が甘くないか?
2008.04.08
2008.04.05
コーホー先生のやりたい芳題
宇野功芳という音楽評論家がいる。日本で一番有名なクラシック音楽の批評家と言っても過言ではない。「日本一当てになる」かどうかは評価が分かれるが,少なくとも日本でのクラシックのディスクの売り上げに影響を与えているとはいえよう。レビューの内容と言うより,「○○といえよう」とか「〜の極み」とかそういう「宇野節」が炸裂する独特の文体はケレン味があり,妙に癖になるから人気があるのだろう。そのためあちこちで真似されており,挙句には全自動音楽評論ジェネレータ「功芳くん」!! なるものも作られてしまうくらいだ。宇野功芳の文章を読んだことがない人でも,このジェネレータで5つくらいの評論を読んでみれば,彼の文章がどんな感じか大体分かると思う。いつもこんな感じなんですよ。
そんなコーホー先生だが,読売日響が毎月コンサートで配布している「月刊オーケストラ」で連載を持っている。「いいたい"芳"題」というタイトルのコラムである。音楽に限らず,自分が気に入った画家とかここの寿司が旨いとかいろんなことを書いているのだが,大体はちょっとした自慢話である(笑) まあ,宇野センセイのそういう話を読みたい人もいるだろうからいいのだが。新聞でも雑誌でも,「なぜこんなコラムが」というのが1つくらいあるものだし。
しかし,3月のコラムはちょっと驚かされた。去年の春から「宇野功芳の音盤棚・これがUNO!」というCDの発売が始まっていたらしい。知らなかった。コーホー先生がセレクトしたクラシック音楽のCDとセンセイ書き下ろしのエッセイをセットにしているようなのだ。コーホー福袋みたいなものか。誰が買うのか,と思うのだが,宇野センセイほどの人気音楽評論家となれば,買う人がそこそこ見込めるのだろう。
そこまでなら分かるのだが,付録の特典CDになぜか漫談家の牧野周一の漫談をつけているらしい。牧野周一という人は,宇野功芳の父親である。それはちとやり過ぎではないだろうか? 牧野周一の漫談の1つに「音楽療法」というのがあってそれを収めているらしいんだけど,「クラシックCDの付録としてはぴったりといえよう」だって。コーホー先生ってずいぶん偉いんだなあ。やりたい放題だなあ。でも,クラヲタというかコーホーヲタでそれ聴きたい人どれだけいるんだか。コーホー先生は,往年の名指揮者の晩年,例えばクレンペラーのように,あらゆる約束事から解放され,好き放題に振る舞える境地に達しているということなのだろうか。





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