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2007.12.31

2007年の日々カタログ。

 今年最後のエントリです。カウンタでは約363000アクセスになろうとしています。1年で約9万ですね。
 去年の「桜塚やっくん」のような一発ネタはありませんでしたが,今年1年ブログを続けられたのもひとえに,これを読んで下さる皆様と

ネタを提供し続けてくれた和泉宗家

のお蔭です。本当にありがとうございました。今年に入ってずいぶんコメントやタレコミも増えたのも嬉しい限りです。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


 ベストエントリを選ぼうと思ったのですが,今年のエントリを読み返してみたら,いろんな意味で面白くて選べなくなってしまったのでやめておきます。
 その代わりに来年の展望を書いておきます。

*「ネット詐欺」はもう追わないのか?
 まだやります。ただ,なんだか気持ち悪くなってきました。あのブログは普通に続いているし,糾弾する声もネット上では小さくなっているし。

*来年の和泉宗家
 もうよく分からない。一応,現在のところの問題を整理すると,次の2点か。
 ・差し押さえにあっているらしい実家はいつ追い出されるのか?
 ・正式に離婚するのか,それともとうとうセッチー離れをするのか?
 年末の仕事は少なそうで,カルセンの仕事も来年以降どうなるか分からない。となると,経済的には最終段階ではないか。金づるの羽野晶紀も出ちゃったことだし。

*来年の目標
 去年の大晦日のエントリを見ていたら「スピリチュアルブロガーを目指す」と書いてあった(笑) 無理だったので,おとなしく清純派ブロガーを目指すことにします。
 今年のエントリを読み返して思ったのは,内容がかなり好き勝手になってきていることですな。もう4年近くもやってるとそうなってくるのかも。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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2007.12.30

今年のベスト○○

 明日で2007年も終わるので,今年の総括エントリ。「ベストエントリ」は明日やりますが,ここでは,舞台とか落語の勝手なベストを選んでおきます。

・ベストコンサート:ティーレマン指揮ミュンヘンフィル ブルックナー・交響曲第5番
 これがダントツ。今年はオペラとクラシックのコンサートに20回くらい行ったのですが(サントリーが工事中の時は殆ど行かなかったからな),他に競合するものが思いつかないくらい素晴らしかった! 2位は,下野&読響の1月の「名曲シリーズ」,ルイジ&ドレスデンの「ばらの騎士」の両方。

・ベスト落語:柳家喬太郎「ハワイの雪」・立川志の輔「井戸の茶碗」
 味わいが全く違うので,この2つの優劣は比べようがない。
 志の輔さんの落語は「立場が上の者に対する批判性」も強いのだけど,それ以上に「今まで全く違う境遇にいた他人同士が,何かの拍子に心を通わせていく」過程を丁寧に描いているところも印象に残った。
 喬太郎師は,今年何度か聞いたが,これが一番良かったな。花形の大賞を狙いにいって,実際に受賞されたわけだけど,その気合がみなぎっていた。貫録出てきたよね。体型じゃなくて(笑)

・ベスト歌舞伎俳優:中村歌六丈
 最近本当に充実してきている。老け役というと,左団次,段四郎もいるが,歌六の老け役は少し違う。左団次だと「侠」な感じがするし,段四郎だと「義」とか「理」が強い。また,この二人だと,最初から「老け」なところがある。変な表現だけど,「昔は若くて,今では考えられないけど,いろんなこともしたのだ」というところがあまり感じられない。しかし,歌六の老け役は,「枯れることを拒んでいる」,「年寄り扱いされているし,寄る年波は感じているが,まだまだやれるはずだ」という感じがする。更に,昔はいろいろあったという雰囲気もある。
 ……語ると長くなりそうなので,この辺でやめておく。機会があったらまた書いてみる。
 

 ついでに来年の勝手な展望も書いておく。
・コンサート編:
 サロネン&ロサンゼルスフィルが来るので,それが楽しみ。あと,読響にもっと通おうと思う。
・落語編:
 春風亭栄助がとうとう真打昇進! 今後の活躍に期待。
・歌舞伎編:
 大河が終わった亀治郎は落ち着いて歌舞伎をしてくれればいいが。若手では薪車さんに期待(笑)
 ついでに,進ちゃんが東京で見られますように。忠兵衛やりたいみたいだから,やらせてあげたらいいと思う。勿論孫右衛門はパパガトーさんで。

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2007.12.28

和泉元彌名言集(その3)〜Blue Heaven編〜

[] 今日になって和泉元彌公式ページが大幅改装されていた。ものすごく久しぶりに更新したと思ったら,内容が減っていた。公演情報,メディア出演情報,狂言教室のお知らせが全て工事中になってしまった。掲示板へのリンクもなくなった(ただし,掲示板自体は存在している)。
 代わりに「手紙を書く」という謎のコーナーが出来ていた。「迅速にあなたの声を元彌に届けます」と上に書いてあるが,一体主語は何なのかよく分からない。また,本文の字の色が赤で読みにくいのは何とかして欲しいと思う。あと,ページの上に「STEP1 2 3」という意味が分からないものがある。クリックしたが何もないようだ。消せばいいのに。更に右のフレームのアンケートの答えに意味がないのも何とかして欲しい。いつもそうなのだが,ページを作ったらちゃんとブラウザで確認してないのではないだろうか。確認するだけでスキルアップにつながるものなんだけど。

 いつものように全文引用。

とりあえず聞かせて
  *座席指定御希望の方は、ご希望の開の名称・お席とお客様の情報をご記入下さい。こちらから返信させて頂きます。
和泉元彌宛応援メッセージはじめ秘密のメッセージはこちらまで。
・和泉流宗家への一般公演・学校公演・講演・などのご依頼、ご質問。
・狂言教室や玄人入門などのお問い合わせ。
・各公演の切符のご購入、お問い合わせ。
などなど、第一歩が踏み出しにくい方はお気軽にお便りをお寄せください。出来る限り迅速に対応させていただきます。が、お問い合わせが多数の時には、回答が遅くなる場合がございます。なにとぞご理解ください。

冷やかしやいたずら、誹謗メールなどは作業の妨げになるばかりでなく、本人が大変傷つきますので、固くお断りいたします。 
皆様の生の声を是非お送りください。もともと生の舞台に立っている和泉元彌は、皆様の笑い声や、拍手をいただきながら成長を遂げてきました。が、最近では、他分野への出演やメデイアの露出が増える中、皆様の目に自分自身がどの様に映り、皆様の耳に自分自身の声がどう届いているのか・・・時々不安になることもあります。そこで、皆様の生の声を届けていただき、『心』の共有が出来たら・・・と思っています。 
当然、厳しいご意見もあるかと思いますが、たま〜に励ましのメッセージがあるだけで元気になれる私です。どうぞ忌憚の無いメッセージを心よりお待ちしております。 舞台の感想、テレビ出演の感想、ワイドショーを見て、このサイトの良い所・悪いところ・・・どんな事でも、皆様の意見をとりあえず聞かせて!!下さい。

 相変わらずよく分からない文章である。まずこれ書いてるの元彌本人なんだよね? 元彌が「本人が大変傷つきますので」と他人事のように書くのって変じゃない? ヤワラさんもそうなんだけど,どうやら「(自分をチヤホヤしてくれる)他人からの」目線で自分のことを語る習性が元彌さんにもありそうだ。ヤワラさんについては気が付いた人も出てきているが(あれだけの有名人だから),ヤワラさんは実績があるから許してもらっているところがある。48キロ級では世界一の柔道選手なので,世間も「まあ,柔道で実績上げてるからいいか」と思っているところがある。しかし,元彌さんの場合には,そういう都合の良い他人は家族しかいなさそうだ。
 また,文章の構成もよく分からない。なぜいきなり「座席指定ご希望」から文章が始まっているのか。先に「各公演の切符のご購入、お問い合わせ」が来るべきだろう。購入の際に,座席指定するんじゃないのか? 宗家,しっかりしてくれ。
 玄人入門って何? もしかして弟子入り?! 
 それにしても一体28日までに何があったのか? 某掲示板とかこのブログとかまとめサイトとか見てしまったのだろうか。それで,「教室の案内とかあるとつっこまれる」とか「座席指定出来ないんじゃね,とか言われてるよ」とか気が付いたのだろうか。もし気が付いたのなら,第1行目の「ご希望の開」という誤植も直した方がいいだろう。


 そして,後半部を見る限り,かなり参っているのかもしれないという気がしてきた。そりゃあいたずらメールとか明らかな誹謗メールは嫌だろう。しかし,「生の声」,「忌憚のないメッセージ」というのも,本当に大丈夫なのだろうか。励ましというのは,当人にとってはとても厳しいこともあるし,受け入れがたいことも多いぞ。美輪様のお言葉のように,「今からでも遅くないから,プライドを捨てて協会に復帰出来るように頭下げて欲しい」というのは激励のメッセージだと解釈されるのか誹謗としか取られないのか。「狂言師の品格が疑われるから,バラエティに出ないで欲しい」というのはどうなのか。励ましのつもりでメッセージを送っても,向こうがそう取ってくれるかどうかが分からない。
 疲れているのであれば,誰かに「忌憚のないメッセージ」なんて求めない方がいいと思う。嫁と子供としばらくのんびりするのがいいんじゃないかな。ネットなんか見ないで。

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下野竜也指揮読売日響ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付」

[][] 今年の第九は下野に決定。これが今年最後のコンサートです。12月20日に行って参りました。今年の合唱は新国立劇場合唱団ということもあって非常に楽しみにしていました。


 下野の指揮はスピーディなのに音にふくらみがあって良かったですね。ただ,サントリーは改装後に2階のデルタ地域の音響が悪くなったような気がするんですが。音が遠くなったというか。今後は舞台から遠くても正面の方がいいかもしれないですな。あと,客層が定期と違うせいか落ち着きがない人が多かったなあ。なぜ小銭とか落とすか。
 しかし,第3楽章までは結構良かったですね。オケが一体となっているので,どこのパートがいいとかそういう感想を全く持たなかったくらい良かった。大概第3楽章くらいで飽きるんですが(笑)そういうダレも全くなかった。第4楽章はもう少しタメがあっても良かったかな。
 唯一の問題はあのバリトンはちょっと苦手……。そもそもあれはバリトンなのか?(笑) 合唱団はやっぱりプロなだけあって素晴らしかったです。年の最後にいい演奏会で満足でございました。

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コバヤシ(BlogPet)

コミヤマは、コバヤシは引退するはずだった。

*このエントリは、ブログペットの「コミヤマ」が書きました。

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2007.12.27

和泉元彌名言集(その2)〜羽野晶紀のリハビリ編〜

[][] 羽野晶紀が出演した「オーラの泉」が無事放映されたようだ。実はこの時間,私は所用があって外出していたので本放送は見ていないのだが,掲示板の情報と「オーラの泉」まとめブログ(怖いからリンクしない)で大体の内容を知ることができた。

 やっぱりぬるい内容だったようだ。
 前にこの番組を見たことがあるが,ヨイショ番組なんで,基本的にゲストを悪く言わない。難しいのが,離婚とか家族問題とかで揉めているゲストの場合で,あまり配偶者や家族のことを悪く言うことも出来ない。あまり悪く言うと,そんな配偶者となぜ結婚したとか,あなたは何もしなかったのかとか,ゲストの非(というほどのことじゃないが)に視聴者の目が行きやすくなるからだ。「必要な出会いだった」とか「あなたとはこれこれこういう理由(前世がどうたらこうたらとか)で本当は縁がなかったのだ」とかそういう説明でうまく切り抜ける。
 こんな番組に出た羽野晶紀だが,このような発言を行なったらしい。Genさんからのタレコミ(多謝!)だが,和泉元彌がこんなことを羽野晶紀に言ったそうな。


「『狂言師の奥さんが、ウサギの格好をしていて、例えば、皇室の秋の園遊会に呼ばれますか?』 って言われて。 『行けますか?』 って言われて……」
 園遊会?! 園遊会に呼ばれるつもりなのか? シークレット足袋でか? というか,自分,プロレス出たのはいいのか? プロレスラーで園遊会に呼ばれた人なんているのか?! 奥さんがウサギの格好してるのをどうこう言う前に,自分が今まで何してきたか考えた方がいいのではないか? 当然ながら,美輪様にもつっこまれていたようだ。
 

 この発言を読んで私が思いだしたのは,華原朋美が「電波少年」で,小室哲哉のお蔭で売れた過去を振り返っていたことについての,故・ナンシー関の文章だ。小室と別れた後少しいろいろあった後の朋ちゃんだ。朋ちゃんは「あの頃の自分はちょっとおかしかった」と言っていたそうだ。そして,小室に最初に会った時,歌わされたのが「ラブ・イズ・コンピューター」というフレーズで,朋ちゃんが歌うのを聴いた小室は泣いた,ということを朋ちゃんは語っていたらしい。朋ちゃんには暴露話で小室に恥をかかせようという意図は全くない。しかし,小室にとっては大ダメージだ。ハズかちい。
 ナンシーはこんな朋ちゃんについて,「リハビリ」と書いていた。何を言っていいのかまるで分かっていないというか,前の自分を「変だった」と気付いたはいいが,今度は別の意味でおかしなことになっている状態を指していた。今回の羽野晶紀の発言にも似た匂いを感じる。羽野晶紀も,決して,和泉元彌の脳内について視聴者に疑問を抱かせたり,和泉元彌に恥をかかせるためにこのような発言をしたわけではないように思える。単に「元彌さんに悪いことをしてしまった。狂言師の妻としてどうすればいいのか……」というつもりだったのだろう。しかし,これ見た人は,「和泉元彌ってどうかしてる」という感想と,「羽野晶紀はこんなこと言っちゃって大丈夫なのか」という不安を抱きそうなんだが。ウサギの着ぐるみの時「リハビリ」と本人が言っていたのはある意味当たっていたのかも。意外と世間の目線がまだ見えてないのかもしれない。
 
 
 さて,美輪様が「協会に謝れば」と仰っていたようだが,前から多くのひとがそう思っていると思うし,実際に当人達にそう進言した人もいるのではなかろうか。しかし,それが当人達に出来たらとっくにそうしているはずで,美輪様のお言葉でも残念ながら宗家には届かないだろう。
 やっぱり宗家もセッチーともども出演するのが良かろう。そこで,スピリチュアルから,「そこにあなたのお父様の元秀さんがいらっしゃいますよ。1からやり直せとおっしゃっていますよ」と言ってもらえば少しは効き目あるかもしれない。

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2007.12.26

円丈の「らくだ」をやる会(12月23日国立演芸場)

[ ][][] 今年最後の寄席は,円丈&SWA(小ゑんさんもいますが)の会へ。毎年年末に行われている会らしいが,今年初めて行ってみた。
 最初は全員の挨拶から。円丈師匠を盛り上げようということだろう。いつも円丈を生で観て思うのは,意外にも(?)ものすごく繊細なことだ。客の反応が悪いと無茶してしまうところがある。特に「らくだ」というのは,円丈師匠もおっしゃっていたがとても長くて難しい。馬鹿馬鹿しいとも違うし,泣かせるところも全くない。ブラックなんだけど,後味が悪いのもいけない。
 最初は彦いちの「反対俥」。後に喬太郎とか小ゑんとか昇太とか白鳥とか控えているのでやりにくかったらしい。最初のうちは客の入りもいまいちというのもあってか,頑張ってやっていたがやや空回り気味だった。頭をぶつけたのは大丈夫だろうか。
 次は喬太郎。「擬宝珠」で来ましたよ。ウルトラマンから「演芸ガチャガチャ」(あったら欲しい!),そしてギザ10というマクラ。古い噺らしいが,オリジナルっぽく聴こえる。
 小ゑんは名作「鉄の男」!! 小ゑん師はおそらく自分は鉄ヲタではないと思う。自分が鉄だったら,多分ネタにはしないと思うのだ。しかし,ヲタクマインドがある方だとお見受けした。「キハ58系」はともかく,「レイルウェイライター種村直樹」はマニアックすぎて誰だか分かった人は殆どいなかったと思われる。ちなみに,私はなぜか知っている。そして,会の性質上か,いい意味で力が抜けていて良かったな。最初から「誰もついていけない噺します」だし。
 中入り前の最後は昇太の「お見立て」。この人やっぱり腹黒いよね(笑) しかし,20分の持ち時間を生かした噺はさすがだと思った。テレビでもいつも思うが,時間配分がうまい。客が弛れないようにするのもうまい。
 中入り後は,白鳥の「ナースコール」。円丈の一番弟子(※欄で指摘がありましたが,総領弟子はらん丈師匠でした。訂正いたします。ご指摘ありがとうございました)だからこの順番なのだろうが,ちょっと期待外れ。緊張していたのかもしれないし,前があれだけ盛り上がっちゃうとね。

 大トリは円丈師匠の「らくだ」。最初は緊張気味で,らくだの兄貴分の半次がやや単調に見えた。しかし,久六が酔っぱらってからはいい感じになってきた。この噺の最大の見せ場だが,人間関係が完全に入れ替わるのが面白かった。オチは……書かない方がいいかな(笑) 今後3年くらいは古典をやると仰っているので,今後も楽しみではあるが,体力落ちてそうなのが気掛かり。

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2007.12.24

二大奇人による二大偉業

年末なので、お約束の「2007年度を振り返る」というエントリを書いてみる。今年達成された二大偉業といえば、何と言っても

・加藤一二三20001000敗
・前田智徳2000安打


である。他にもあるかもしれないけど、私の中ではそういうことになっている。
この2つの偉業は単に「2000つながり」というだけでなく、「天才だが明らかに奇人」が長い間かけて達成したという点で共通している。
(12月30日訂正:1000敗でした。なんでこんな思い違いしてたのか。やれやれ。どれだけひふみん強いのか)


 まず加藤一二三九段から。「一二三九段」って字面がすごいですね。私は全く将棋は指せないが、父親が毎週日曜朝から教育テレビの将棋番組をみていたので、将棋指しのキャラは知っている。昔は濃い人がたくさんいた。大山康晴、升田幸三、米長邦雄、中原誠などなど。そんな濃い面々の中で一際輝いていたのがひふみんである。その伝説はこちらにまとめられている。「私から闘いを取ったら何が残るといえよう。勝負師である限り、命が尽きるまで勝負に明け暮れるのが棋士のさだめだ」ってカッチョイイ台詞も吐いている。
 21000敗のニュースで驚いたのは、まだ公式戦に出ているということである。もう米長も中原も引退状態なのに、まだまだ元気に将棋を指し続けているひふみん。将棋は体力や気力が落ちてくると勝てなくなってくるから、ある程度の年齢になるとみんなやめてしまうのだ。年下や格下に負けることも増えてくるし。
 そんな中、若者に交じって闘い続けるのがひふみんである。21000敗出来るほど第一線で対局し続けているというのがすごい。大体、負けたことで大ニュースになってるのがすごいじゃないか。まだまだ勝ちたいと言いきるひふみんには命ある限り将棋をして欲しい。
 
 そして、広島の前田選手。イチローが天才と呼ぶ男。怪我さえなければとっくに2000本は達成していただろうし、ずっと怪我なく順調だったらメジャーも狙えたと思う。最近は出場回数も減っているが、2000本安打達成直前からは、市民球場は満員だったそうだ。テレビで観たけど、あの老朽化した球場が壊れるのではないかと思った。インタビューでも泣きながら、
「こんな不甲斐ない選手を応援して下さり……」
と言っていた前田。相変わらずすぎる。名球会も「ワシはそんな大層な選手ではないので」と泣きながら断って欲しかったが、コージの手前か嬉しそうにブレザー着ていたのに苦笑した。入っちゃったのか。引退後は解説者……というのは無理そうなので、ぜひコーチで。監督は無理そうだけど。

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2007.12.20

コミヤマが展開しなかった(BlogPet)

コミヤマが展開しなかったー。
でも、コバヤシで卒業すればよかった?
でも、コミヤマは、コバヤシは志の輔決定ー!

*このエントリは、ブログペットの「コミヤマ」が書きました。

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2007.12.19

和泉元彌名言集(その1)

 離婚騒動も一段落、というかそろそろみんな飽きてきましたね。それにしてもソウケケはお仕事はあるのでしょうか? 去年まではヒルトン名古屋などでディナーショーがあったのですが、今年はそういう話も聞きません。学校回りとかちゃんとやっているのならいいのですが。

 もう年の瀬なので「モトヤン名言集」をまとめることにしました。モトヤンの言葉に触れて、清々しく新しい年を迎えたいと思います。ちょっと嘘。
 
 
 
・「僕の中に自殺、浮気、離婚はない」
 テレビ番組における発言。このエントリの※欄でも問題になったが、離婚はともかく、誰も何も言っていないのになぜ「自殺」と「浮気」という単語が出てくるのか。
 これまで多くの問題で世間を騒がせてきた元彌だが、浮気報道というのは全くなかったのではないか。そして、今回の離婚騒動において、誰も「元彌が浮気をしているせいだ」と言っている人はいないと思うのだが、何か言われたのか? モトヤンが浮気するような人だとは私も全く思っていないよ、本当に。
 更に「自殺」って。そういうことが頭をよぎったこともあるのだろうか……。精神的に相当追いつめられているのだろうか。宗家は自殺してはなりませんよ。


・「ワイドショーはショーなんだと最近知りました。」
 国立能楽堂公演における談話。30年以上生きてきて、今まで何だと思っていたのか。ニュース番組だと思っていたのでしょうか。


・「別火をしているだけなんです。」
 テレビ番組における発言。別居をしている理由を聞かれ、「精進潔斎のときには、(家族と)お風呂や食事の火を分けることが狂言の世界にはある。心願成就のためにやっているんです」と答えた。
 前にも書いたけど、本来、別火とは、能楽においては式三番を演じる時や祭りの稚児などが身を清めるために「家族とお風呂や食事の火を分ける」ことである。更には女性と話すのも禁止である。
 ソウケケの別火とは、
 ・一緒にご飯を食べているママと姉は女性でもなく家族でもない
 ・なぜか車中で過ごす
形式のものであるらしい。さすが普通の人と違うぜ!


・「離婚危機疑惑は決してございません。」
 日枝神社公演後の挨拶より。言いたい事は分かるんだが、「疑惑」というのは「本当かどうかについて疑い惑うこと」(広辞苑より)という意味である。世間が疑惑の念を持っている限り、あなたが疑ってなくても疑惑はあるのだ。
 実は羽島市の公演の後にも「離婚危機疑惑は〜」と言っていた。この時にコメント台本を作ったのだろうか。いったい誰が書いたのだろうか。本人だろうか、セッチーだろうか。
 日枝神社公演の時には「近々、いろいろな、心無い報道でご心配をおかけしています。」という時制がよく分からない発言も出る。本当にこの人(8年かかったとは言え)青学の日本文学科を卒業したのか? 大丈夫か? 宗家たるもの、もっと日本語をちゃんとして欲しい。


・「僕、いろいろたたかれてるけど、挫折はしないタイプなんで」
 「検定ハンター」開始時記者会見にて。「6点の夫」発言が出たのもこの場。挫折しないので、まだまだ協会復帰も諦めていないのでしょう。頑張れ!


 ということで、今日はこの辺でやめておく。宗家は意外と名言が多い。しかし、一応古典芸能やってるということになっているので、もう少し日本語を勉強した方がいいのではないかと思った。

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2007.12.18

芸能人モードの羽野晶紀・そして元彌ちゃんは?

[][] 羽野晶紀が今週の土曜に放映される「オーラの泉」に出演したようだ。実際の番組を観てみないと何とも言えないのだが、報道を紹介しておく。

羽野晶紀「オーラの泉」で夫・和泉元彌の全て語る!?(スポーツ報知)

 女優の羽野晶紀(39)が、22日放送のテレビ朝日系「オーラの泉 年末2時間スペシャル! 愛の話〜不思議な話〜」(後7時)に出演。別居中の夫・和泉元彌(33)について赤裸々に語っている。

 別居と復帰を巡り、いろいろな憶測が飛び交ったが、羽野は自ら口を開き「さまざまなバッシング、報道をされてしまう環境にさらされている幼い子供たちを守るため、自立することが大切と考えた」と、真相を話し始める。

 5歳の長女は初舞台を経験。3歳の長男も、いずれその時期を迎えることになる。夫と同じ道を歩んでいく子供たちに、母親として何ができるか。どういう道を選べば、家族が幸せになれるか。別居の裏に隠された本心にも迫っている。

 現在も、元彌は子供たちのもとを訪れ、家族で幸せな時間を過ごしているという。その元彌について「半分は自分の夫。でも、もう半分は日本のものだと思っている。それは自分の子供に対してもそう」ときっぱり。連日報道される和泉家のお家騒動を「家の中で黙って見ているしかできなかった」と話し、核心に迫るのか注目される。


 ……もう完全に芸能人モードなんだなという感じがする。少なくとも自分のイメージが悪くなることは言わない。この「オーラの泉」なんだが、「マスコミなどが玉の輿などと騒いでいるが、旦那さんとはもっとずっと深いところで繋がっている」と美輪様に言われた直後に離婚したのは奥菜恵。その程度。告白だの本心だの言ったところで、この番組は「ぶっちゃけトーク」系ではないので、お涙頂戴的展開に持っていってゲストを持ち上げて終わるんじゃなかろうか。そうされるために出るんだろうし。基本的にゲストは人の悪口はあまり言わない。言うとしても「そういう風に考える自分に何か問題があるのでは」という風に持っていって、それに対してデブ江原や美輪様がフォローするという形式なので、ゲストがダメージを受けることはない。

 更に、ラジオ番組では「セッチーに謝りたい発言」をしたそうな。これも報知より。なぜか報知だけがニュースにしている。

羽野晶紀、姑と仲直り!?

女優の羽野晶紀(39)が13日、ニッポン放送「テリー伊藤 のってけラジオ」(月〜金曜・後1時)に出演し、狂言師・和泉元彌(33)との別居について語った。「誰か1人が幸せになるとかはありえない。元彌さんもお母さんもみんな幸せになってほしい」。“離婚騒動”の原因とされるしゅうとめの節子さんとは「ケンカしたことはない。いろいろな事があって、まずお母さんに謝りたい」と“復縁”をにおわす発言。

 「復縁」をにおわすというより、「あんたら頑張りや、サイナラ〜」に見えるんだが。それはともかく、セッチーの悪口を言うわけないわな。「自分が悪かった」と先に言っておくことで、相手を封じ込めることが出来るからだ。ここでセッチーは「あんたが悪いんだ」と言えないだろう。言ったらセッチーにとって大きなダメージになる。この発言は圧倒的に優位に立つための意味を持っているな。やっぱりしたたか。しかし、そのくらいでないと芸能界は渡っていけないし、仕事をもらい続けることは難しいだろう。


 なぜ元彌ちゃんはこの嫁にいろんなことを学ばなかったのか。自分の方が宗家でずっと偉いと思っていたのか。元彌ちゃんも東宝芸能にお世話になるという噂もあるので、少し考え直したのかもしれないが。ところで和泉宗家は今年はディナーショーはないのか? もうそういう仕事もなくなってしまったのだろうか。

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2007.12.16

野村又三郎師死去

 橋下弁護士に「変質者」呼ばわりされようと,能楽愛好家のハシクレなので,この記事をエントリとして上げておく。
 先日,国立能楽堂のページで予定されていた舞台を病気のため休演するというお知らせが載っていた。もう年齢も年齢だからと心配していたが,このようなことになってしまった。この10年近く,和泉流の問題で,しなくてもいい苦労をされてきたことであろう。心よりお悔やみ申し上げます。

狂言界の重鎮、野村又三郎さんが死去(YOMIURI ONLINE)

狂言和泉流・野村又三郎家当主で、狂言界の最長老の一人として活躍した十二世野村又三郎(のむら・またさぶろう、本名・信廣=のぶひろ)さんが12日午後1時3分、脳しゅようのため亡くなった。
 86歳だった。
 告別式は15日午前11時から名古屋市千種区千種2の19の1いちやなぎ中央斎場で。喪主は長男、小三郎(本名・信行)氏。
 又三郎家は和泉流三派のひとつ。江戸時代には尾張藩に仕えた由緒ある家系。十二世は十一世信英の三男として東京に生まれ、4歳で初舞台。戦時中に徴兵され、シベリア抑留を経て1959年、先祖ゆかりの名古屋に本拠を構えた。

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2007.12.13

井上(BlogPet)

きのうコミヤマが、年長は挑戦するつもりだった?
でも、コバヤシは投資するはずだったの。
それできのうは騒動しなかった。
だけど、コバヤシの井上公造とか設定しなかったー。
だけど、コバヤシは生活しなかったよ。
だけど、コバヤシの幼稚園も風刺しないです。

*このエントリは、ブログペットの「コミヤマ」が書きました。

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2007.12.12

ここは1つ,和泉元彌に能楽の敵・橋下弁護士を討ってもらおうか

 橋下弁護士が,大阪府知事選挙に出馬することになったらしい。一回テレビの都合で断ったが,結局出馬が決定した。
 
 私は橋下弁護士がどういう人か良く知らない。どういう分野が専門の弁護士なのか,そもそもどういう案件を扱っている弁護士なのか,全く知らない。しかし,テレビを殆ど見ない私ですらテレビ番組に出演する橋下弁護士を何度か見たことがあるので,よっぽどテレビに出ているのだろう。前に,「ものまね王座」の審査員していたのを見たぞ。あと事務所がタイタン(爆笑問題の事務所)とか。芸能人としか見えない。あ,最近では「懲戒請求」騒動を起こしたとか。
 本当によく知らないのだが,前から薄々「この人は単に有名になりたいだけで,いつまでも弁護士をやっているつもりはないのだろう」と思っていた。で,政界入りなのな。そのうち国政も狙うんだろうな。


 そういう橋下弁護士だが,この人は能楽愛好家を怒らせたことでも有名である。2002年の和泉元彌能楽協会退会処分騒動に対して,「サンデージャポン」にて

「このご時世、能狂言のファンっていうと恥ずかしいじゃないですか。変質者っていうか」

という発言を行なった。「橋下 能楽」で検索するとたくさん出てくるよ! 変質者って。新明解国語辞典様に「変質」についてお伺いを立ててみたら,

普通と違った病的な性質。(特に性的なそれを指す)「ー者」・「ー的」

という御答えが返ってきた。病的ですかそうですか。で,多数の視聴者の抗議も勿論あったが,どこぞの国文学者の先生の抗議を受けてようやく謝罪したらしい。当時から橋下も橋下ならTBSもTBSなんだな。
「能楽ってよく分かんないしー,見てもつまんないんだよねー。そんなの見て喜んでいるのって変じゃね?」という気持ちは分からないでもない。そう思うのも自由だ。更にその思いを絶対に表明してはいけないということもない。
 しかし,言い方ってものがある。「変質者」という言葉は明らかに能楽愛好家を誹謗している。大体において,時代遅れで少数の人しか愛好していない趣味が好きであることの何が悪いのか。少数派は頭がおかしいでも言いたいのか? それって弁護士としてどうなのか?


 ということで,このように根拠もなく能楽を貶める男に対しては何らかの制裁が必要である。ここで1つ,上記の発言の元になった和泉元彌に登場願おう。ある意味和泉元彌も能楽を貶めているのだが,そこは目を瞑る。元彌ちゃんには,能楽の敵を倒してもらいたい。
 やっぱりプロレスで勝負してもらおうか。橋下弁護士はプロレス的な素質がありそうだ。ハッスルには,「能楽の威信をかけた戦い」として,和泉元彌vs橋下弁護士の試合をセッティングしてもらいたいところだ。元彌ちゃんが勝ったら,橋下にタダで顧問弁護士になってもらうという条件で。でも,それも迷惑か。

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2007.12.10

もう誰からも信じられてない

[] 最近テレビに出て何を発言してもメディアに取り上げられないソウケケである。3月から4月にかけての「差し押さえ騒動」,「石垣公演騒動」の際,「ワイドショーは信じるな」だのマスコミ批判を元彌ちゃんはさんざんしていたが,その甲斐があったようだ。
 
 それはともかく,前のエントリからの進展を簡単にまとめてみた。

<仕事編>
・銀座能楽堂公演については,結局これ以上の情報は分からず。SNSで日記をサーチしても全然ない。
・銀座能楽堂公演だが,公演が終った後になって,藤九郎ページで公演情報がアップされていた。遅すぎる。藤九郎姉ちゃん自体はピン(笑)で母校のシンポジウムに出たりしているらしい。宗家は母校に呼ばれないのでしょうか。
・千駄ケ谷鳩森神社境内でワークショップがあったらしい。藤九郎姉ちゃんのピン仕事のはずが,ソウケケ来ていた情報あり。ヒマなのか。
・SNSで日記サーチしていたら,「近所の高校に宗家が公演にきた」というのはあった。そういう仕事はしているようだ。
・次の和泉会は淳子姉ちゃんの産休が終った頃だろうか。


<離婚騒動編>
・離婚は絶対ないと宗家は言い張っているが,みんな半笑いなのは何故か。
・しかし,SNSで日記サーチしていたら,「夫婦揃ってご飯食べているのを見た」というものがあった。どうなっているのか。ご飯食べさせてもらってるのだろうか。
・「井上公造が「セッチーよりヨメを選んだから離婚はない」と関西の番組で言っていたけど,どうなんでしょうね?」という情報をもらった。前もそうテレビで言ったけど……ってありましたけどね。
・そして,羽野晶紀はオーラの泉に出るらしい。何度か本ブログでもコメント欄で「宗家とセッチーでオーラの泉に出て,美輪様に説教してもらうと世間の好感度が上がっていいのではないか」と書いたが,まさかこれ読んだ?(笑) これで離婚のお墨付きをもらうか,それともやり直しの道を勧められるか。宗家も早くこの番組に出演を!


 ということで,年を無事越せるかどうか不安なソウケケである。年末年始は様々なバラエティー番組があるので,是非とも頑張ってもらいたい。

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2007.12.09

志の輔らくごのごらく(11月23日・国立演芸場)

[][] 毎年チケット争奪戦が行なわれる「らくごのごらく」。今年は何とか,本当に何とかチケットが取れたので(最後のチケットですと国立の人に言われた),念願かなって見に行く事にした。何しろ,志らくも登場という豪華版だし,パルコの正月公演は場所的にしんどいので(渋谷の真ん中に辿り着くまでに疲れてしまう),志の輔を拝むのにはありがたい。
 演目は以下のとおり。意外なことに古典しかやってないし,前半の志らくもトリの志の輔も大きな話を持ってきた。

立川志の春 「狸の札」
立川志らら 「宮戸川」
立川志らく 「火焔太鼓」
だめじゃん小出のジャグリング
立川志の輔 「井戸の茶碗」

 最初の志の春は志の輔のお弟子の前座。明るくてよろしい。次の志ららは,志らくの弟子の二つ目にして,高田文夫の運転手らしい(笑) 真打になったら,マネージャーに格上げじゃないですかね(笑) 「宮戸川」自体がバカバカしい話だが,本人自体もはじけててバカバカしい。二つ目にしてはずいぶんと慣れてるもんだな。
 前半の最後は志らく。立川流をオ○ムに喩えるというのも,もう古いんじゃないですかね(笑) 志らく独特の妄想ワールドがすごい。おかみさん,なんか凄いんだ(笑) あと,わざと時代設定にあってないネタ入れたりとかね。ややドタバタした感じがしたが,やっぱりうまいな。

 後半はだめじゃん小出のジャグリング。初めて見たが,時々非常にくだらないことをするのが良い。あと,実は結構難しいことをやっているが,難しいという印象を与えないのもいい。
 最後は志の輔。最初は少し風邪気味かとも思ったが,徐々に調子が上がっていく。人物造形も見事だし,しっとりとした話しぶり。で,マクラのせいか少し風刺の要素もある。武家の意地に振り回される庶民の抗議。意地や面目のために人の心が見えなかったことに気がつく浪人。道具を通じて,今まで他人だった人達が少しずつ心を通い合わせて,最後はめでたしめでたしで終る。すごい落語家だね。「火焔太鼓」と「井戸の茶碗」,「汚くて全く価値がなさそうな古道具をお武家が目をつけての騒動」というところでつなげたのか。でも,切り口が全く違うところも面白い。

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2007.12.08

ファビオ・ルイジ指揮ドレスデン国立歌劇場「サロメ」(11月24日)

[][][] 個人的には今年最後のオペラがこれ。上演時間が短いので,プレトークがついていた。主にムスバッハの演出についての解説だが,どういう意味でこういう演出にしたかということが詳しく説明されていた。10月の「モーゼとアロン」もムスバッハの演出だったが,現代的な意味を持たせるとか,視覚的にあまり親切でないとかそういう特徴がある。苦手な人は苦手かも。
 で,今回の見所だが,あの「7つのヴェールの踊り」は完全に意味不明。踊ってるのはヘロディアスなどで,サロメは殆ど舞台に出てこない。その後で「見事な踊りだ!」と言われてもねえ(もともとあの部分は結構かったるいが)。
 ただ,サロメの造形はいいと思った。まだ16歳の少女が義父に性的な目で見られることや母親が性的なところで問題があることを激しく嫌悪しながらも,自分も性的な要素で人の心をもてあそんでいる。そんな中,自分を全く性的に見ない男,世の中から超越している男に対して憧れの心を持つようになる。その男に拒絶された少女は,男の首とともに世の中から離れていこうとする。そんな話になっていた。サロメを演じるカミッラ・ニールンドは,エロい感じのサロメではなく,思春期独特のエキセントリックさを感じさせるサロメだった。世の中に対する嫌悪や大人になることへの恐怖や超越したものへの憧れといった複雑な感情を持っているサロメだった。ヨカナーンは「預言者にしてはややメタボではないか」とも思ったが,歌は良かった。あとヘロディアスのガブリエレ・シュナウトは大人の女の狡猾さや妖しさが出ていて,サロメといい対比になっていた。
 そして,やはりドレスデンの演奏は素晴らしい。ルイジの指揮も。そういえば,ルイジもメルクルも何年か前までは普通にN響に来てたのになあ……。押さえとけば良かったのになあ。

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2007.12.06

追跡するはずだったみたい(BlogPet)

きょうは、追跡するはずだったみたい。
だけど、コバヤシと自炊するつもりだった。
それでコミヤマは挨拶するはずだった。

*このエントリは、ブログペットの「コミヤマ」が書きました。

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2007.12.05

ファビオ・ルイジ指揮ドレスデン国立歌劇場「ばらの騎士」(11月18日)

[][][] 今年の秋はなぜか方々で「ばらの騎士」が上演されてました。いろいろキャストなど見比べた挙句,結局これを観に行く事に決定。直前に指揮者がルイジに代わったり,更には,元帥夫人役に予定されていたアンゲラ・デノケが急病で来られなくなったりとハプニング続きでしたが,今年の秋のオペラで私が一番気に入ったのはこれです。初めて「ばらの騎士」を生で観たのだけど,この年齢になったから身にしみる内容ですね。会場を出る時に後ろにいた若いカップル(大学生くらいか)が「うーん」みたいなこと言ってたけど,20代前半には元帥夫人の気持ちはまだ分からんのだよ。元帥夫人と同い年くらいの年齢(といっても,当時の30代の方が今よりもずっと大人なんだけど)になれば,きっと分かってくるのだよ。

 代役のアンネ・シュヴァンネヴィルムスは気品が溢れていて非常に良かったです。一番素晴らしかったのは,オクタヴィアン役のアンケ・ヴォンドゥング。マーラーの「復活」で聴いた時にも素晴らしい歌手だと思ったけど,この日はそれ以上に良かった。特に第3幕で女装しているところが一番良かったな。今後要注目。森麻季はあんなものかと。声が独特。アンケ・ヴォンドゥングと並ぶと(余計)演技が単調に見えるのがちょっと。
 演出ですが,現代風で犬まで出てくるのはビックリ(どうも「出演犬」を募集していたらしい)。SM の女王とかボクサーには一体何の意味が? 現代風なので余計に性的に生々しい感じもしました。確かに「有閑マダムと若いツバメの愛と別れ」の話なんだけどさ。

 そして,ルイジの指揮も非常に良かったです。「復活」の時はちょっと「?」でしたが,R.シュトラウスが向いてるのかな。華やかで美しいけどどこか刹那的で物悲しい音楽にとても合ってる。2009年にドレスデンシュターツカペレはルイジとともに来日する予定なので,その時も勿論駆けつけようと思っております。

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2007.12.04

なぜ大人は子供にサンタを信じていて欲しいのか

 最近はNORADまで使ってサンタ追跡しちゃって,サンタ必死すぎwという今日この頃。師走なのでサンタクロースの話題。
 以前より,「なぜそんなに大人は子供にサンタを信じていて欲しいのか」「サンタを信じていることは純真なのか」とずっと疑問に思ってきた。いや,キリスト教文化圏の人にとってはサンタが重要なのは分かる。サンタは聖人だからね,サンタを信じるというのは神を信じることに何かつながっているのだろう。しかし,日本じゃ関係ないだろ,と思う。七福神のように外来の神がいつの間に祭られることは日本ではありがちだが,もはやサンタは七福神のようなものなのか? 日本人は正月になると七福神を思いだすように,12月になるとサンタを思いだす。良い子にしているとプレゼントがもらえるよ。わるいごはいねがー。なまはげのようなものか。


 私自身は,実はサンタを信じたことは全くない。だから性格が歪んでいるのか,とか思わないで欲しい。多分関係ない。多分だけど。
 私が通っていた幼稚園は教会が運営しているところで(うちはクリスチャンでも何でもないのに。しかも,家から近いわけでもなかった),クリスマスには「礼拝」が行われた。みんなで賛美歌を歌う。年長の子供はイエス・キリストの生誕の劇をする。最後はお菓子をもらって終わり。サンタのサの字もなかった。一方,親の方も,「今年もお父さんが一生懸命働いたのでボウナスが出たから,プレゼントを買ってやる。喜べ」と,サンタのサの字もなかった。面識のない老人がいきなりプレゼントくれることを子供が信じるのと,「これは親の給料で買ったものだぞい。大事に使うぞよ」と子供に教えるのと,子供にとってどちらがいいことなのだろう。日本の親は「親の給料で買ったんだ」と子供に恩着せがましく言うのがイヤなのだろうか。シャイなことである。


 そんなことをなぜ今日になって考えたかというと,読売新聞の「人生案内」でこんな相談をみたからである。

サンタにゲーム機ねだる息子

30歳代主婦。そろそろクリスマスシーズンです。小学2年生の息子と、クリスマスプレゼントの話になりました。

 息子は、サンタクロースに、ゲーム機をお願いすると言っています。しかし昨年すでに、人気のゲーム機をプレゼントしています。今年は去年あげた物よりさらに高額の、別のゲーム機をもらえると思っているようです。

 息子はいまだにサンタクロースを信じているように見えます。純真な気持ちを持つ息子には悪いのですが、私たち夫婦は、今持っているゲーム機で十分だという考えです。息子が期待している新しいゲーム機を買うつもりはありません。

 サンタの正体を息子に話して納得させるか、期待はずれのプレゼントでごまかすか、悩んでいます。

 アドバイスをお願いします。(埼玉・J子)

 サンタクロースを信じる子どもは、まことに愛らしいものです。

 しかし、あなたもお気づきかもしれませんが、息子さんはサンタの正体を、すでにご存じなのではないでしょうか。この年ごろになれば、友だちから教えられることもあるのではないか、と考えられます。

 あなたは気づかないふりをして、このゲームを続けますか? もしかすると、あなたの中には続けたいという願望があるのでは? いつまでもサンタの存在を信じる子どもであってほしい。そういう気持ちが、どこかにありませんか。親というものは子の成長を願いながら、一方で引き留めようという思いがあるものです。

 ただ、プレゼントのことははっきりとお話なさったほうがよいと思います。高価な物はサンタにも無理、と言い聞かせる手もあります。子どもの甘えに歯止めをかけないと、手がつけられなくなる場合もあります。

 今年のクリスマスは、ややメルヘン調を脱した演出でいかがですか。

 (出久根 達郎・作 家)


 この子供は明らかにサンタを試そうとしている。うすうすサンタの正体に気がついているっぽい。でも親に「サンタっていないんでしょ? お父さんがプレゼント買ってるんでしょ?」といきなり言うのも可哀想だから,こう言ってるのかもしれない。「サンタの夢を壊すと可哀想」と親が気を遣って欲しいもの買ってくれたら得だし,「この子はまだサンタを信じているよ」と親も喜ぶし,いいことづくめだ。
 「うちの子供はサンタを信じている」といまだに信じている親御さんもいるかもしれないけど,それはあなたのお子さんが「サンタプレイ」につきあってくれてるだけかもしれない。前にVOWに載っていた新聞投書で,「うちのおじいちゃんが毎年サンタコスプレして孫にプレゼント渡しに行っている。孫はいつも驚いた顔をしてくれる。まだサンタを信じているようです。」といった内容のものを読んだことがある。確実に正体はバレてます。でも,おじいちゃんの夢を壊すと可哀想だから,つきあってあげてるんですよ。いいお孫さんですね。「サンタを信じる子供は純真だ」という純真な大人の気持ちを壊すと可哀想だものね。


 いやいや,このエントリを読んでいる人にもサンタを信じている人がいるかもしれない。サンタは絶対にいるよ? いないわけないじゃない。
 いい子にしていたらきっとプレゼントくれるよ? 「都内の一軒家」でも「眼鏡っ娘」でも「自分専用モビルスーツ(できればジオングで)」でもお願いしてみよう。

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2007.12.02

料理スキル(ほぼ)0の人に料理を始めさせる方法

 最近,はてなブックマークで10年前の自分に教えたい料理の始めかたというエントリと学生の自炊アドバイスというエントリが人気エントリとして上がっていた。自炊の心構えを重視しているのが前者で,技を重視してるのが後者という感じがするが,両方のエントリとも「本当にやってる人」ならではの内容で,兼業主婦暦約6年の私も楽しく読んだ。実は私も自炊に関してはいろいろと言いたいことがある。何しろこの6年間,殆ど毎日ご飯作ってますから。そこで,料理とか自炊について1つエントリを書いてみようと思う。


 まず,自炊をするかどうか,料理をするかどうかというのは,実家暮らしか一人暮らしかはあまり関係ない。実家でもバリバリする人はいるし,一人暮らしで全部外食という人もそんなに珍しくない。私の場合は,結婚前まで実家にいたが,