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2007.10.31

バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場「モーゼとアロン」(10月20日)

[][][] バレンボイム&ベルリン国立歌劇場の千秋楽は,シェーンベルクの「モーゼとアロン」。未完でかつテーマや音楽が難しいので殆ど上映されないことで有名です。ですが,これが一番面白かったです。最初から「構えても分からないから気楽に観よう」と思ったのが良かったのか,それとも演出の現代性のせいか。

 まず,老若男女全員,「マトリックス」風の服装(カツラ・サングラス・黒スーツ)をしているというのが目を引きます。遠くから観ると誰が誰だか分からない。主役のモーゼとアロンでさえ,「こういう風に歌ってるから」以外に群衆と見分けはつかない。匿名の社会という暗喩か。テレビだかモニタを大量に舞台に置くということもしてたから,エジプトの民が「メディアの中で誰か神のように自分を導いてくれることを欲している人達」のように見える。そして,アロンが「ことばを持つ者(だが真理は持ってないかもしれないし求めようとしていないかもしれない者)」,モーゼが「真理を求めているが,民に伝えることばは持たない者」で,当時も現代も,前者の方が圧倒的に強い。最後にモーゼは上着を脱いで現れるのだが,「匿名性を脱した」段階ではあるが,既に民衆に言葉は伝わらず,言葉を勝手に伝えたアロンに対しても「その石版だって偶像だろ」と言われてしまう。音楽も,独白のようなモーゼのパートと「歌」となっているアロンのパートの対比が面白かった。
 
 さて,このような演出なので,ブー出てましたね。ブーはいいんだけど,もうちょっと堂々と自信持ってやれよとちと思った。カコワルイ。千秋楽なので,カーテンコールの後は関係者一同舞台上で鏡割り(笑) バレンボイム,本当にお疲れさま。ありがとう!

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2007.10.28

旧宮家復籍キャンペーンの当初の予定を推測してみる(3)

 このエントリで「キャンペーンの当初の計画」についてのまとめはいったん終了。「毒吐き氏とはどういう人物か」に戻る予定。もう少しエントリがまとまってきたら,はてなにでも別ブログとして独立させようかと思案中である。どうしたらいいかご意見ある方は※欄にお願いします。あと,タレコミ歓迎。

 最近,被害者の方の動きが表面上は止まっていることが気になっている。裏ではいろいろ動いているのかもしれないが。そして毒吐き氏の最新エントリは「9.11陰謀論」についてであり,これが一体どういう意味なのかは分からない。へそまがりを自認しているのは前からだが,もはやもうそのへそまがりに誰も意味を見いだしてくれない状況である。

 さて,前エントリまでで,「キャンペーンの存続に必要な金額と人材」を推定した。また,最初の時点で寄付に対する問題点は既に指摘されていたにも関わらず,他コメンターがまともに取り合わなかったこと,毒吐き氏自身から,このような公約があったことも言及した。

・口座は別の人の名義にしている。その人は力があってうるさいおぢさんである。
・パスワード制の掲示板でフラッシュ作成やサーバについての相談をする。相談内容はガラス張りであるからゴマカシがきかない。
・複数のジャーナリストを含む名のある方にオブザーバとして参加してもらう。
・大体において,参加者の半数はブロガーや物書きだから何かあったら大変なことになる。


 4番目の点についてだが,確かに現在そうなってはいるのだが,問題が表沙汰になるまでに意外と時間がかかった印象もある。おそらく最初にネット上にはっきりと「詐欺じゃね?」と書いたのはあの二階堂だが,二階堂はこのキャンペーンに賛同していない(と思う)。毒吐き氏がバカにしていたところもあったせいか知らないが,私怨がこもった文章である。ちなみにこの4月26日のエントリ以来半年経ったが,警察に捕まったという話はまだ聞いてない。警察,本当に動いてるんですか? しかし,このキャンペーンに賛同した有名ブログが「詐欺疑惑」について何らかのエントリを書いたのは8月以降である。3か月以上事実関係の調査だけで費やしてしまったわけでなく,「これを表沙汰にする踏ん切りがやっとついた」という風に見える。最初に書いたのが二階堂ということで,そのまま信じるにはいろんな意味で信頼性に問題がある(笑)から仕方がないところもあるが,実生活でもブログ界でもそこそこの地位や信頼があるので,「自分が詐欺に遭ったかも?」ということを言いにくかったのだろう。その気持ちは分かるが,「この人がいいと言っているから」ということで信用してしまった人もいたかもしれない(でも,そういう層に対して責任を取れと言う気はない。そんなことは自分の頭で考えることだから)。毒吐き氏の言葉とは裏腹に,有名ブロガーや物書きだったからこそ,事態の発覚に時間がかかったように見える(そこまで毒吐き氏が想定していたかどうかは分からないが)。
 
 その他の公約なのだが,ここで2つ疑問点がある。前のエントリのコメント欄でも指摘されていたことだけど一応取り上げておく。

・うるさいおぢさんとは何者なのか?
・複数のジャーナリストを含む名のある方というのは誰なのか?

 「うるさいおぢさん」だが,多分,「おやびん=福井氏」のことを指しているのだろう。口座名義が福井雅晴だったようだし,この時点ではまだ「おやびん・てっく」の二人羽織が通用していたので,毒吐き氏と別の人物として扱われていた。
 それはともかく,このおやびんというのは何者という設定なのか? それまでのエントリで「物知りらしい」,「なんか社会的に偉いようだ」ということになっているが,「本当に社会的に力があってうるさい人物である」かどうかは全く分からない。私はこの事件の前から毒吐き氏のブログを定期的に読んできたが,ずっとおやびんとは一体どういう人物なのかと疑問に思っていたし,「偉いのかもしれないけど,なんだか胡散臭い人物だ」ともちょっと思っていた。裏では賛同者にどういう説明がなされていたか分からないが,納得出来るようなものだったのだろうか? それとも「毒吐き氏がこう言ってるのだから大丈夫だろう」で済ませていたのだろうか。まあ,おやびん名義の口座のカードを毒吐き氏が何故か持っていて,生活費を振り込ませたことに対して,その時におかしいと思わなかった人もいたわけだからなあ。
 このキャンペーン詐欺疑惑だが,何度も書いているが,私自身は最初は本当にやるつもりで始めたけど,今年に入って事情が変わってしまったのではないかと推測している。しかし,「口座をおやびん名義にした」ところは,詐欺のつもりでやったと疑われても仕方がないと思う。
  あと,「名のある方」というのが誰のつもりだったのか。適当なことを言っていたのか,それとも裏では具体的な名前を出していたのだろうか。具体的な名前を出していたとして,それは誰なのか? その本人に許諾を得ていたのか? 
 毒吐き氏からのコメントがあったというエントリにおけるコメント欄を読むと,「進捗を納得させるような書き込みはなかった」,「既に掲示板のログは消されている」という情報があるので,名前を出していないか,出したかもしれないけどその人が入ってくれる様子はなかったと考えられる。
 
 
 2006年4月以降,このキャンペーンについてのエントリはいったん途切れ,2007年1月3日のエントリまで飛んでいる。「安倍首相が女系天皇容認を白紙にした」というエントリだが,ここで「みなさんの浄財で半年,あっしの印税で今年いっぱい」発言が出る。更にこんなことも書いている。

そして、今年は他に2冊本を上梓する予定です
それらはすべて、大いなる目的のためにブチ込みます

去年の年末に、意外な人から連絡があった
みんなが、テレビなんかで毎週見てるかもしれない人
立て続けに、二人から

 本は今年中に3冊出す予定だったらしい。ホントか?(シャレじゃないよ) あと,「意外な人」,「みんなが,テレビなんかで毎週見てるかもしれない人」,「二人から」って一体誰だったのか? コメント欄に「それって誰なんですか?」と書いている人が何人かいるが,それに対する返答はない。
 この人は定期的に「有名人と知り合い」というのを出しているが,どこまで本当だったのかは分からない。しかし,「有名な人と知り合いらしい」というのは読者に対して何らかの信頼感とか尊敬を与えていただろう。自己評価を高めるために人間が取る方略として「栄光浴」というのがある。「金メダルを取った○○選手と同じ出身校」とか「有名ななんとかさんの近所」とか,有名な誰かと何らかのつながりがあることによって自分も偉くなったような気がするという現象である。有名人と知り合いである毒吐き氏と知己というのが賛同者にとっては嬉しかったのだろうか。
 

 
 さて,前のエントリにてコメントを頂いたが,この「安倍首相が女系天皇容認を白紙にした」というのがキャンペーンの有効性や必然性を低めたことは否めない。男子皇族が一人増えただけなので,本当はまだまだ予断を許さない状況ではあるのだが,このキャンペーンが立ち上がった当初よりは明らかに切迫度が低くなってしまった。こういうキャンペーンとか運動って,とにかく早くやらないとダメなのね。
 1月の時点で毒吐き氏がどういうつもりだったのかは分からないが,その数ヶ月後から寸借詐欺が問題となっている。この時点でも本当は経済的に危なかったのかもしれない。

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2007.10.25

横領(BlogPet)

きょう、コバヤシのサイドバーを横領するつもりだった?

*このエントリは、ブログペットの「コミヤマ」が書きました。

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2007.10.24

旧宮家復籍キャンペーンの当初の予定を推測してみる(2)

 このエントリの続き。話は少し古くなるが,先週の週刊新潮に「都内で多発「菊の御紋」寸借詐欺に「ご用心!」」という記事が掲載されていた(こちら参照)。まさか?!と思い当該記事を読んでみたら,別の話だった(笑) 菊の御紋が入った名刺を持った身なりのいいご老人が,都内の薬局で,「都内の病院で薬の処方せんを書いてもらったが,家族からの為替が届いてなくて困っている。薬代を貸してくれないか」と言って数千円を寸借しているという内容だった。文京区でも何度もやってるみたいだよと文京区関係者に注意を呼びかけてみる。まあ,文京区って病院が多いせいで処方せん薬局が多いし,下町気質というか人がいいところがあるし,数千円だし(犯罪だけど),ってことでそういう犯罪をしやすいのかもしれない。
 
 
 それはともかく,毒吐き氏のキャンペーン詐欺疑惑についてだが,前エントリの内容をまとめてみると,このキャンペーンに必要な金額と人員は大体このくらいであると予想される。

<金額>
・サーバ代(相当いいサーバを使って,初期費用40万近く+月々10万程度。)
・フラッシュ作成代(フラッシュ2本で10万と毒吐き氏は見積もっているが,仕事内容によってはもっと高くなる可能性あり。今調べた限り,やたらと凝った内容の場合は1本でも15万位かかることもある。30万程度としておくか)
・CD-R代(自分らで焼けば安くなるが,業者に頼めばパッケージ入りの立派なものができる。1000枚で25万程度)とその郵送代
→ やっぱり最初の1年で200万くらいか。でも,これってかなり高く見積もっての話なので,予算によってはもっと安くできると思う。

<人員>
・サーバ管理(これが一番難しいところ。かなり詳しい人が内部にいれば問題ないが,そうでない場合誰かに頼む必要がある)
・フラッシュ作成のアイデアを出す(これは問題に詳しい人ならできる。特殊なスキルはいらない)
・郵送作業(大量にあるので,出来れば多い方がいい)

といったところか。実際に集まった額も,最初の1年を持たせるくらいだったようだ。その後の運動の継続に当たっては,毒吐き氏も参加者も適宜お金を出していくということを想定していたのかもしれない。実際に,定期的にお金を寄付していた参加者もいたようだ。
 しかしなあ,このキャンペーンは一体何年計画なんだか。本当に旧宮家復籍が実現した時をゴールだと考えていたとすると,仮に実現したとしても10年以上かかりそうな感じがするんだけど。1年2年で実現すると思っていたのかなあ。
 あと,このキャンペーンに当たっては実際に作業をする人員の選定が問題となってくる。特にフラッシュ作成のアイデアを出す人達の選定が大きな問題となる。一番公平なのは寄付した人が全員参加できる形だが,問題が問題だから妨害しようという人間とか,あるいは単なる荒らしが,別に痛くもかゆくもない少額を寄付してグループに入ってくるという恐れもあるのだ。だからといって,寄付した額で作業人員を決めるというのも難しい。経済的事情で少額しか払えないけど,皇室に対して強い想いがある人はどうすればいいのかとか。身元や思想がある程度分かっている人を選ぶとなると,有力ブロガーを選ぶとかそういう風になる。
 実際,毒吐き氏が指定した人物(殆どブロガーか?)が中心グループになっていたようである。更に,「寄付者の中に裏切り者がいるかもしれない」という可能性は,問題が問題なだけに参加者にも納得しやすいことである。その可能性を利用して,毒吐き氏は今年に入ってブロガー同士を切り離すような行為をしていたようだ。

 
 さて,このキャンペーンなんだが,2006年4月の時点で既に問題点を指摘してコメント欄に記入している人がいた。そのエントリはこちらである。2006年4月8日のエントリでは,57名の賛同者がいて,メールマガジンも発行したと書いてある。そして,当時のコメント欄を見る限りは実際にメルマガは発行されたようだ。本格的にキャンペーンが動き出した時期に,既に疑問の声を上げていた人がいたわけだ。ハンドルは伏せて引用。

募金はいいのですが、貴殿の身元や収支明細・利用状況が

わからない分には協力しかねます。

このテの詐欺なども横行していますので、キャンペーンをされるなら、

そのあたりしっかりされた方が協力を得易いと思います。

 全くその通りである。ホントねえ,こんなことになっちゃったよ。
 前のエントリにも書いたが,私自身は最初の時点では詐欺をするつもりはなく本当に毒吐き氏はキャンペーンを動かすつもりだったのではと推測している。しかしながら,こういう疑問を出されるのも一般的には無理はない話なのだ。そういう詐欺は他にもあるわけだから。そして,このコメントに対する他コメンターの反応の方が今読むと本当に泣ける。1年半前にはこんなことを書いていたコメンターが,今やあれだけ怒って毒吐き氏を非難している。誰がどう書いたかは敢えて書きません。可哀想過ぎるので。

私としては身元などは特に公開する必要はないと思ってます。

こちらのブログをしっかり読めばてっくさんがどんな方なのかわかります。協力するしないは各自の責任において判断するのみです。

だからてっくさんが横領しても、一応、許す覚悟の上です(笑)

信頼のおける日本男児だと思っています。

いつでも、どこでも、オレンジ共済の当時現職の参議院議員であった友部達夫のような詐欺師に嵌められる階層というのは、存在するものですね。

てっくさんが信頼できるかどうかはこのブログを読んでいただければ分かると思います。そして、カンパは強制ではないので、自分が協力したいと思ったらする。心が動いたらする。そういった類のものです。

もし、てっくさんが信頼を裏切るような事をしたら、彼を信じた自分の不明を思います。

 
 さてそれに対する毒吐き氏のコメントだが,次のとおり。

カンパをしていただく口座を信頼できる、別の人の名義の口座にしてます

てことは、あっしが勝手に自由にはできないんですよね、実は

で、そのうるさ方のおぢさんは、なんかあったら告発する手段と力を持った人

このように、入金について、ごまかしがきかないシステムをとってます


そして、パスワード制の掲示板の中では、収支報告以外に、そこでフラッシュ作成の相談もして、フラッシュ作ってもらう人にも見てもらうわけです

てことは、フラッシュ職人さんにいくら請求されて、いくら払うかも、その中ではガラス張り


そして、今回ご賛同いただいた方の中には、SEさんや現役のサーバー管理者さん等のプロがいらっしゃる

掲示板内で、今回使用するサーバーについてみんなで相談します


ここで、サーバーに関する出費についても、ごまかしがきかないようなシステムとなるわけです


なおかつ、複数の・・・ジャーナリストさんを含む、名のある方にオブザーバーで参加いただく


また、今回の参加者の方の半数はブロガーさん、物書きの方もいらっしゃる

なんかあったら、そりゃもう大変ですよ、あーた


と、いうことで、残念ながら、なかなか横領はしにくい(笑)

だそうです。実際に大変なことになってますな。それにしても,このコメント,まるで政治公約みたい。
 そのカンパ用口座のカードはなぜか持っていて,そこに生活費を振り込んでもらったりしていたようですが,一体どういうことなのか。別人のうるさがたのおぢさんの口座を勝手に使っちゃまずいんじゃないか。それともそのおぢさんはバーチャルなのか。また,振り込んだ人は誰もそれに気がつかなかったのか。「すべての人を疑ってかかる」というのは確かに悲しいことだが,会ったことがない人物を頭から信じるというのもどうなのだろう。

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2007.10.23

バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場「トリスタンとイゾルデ」(10月8日)

[][][] 全公演が終了し,ネタバレの心配がなくなったので,ここで感想を上げときます。この「トリスタンとイゾルデ」は全部で4公演あったのですが,その初日である神奈川県民ホールでの公演を観に行きました。


 感想ですが……,本当はあまり悪いことは書きたくないのです。贅沢を望んだらキリがないし,今は聴くことが出来ない歌手と比べるのは限りなく不毛だと思うので。歌舞伎に喩えると,「歌右衛門の政岡が最高で,それ以外はない」と言ったところで,もうその舞台に触れることは出来ないわけだから,どうしようもないし,「だからなんだって言うんだよ」としか言いようがない。
 なんですが……,あのトリスタンはないだろう。2001年にバイエルン・コンヴィチュニー演出のを観に行った時,演出の意味が分からなかったせいか,つまんねえ話だなという感想しか抱けなかったので(ひどいな),相性が悪いのかもしれないですが,それにしてもあのトリスタンはなあ。現時点であれ以上を望むのは無理なんだろうか。初日だったせいなのか,声が出てなかった。オケに対して明らかに負けている。声だけで精いっぱいだから歌にニュアンスをつけるなんて無理で。オケの音量が大きすぎるのかとも思ったのですが,イゾルデ役のマイヤーは全くそんなことはなかったので,力量なのでしょう。マイヤーはメゾソプラノというせいもあって,少し大人なイゾルデ。第1幕におけるイゾルデの複雑な感情が細やかに表現されてました。最後の「愛の死」は本当に見事です。
 そして,マルケ王のルネ・パペも良かった。ただ,この人少し見た目が若いせいもあって,「マルケ王でいいのではないか>イゾルデ」と思ったのは私だけだろうか。渋くてカッコいいんだよな。
 あとクプファーの演出ですが,意外と正統派だけど意味深。あの羽が生えた人物の像だけど,うずくまる堕天使にも見えるし,キメラのような怪物にも見える。きっといろんな意味に見えるように作られているのだろうが,トリスタンとイゾルデの姿にもそれを見る私達の姿にもなるのだろう。

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2007.10.18

きょうは担当した(BlogPet)

きょうは担当した。

*このエントリは、ブログペットの「コミヤマ」が書きました。

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2007.10.17

旧宮家復籍キャンペーンの当初の予定を推測してみる(1)

 忙しくて頭を使ってエントリを書くこともままならない今日この頃ですが,10月16日の日付で毒吐き氏のブログが更新されていた。出先なんだそうだが,そろそろ説明をした方がいいんじゃないかと余計な心配をしてしまう。


 前回のエントリで1つ大事な指摘を忘れていた。この旧宮家復籍キャンペーンの問題点だが,一体目標額はいくらなのか全く明記されていないのだ。あればあるほどいいのかもしれないが,献血だって普通の募金だって大体の目標はあげておくものだ。旧宮家復籍の試算をしないこともそうだが,「そういうことでお金の話をするのは卑しい」と思うような人が協力していたのかもしれない。
 更に,前回のエントリのコメント欄でlakehillさんが
「今年の1月のエントリで
>みなさんからおあずかりした浄財で、半年は持つ
>あっしの印税で、今年一杯は持つはず
とあるので,生活費に消えたのではないか?」
と指摘されていた。カンパの方は200万を超えたらしいが,印税で400万以上稼げると思っていたのだろうか。それは無茶ではなかろうか。結構多く売れないと無理なんじゃないか? そして,半年で200万かかるようなキャンペーンとは一体どういうものを想定していたのだろう。


 それはともかく,被害者の方にしてみたらどうでもいい問題かもしれないが,最初から詐欺をはたらくつもりで毒吐き氏がこのキャンペーンを打ち上げたのかどうかが私は気になっている。私自身は,本当にキャンペーンを行なうつもりで浄財を募ってみたものの,今年に入り毒吐き氏自身の経済的状況が思わしくなくなってそれで……ではないかと推測している。というと毒吐き氏をかばっているかのように見えるかもしれないが,当初の「旧宮家復籍キャンペーンのフラッシュを作る」だけで終わりにせず,途中からもっと別な展開(もしかするとカンパした人達が想定していなかった方向性の運動かもしれない)を考えるようになったのかもしれないとも思っている。
 まず,本当に「お金集めてトンズラ」を最初からの目的としていたら,もっと分かりやすく,かつ,いかにもお金がかかりそうな目的にすると思う。「全国で上映したい映画がある」とか「難病の子供の手術代が必要」とか,そういう方がお金が集まりやすいのではないか。しかし,今回のキャンペーンでは大金は集まりにくいように見える。せいぜい数百万しかかからなそうだし,実際それくらいのお金しか集まっていない(払った人にとっては大事なお金だろうが,詐欺の規模の話として)。また,トンズラするならとっくに逃げてると思う。
 また,復籍キャンペーンについての最初のエントリには「皆さんの知恵を貸して下さい」とはあるが,お金の話はまったく出ていない(一応,魚拓もとっておいた)。その次のエントリのコメント欄で,読者の一人からカンパの申し出が出ている。これがお金の話の最初ではないか。このやり取りを見る限りは,毒吐き氏がお金目的で始めたというようには見えない。ちなみに,このコメント欄が全て毒吐き氏のジサクジエンだという噂があったようだが,いくら毒吐き氏の名乗った名前がいくつもあったとはいえ,さすがに嘘のようだ。その噂はこのキャンペーン以前に「つくる会」問題で確執があった人がどっかの掲示板に書いたものなので,信頼性に問題があるんだが。一応,喜多龍之介氏のこのエントリのコメント欄を見る限り,ジサクジエンではなかったと思われる。
 そして,毒吐き氏からのカンパのお願いが出たのが,2006年3月のこのエントリ。内容を引用しておこう。

【力を】旧宮家の復籍キャンペーン【貸して下さい】 旧宮家復籍の手がかりとして-フラッシュ作成の件 というエントリでみなさんにいろいろと意見をいただいていました

で、お願いがあります
以下にやろうと思ってることとお願いとを書きます


1.出来上がったフラッシュは広くWEBで見てもらうため直接リンク可、ダウンロード可としたいと思います
・今でもこのブログは転送量が多すぎて、サーバー引越しを繰り返してますんで、別のそれ専用のサーバーに置いて他にも動画やPDF等の資料を置こうかと・・・

2.WEBだけでなく国会議員の方々にも見ていただけるようにCD-ROMに焼いて配りたい

3.作成はプロに依頼
・本業が多忙になるため、来週から2週間くらいはほとんど時間が取れず、それ以降の見通しも分からない
・自分のスキルを越える部分があるのと、見た目も内容も一定の評価に堪えられるものにしたい

4.カンパを募集
・一度、真名さんに言っていただいて、そのときは断ってるんだけど、意外に費用がかかる
で、有志の皆さんに額を定めずに篤志のカンパをお願いします
カンパしてやろうと思ってくださる方は、メールを下さい
左のサイドバーにある、メールフォームか***(アドレスが入ってるのでここだけ削除)まで
別に掲示板を作ってそこで収支報告とともに、フラッシュ作成までの打ち合わせも行いたいと思ってます
あっしがいなくてもデザイナーさんとやり取りできて、トライアンドエラーができるようにしときたい

5.有識者のオブザーバーを募集
・これは、あっしの方でお願いしてみます
内容に誤りがあるといけないので

要するにフラッシュ作成費用(2本立ての予定)と、動画は負荷が凄いんでサーバーとそれの維持管理費用・・・とりあえずは1年間くらい、それとその他の諸経費についてはカンパの集まり具合によってそこから支出し、多分足りないと思うんで、足りない分はあっしが出します

以上よろしくお願いします

かなり長丁場の戦いになりそう・・・で、結構ヤバイみたい、思ったよりも
てことで、カンパゼロでもこれはやりますが、何人かサーバーの管理経験者の方がいらっしゃると心強いです
どんな攻撃受けるかも分からないんで
てことで、ボランティアのサーバー管理者も手を挙げてもらえないかと期待してます
ただ、一見さんはちょっと問題ありなんで・・・それはできれば常連さんの中から

 これ見る限りは,まあそんなにお金かからなそうなのだ。サーバ維持に若干お金かかりそうだが,フラッシュを実際に作ってみてCD-ROMに焼いて配るところまで終ってしまえば,それ以降はあまりお金や手間はかからないように思える。実際3月22日付のこのエントリでは,次のように試算している。

1.作るもの 旧宮家復籍キャンペーンのためのフラッシュ(2本の予定)

2.やること フラッシュ作成後、WEB上にて公開とともに、国会議員全員に配布

3.かかる費用 フラッシュ作成費約5万円/本
          費用動画を配信できるストリーミンクサーバは

          高いものがこれ(専用サーバー)http://server.atrtv.com/price/index.html

          安いものがこんな感じです(共用サーバー)http://www.atrtv.com/movie/001.html

これは、アクセス数によってより上位のものへ変える必要が出てくる場合があります

あと、議員さん宛て配布用のCDは安いものをまとめ買いして、プラス送料というところです
 

4.人手  多分、公開後はいろんなことが起こりそうなんで、保守管理に協力していただける方募集

 フラッシュ作成費が5万ってちょっと安い気もするが。サーバで一番いいのを使うと,初期費用367000円と月々105000円。CD-Rが20枚で1400円くらいなので, 国会議員全員+予備で750枚くらい作るとすると,52500円くらいか。それの郵送費は,定形外で140円くらい? いいサーバ使っても1年で200万もかからないような。この時点ではそこそこの見積もりは出しているし,普通にやる気だったのではないかと思われる。ここまでで長くなってしまったので,この続きは次エントリで(こんなのばっかりで申し訳ないっす)。

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2007.10.16

幻の歌舞伎俳優

 私は歌舞伎ファンのハシクレである。毎年日本で行なわれる全公演を見るどころか,歌舞伎会ゴールド会員にはなれないくらいの回数しか歌舞伎を見に行かないので,胸を張って「歌舞伎ファンです」と言えないのだが,今までそこそこの回数は見ているはずだし,結構多くの役者さんの演技は見ているはずなのだ。


 なのに,私が今まで全く観た記憶がない俳優が一人いる。もしかすると観たことあるのかもしれないけど,たくさんの中に紛れていて(「だんまり」とか所化の一人とか),印象に残ってないのかもしれないが,とにかく記憶がない。そもそも,あまり舞台に出ないようなのだ。一年の半分以下しか舞台に出ないらしい。

 その人はもう子供ではない。既に40近い。

 また,若手の三階さんでもない。一応名家の御曹司である。この時点で誰だか分かった人もいるかも。

 体を壊しているわけでもない。よくサーフィンしてるらしいから。


……その人の名前は片岡進之介という。某掲示板では,ススヌとかヌヌヌとか言われている。一応松嶋屋の御曹司である。うまくいけば次の仁左衛門も継げたはずなのに,と言われている人である(もう継げないことになっている)。


 ススヌ伝説の1つとして,「中村勘三郎襲名披露公演の”盛綱陣屋”の大舞台で初日絶句」というのがある。この盛綱陣屋は見に行かなかったんだけど,新勘三郎,芝翫,富十郎,幸四郎など居並ぶ大舞台である。こんなところに抜擢されるとは,さすが松嶋屋の御曹司。しかしながら,台詞の途中でなぜか沈黙してしまい,プロンプは叫び,場内は騒然とし,お父さんの我當さんも蒼白という状態になったらしい。ちなみに台詞はそんなに長くない。もう勘三郎は使ってくれないだろう。
 6,7年前に京都の南座の顔見世に行った時も,なぜか彼は見られなかった。彼は朝一にしか出てこなかったから。朝一の寿曽我で鬼王新左衛門(最後の方でチョロッと出てくる)役で出ただけだったのだ。らぶりんこと愛之助は玉三郎の「籠釣瓶」で抜擢されていたというのに。
 そもそも1年の半分以上は舞台に立たない。理由は分からない。従兄弟は休むヒマがないくらいたくさん舞台に出てるんだから,出ようと思えば誰か出してくれると思うんだが。来月の国立劇場に出るらしいのだが,本当に出てくるのだろうか。

 ということで,一度も彼の演技をちゃんと見たことがないので,下手かどうかも分からない。一回くらい確認したいものだと思いつつも,そのためだけに松竹座に朝から行くというのもなあ。
 こんな私でも,彼はなんとなくまずいかもしれないとは思っている。リニューアル相成った「演劇界」をこないだ読んでいたら,仁左衛門のインタビューが掲載されていた。舞台,家族,趣味の話が主だったのだが,その中で印象に残ったのは,「自分で設計した家に稽古場があるのだが,最近よく愛之助が通っている」という話だ。実の息子の孝太郎は女形だから,相手役としての心得みたいなのは教えられるんだけど,自分が立役で得てきたものをそのまま教えることは難しい。孫はまだ小さくてどうなるか分からないから,愛之助に自分の芸を継承してもらいたいんだって。進ちゃんピーンチ。ということで,私が彼の舞台を観に行く日まで彼には何とか頑張ってもらいたいものだと思う。応援しようにも舞台に出ないことには難しいので,もうちょっと歌舞伎座に出てもらえないだろうか。

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2007.10.15

「和泉宗家検定」はいかがだろう。

[] 以前,離婚問題は停滞気味の元彌ちゃんですが,仕事はしているようです。まずは,8日に行われた日枝神社の公演。「番 組:『三番叟〜揉の段〜』 『麻生』ほか狂言・狂言小舞謡料 金:15,000円(薪狂言・茶の湯・宝物殿見学・記念品とお弁当付)     10,000円(薪狂言のみ)」という公演です。この「記念品」って何だろう。あの「ニセ宗家」サイン入り扇とか?

元彌離婚否定もせず公演後無言で姿消す

狂言師和泉元彌(33)が報道陣から逃げた! 7日、東京・赤坂の日枝神社で、父の和泉流十九世宗家和泉元秀氏の十三回忌追善公演を行った。妻の元女優晶紀夫人(39)が都内の自宅から深夜に引っ越ししてから11日。報道陣に離婚について完全否定してきたこれまでの口調から一転、無言のまま姿を消した。ただ、舞台上では「ご心配をおかけしています」と、ファン約100人に謝罪した

 「離婚危機疑惑は決してございません」。先月中旬に晶紀夫人が実家に戻ったことが発覚した直後、元彌はこう言い切った。だが、自身が中国公演で自宅を留守にしていた先月26日深夜、晶紀夫人が夜逃げ同然に引っ越し。離婚に対する晶紀夫人の強い決意を示すような行動に動揺してしまったのだろうか。この日の元彌は一転、口を閉ざし、正面玄関で待ち受ける報道陣を振り切って会場を後にした。元彌と同様、報道陣に対して離婚説を完全否定していた母節子さん(65)も、元彌とともに消えた。

 報道陣には貝になったが、この日集まったファンには雄弁だった。節子さんは「次から次へいろいろと…」「このたびは…」と会う人ごとに説明。舞台上でも「世の中の風は強うございます。我慢できないほどの風が吹いても、倒れることなく前に進んでいきます」と力強くあいさつした。元彌も「近々、いろいろな、心無い報道でご心配をおかけしています。これからも見守ってください」と弁明した。この後に続けたセリフは「身の回りが心身ともに健康でないと良い芝居はできない」。晶紀夫人の“夜逃げ”という不測の事態で身の回りが騒がしいだけに、自分のことを言っているようにも受け取れた。

 この日の元彌の出し物は狂言「金岡(かなおか)」。若い女性に心を奪われた画家の亭主が家出。妻から「その女は化粧がうまいだけ」だと言われ、妻に化粧を施してみたが「キツネの化けたに異ならず」と指摘すると、怒った妻から追い込まれるというストーリーだった。実生活では反対に、妻が出て行ってしまっただけに何とも皮肉な巡り合わせだった。

 この狂言「金岡」は,15歳の時に披いた得意な出し物だそうです。15歳で演じて説得力あるのかそういうことは置いといて。大体は,20代後半(「釣狐」の後「花子」の前くらい?)に披くもんですけど,これが「得意」って……。前のエントリでGenさんがコメントで指摘していましたが,地謡が必要なんですが誰がやったんでしょうかね。
 「近々、いろいろな、心無い報道でご心配をおかけしています。これからも見守ってください」と過去だか未来だか現在進行形なのか分からない言葉ですが,これ,本人が考えた台詞なのかなあ? 
 最近元彌ちゃんのトークショーの内容はセッチーが台本を作ってるんじゃないかとちょっと疑ってます。そうでないと,これだけトークでは喋れることが説明できないので。女性週刊誌にも,取材の人が来たらいきなり姉を電話で呼び出して喋ってもらったとかそういう報道があったようなんですが,本当に決められたこと意外話せないのかもしれません。話す能力がないのか,家族に止められてるのか分からないのですが,どちらにしても頼りなく情けないことではあります。


 しかし,この騒動のお蔭か,新番組のレギュラーが決まったようです。月一で土曜の昼下がりって誰が見るんだって感じですが。

和泉元彌が謙虚に「6点の夫です」

 狂言師和泉元彌(33)が14日、晶紀夫人(39)との別居状態について「事実かどうかも含めてノーコメント」としながら、笑いのネタにした。フジテレビ新番組「月刊!検定パンチ」(初回27日午後1時半)の収録会見で「もし夫検定があったら」「もし家族検定が…」「姑(しゅうとめ)検定が…」と「検定」にこじつけた質問が続出。司会のおぎやはぎから「この姿見たら奥さんも帰ってくるよ」と励まされていた。

 晶紀夫人が長女(5)と長男(3)を連れて実家に戻ってしまった元彌は、たすきにハチマキというカラ元気な装いで登場した。ろうろうとした狂言調で「初代検定ハンター、和泉流二十世宗家和泉元彌にござりまするぅ」。いきなりの展開で会場のピリピリムードを和ませ、爆笑する司会のおぎやはぎを含めたドタバタ会見となった。

 元彌は、世の中のさまざまな検定に挑戦するハンター役を担当する。質問は「検定」にこじつけたプライベートに集中した。「もし夫婦検定があったら」と聞かれると「人並みな点数はいくんじゃないですか」と苦笑い。「奥さんが引っ越してしまいましたが、人並みなんですか」との質問に、矢作兼が「それは『奥さんの引っ越し検定』ということでしょうか」と質問を整理。元彌は「事実かどうかも含めてノーコメントなので」とし「まあ、10点か20点。自分に高得点を付けたくないタイプなので」と話した。

 「もし『夫検定』があれば自分は何点ですか」との質問には「50年、100年連れ添うことを考えれば、まだ発展途上。結婚6年目なので6点。まだまだ僕にはできることがあるので」と謙虚にアピール。収録を見守った母節子さん(65)の「姑検定」に話が移ると「『嫁の何カ条』なんて出してないですし」と気を使いながらも「僕が嫁なら、点数は…、ノーコメント」と目を泳がせた。

 初回放送で、風船でアートをつくるバルーンプロ検定にチャレンジしたことから、風船を膨らませてプードルを作ってみせた。黙々と風船をひねる元彌の真剣な横顔に、矢作は「その姿を見たら、奥さん帰ってくるかもしれないね」。ナイスなツッコミに思わず元彌も噴き出し「出て行ったとか、帰ってくるとか、そういうのやめてくれませんか」。取材陣から「プードルを奥さんは見てくれたのか」と質問され「まだ見せてません。僕が仕事であまり家に帰ってないので」。あくまで同居中の前提で、ひざに置いたプードルを見詰めた。

 認めはしなかったが、夫婦の危機をネタにされながらのテレビ出演だった。「僕、いろいろたたかれてるけど、挫折はしないタイプなんで」と、たくましく話していた。

 これを機に,アドリブを身に付けるとか,いじられキャラになるとか,騒動をネタにするとか,何か別に手に職をつけてみるとかそういう方向を目指して欲しいところです。あと,「和泉宗家」検定を作ってみたらどうでしょう? 例えばこんな問題。

Q1:和泉元彌の本当の身長は何センチ?
Q2:和泉元彌の得意な狂言は何?
Q3:和泉宗家の家族内力関係を図示せよ。
Q4:「株式会社和泉宗家」 「和泉流宗家会」 「和泉流宗家後援会」の違いを説明せよ。
Q5:「和泉流宗家敷舞台」「和泉桃庵」「和泉流宗家修練道場」の違いを説明せよ。


……すみません,私がはっきりと答えられるのは1だけです。でも元彌ちゃんに不正解にされそうだ。3は怖くて答えられません。4と5は誰か教えて欲しい。

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2007.10.11

引っ越し(BlogPet)

きのうはコバヤシと掲示板を引っ越ししなかったよ。

*このエントリは、ブログペットの「コミヤマ」が書きました。

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2007.10.10

ネットをさまよう皇室詐欺人と例のキャンペーンの謎

 今日になってネットを見てみたら,なんと,

毒吐き氏の主ブログが復活していた。

 しかも,何も変わるところなく。ここ数日ブログが開けなくなった理由について本人からの説明は今のところない。サーバの障害ではなく何らかの理由でいったん閉じたんじゃないかと私は推測しているが,それはともかく,閉鎖騒動のあまりの大きさに逃げることもできなくなったのかもしれない。もちろん,このブログの力,ではまったくなく,今まで真相を語らなかったオフィスマツナガがとうとう動き出したせいではないか。オフィスマツナガは毒吐き氏の身辺調査もしていて,個人情報もつかんでいる(全部が本当かどうかは分からないが)ので,派手に動かれるとまずいのかもしれない。
 この「皇室詐欺疑惑」についてのエントリは,「さまよえる皇室詐欺人」というカテゴリにまとめることにしたが,元ネタは勿論ワーグナーのオペラ「さまよえるオランダ人(The Flying Dutchman)」である。幽霊船の船長であるオランダ人は,呪いを受けたために死ぬことも許されずに海を永遠にさまよっている。オペラの方は,最後は乙女の愛によって呪いが解かれ昇天する。さて,毒吐き氏も消えることが許されずにネットの海をさまよう羽目になるのだろうか。今まで毒吐き氏がブログで読者にかけた呪いの報いなのか。
 
 
 それはともかく,今回の「旧宮家復籍キャンペーン」については私自身分からないことがたくさんある。こういうエントリを書いているとブサヨと思われそうだが,一応違うよ。基本的には天皇家は男系で行くべきだと思っている。今までそうしてきたから。そんな私でもあのキャンペーンについて違和感があったのだ。今回はそれについてまとめてみる。

1.手段が目的化してないか?
 あのキャンペーンの最終目標は「天皇家の男系維持」のはずだ。あのキャンペーンが起こったのは,小泉内閣が女系を本格的に検討していた時期であり,悠仁親王がお生まれになる前で,男系維持がかなり危うくなっていた。そんな中,そもそも「男系で維持することの重要性」自体を世の中の人達がどれだけ理解しているかというと……結構疑問である。天皇制イラネって人はしょうがないとして,「何となく天皇家が好き」みたいな人達を巻き込まないと,流れを変える力にならないはずだ。しかし,その「何となく」の人達に希求するものが少なかったように見えた。なんか,最初からマニアックすぎるの。
 で,男系維持については,確かに旧宮家復籍というのは有力な手段の1つではあるのだが,あくまで手段であり,これが目的ではないはずだ。他にもいろいろ手段ってありそうなもんだが,他の手段の検討が殆どない。「そんくらいのことが分からんアホはいらん」ってことなのかもしれないが,残念ながら私のようなアホを巻き込まないと世の中を変える運動にはならない。なぜこの手段を前面に出す必要があったのか。もうちょっと広い間口で人を集めないとダメなんじゃないだろうか。
 「反小泉」の一点だけで多くのブロガーを集結させた"Stop the Koizumi"は,各ブロガーの「反小泉」以外のスタンスの大きな違いによって,結束した形で大きな運動をすることはできなかったが(野党の政治家先生に年賀状送るくらい?),今回は間口が狭すぎてカルト的になってしまっている。

2.旧宮家復籍ってそんなに簡単なのか?
 詳しくないのでよく分からないが(誰か詳しい人教えて),復籍自体は昔からよくあることらしい。ただ,「生まれた時に皇籍だった人が,何かの事情で皇籍を離れた後で復籍する」ことはあるようだが,「元皇族の家ではあるが,民間人として生まれた人が皇籍になる」ことがあったかどうかは知らない。あと,有名な話だけど,旧宮家でアヤシイ人がいます。誰とはいわないけど。ちなみに,アヤシイ人問題は,キャンペーンの中でも問題になっていたと思うが,有耶無耶にされていた。
 一番大きな問題は,旧宮家復籍にかかる費用だね。キャンペーンでは「大したことはない」と言っていたが,誰か試算してみたらいいのにと思った。この額が国民の理解に大きく影響するのに。

3.フラッシュ作って何になる?
 これが一番分からなかったことである。みんなのカンパ募ってフラッシュ作って政治家に配って,それって効果あるのだろうか? 何もしないよりはマシかもしれないし,大金を使わない運動形式としてはありうるのだが,「フラッシュ作りました,サーバに置きました,政治家先生何百人に配布しました,でも目に見える効果がまったくありませんでした」もありそうである。あと,世の中のどれだけの人がフラッシュをサーバからダウンロードすることを日常的にやっていると思っているのだろうか。


 一応,上の3点で問題点をまとめてみた。要するに,「幅広い支持が必要な運動のはずなのに,妙に支持層を狭めるようなことをしている。また運動の方式の有効性が低そう」なのだ。他にも問題点はあるかもしれないので,コメントとか貰えたら嬉しい。
 さて,このキャンペーンについてはもう1つ大きな疑問点がある。「毒吐き氏が最初から詐欺を企んでいたのか」ということである。最初から詐欺を企んでいたにしては,いかにも集まる額が少なそうな運動である。これについては次のエントリで。

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2007.10.07

毒吐き氏失踪

 まずはお知らせから。この「旧宮家復籍キャンペーン疑惑」関連のエントリについては,新たに「さまよえる皇室詐欺人」というカテゴリを設置しました。さまよっているのは毒吐き氏なのか,被害に遭った方々なのか,こうして見守る我々なのか。ワーグナーのオペラよろしく,最後は誰かの犠牲によって浄化されるのか。
 それはともかく,大変なことになりました。

毒吐き氏の主ブログが閉鎖。

 自分で閉鎖したんでしょうかね。ドメインサーチで調べてみたら,

[有効期限] 2008/09/30
[状態] Active
[最終更新] 2007/10/01 01:05:04 (JST)

 とあるから,サーバの方の異常ではなさそう。本人がああいう状態にしたのでしょう。
 これだけ疑惑はありながらも,一応あのブログを残すことで,まだ「誠意を見せる」「弁解する」気を見せることが出来たはずなんですが,もうそれもしないってことなのか。実際,最近まであのブログにコメントをつけていた人もいたわけで,ブログが残っていることの効果はあったはずなんですが,それすらもできないくらいの状況になったのか。
 今のところ,彼が残している他のブログは,別館(主に「つくる会」関係の揉め事を扱っている)はてなダイアリー(2007年3月までの過去ログはここにあります。ただ,エントリが探しにくいのなんのって)の2つで,こちらはまだ削除されてません。
 
 
 そして,今回の閉鎖について,オフィス・マツナガがこんなエントリを書いています。毒吐き氏の過去ログ読めば分かりますが,オフィス・マツナガの北岡さんは,前は毒吐き氏と懇意にしてたようです。
 毒吐き氏は自分の本を出す計画があるとブログに書いていたのですが,これについては本当の話で,講談社がそその本のためのISBNを取得してしまったらしい。しかし,毒吐き氏のブログ読めば分かるんですが,あちこちの引用ばっかりなのね。引用が殆どでそれに対してちょっと本人のツッコミが入ってるの。別に,ブログならそれでもいいんだけど,大手出版社が発行する書籍となるとそうはいかない。他の文章の参照は必要なんだけど,もっと自分で文章書かなくてはならない。どうにかこうにか文章書かせようとしたけど,普段そういう作業をしたことがない人には無理で頓挫したらしい。という話が【寸借詐欺】被害者がいっぱい【てくてく】というエントリに書いてあるのですが,その時に関わったのが北岡さんだったようです。
 北岡さんが毒吐き氏を信用して,本を出させようとしたのだけど,こういう時に必要な身元確認をちゃんとしなかった模様。景気のいいこと言ってるし,頭よさげだし,信用してしまったのでしょう。しかし,どうもおかしいということになって,再検査をしているうちに本人がトンズラしたということのようです。このせいで北岡さんは事務所を離脱しました(実は私もうすうす「この件関係あるのかな」とは思っていたのですが)。北岡さん自身は文章で稼いでいる「プロ」の方なんですが,プロの方がこうあっさり騙されるというのはどういうことなんだろう?(一応,オフィス・マツナガとしては,「当面ブログは継続する。被害に遭われた方については個別に相談する」という方針で行くみたいで,少し安心しました。)
 

 この件について私が気になることはいくつもあって,そのうちの1つが,「社会人的にはそこそこまともそうな人が多く被害に遭っている」ことです。「円天」みたいなのには絶対にひっかからなそうだし,社会で普通に働いていてそこそこの地位や収入もありそうな決して世間知らずではない人達が,こうもあっさりとある人物を信頼しきってしまうというのはどういうことなのか。pokoponのお兄さんは,「新風舎商法と同じなのでは?」という仮説を立てておられますが,それはある意味そうかもしれない。「旧宮家復籍キャンペーン」自体がある意味夢だったものねえ。

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2007.10.06

和泉宗家中国公演の謎

[] 中国から帰国したらしいが雲隠れ中の和泉元彌である。離婚がどうなるかはまだ分からないが,とりあえず中国公演における謎をまとめておく。

 この中国公演であるが,9月20日から南通市でアジア芸術祭,9月24日から北京市で日中文化スポーツ年参加ということであった。まず,和泉元彌オフィシャルサイトではこの中国公演の特集ページをいったん作成したにも関わらず,既にそのページを消してしまった。こんなことなら,魚拓でも取っておけば良かったが,「元彌脳」を反映した不思議なページだった。
 内容だが,「和泉宗家は9月から中国公演を行なう。昆劇とのコラボであり,宗家は何度も北京留学を行なっている。淳子や藤九郎はじめ,昆劇の人達との協力もうまくいっている。慶子,采女の2人の小さな狂言師も頑張ってます。な〜んて記事がメディアに出ることはないだろう。」というものである。実際は元彌ちゃんの予想に反して,中国公演に行くことはメディアに大きく取り上げられたわけであるが,最後の文が元彌脳そのものである。
 
 この文が意味するところは何か?
 元彌脳に従えば,おそらく「マスコミというのはひとの不幸ばかり大きく取り上げて,こんな風に地道に頑張っていることは全く報道してくれないんだ」という意味なんだと思う。「ワイドショーはショーなんだ」発言を踏まえれば,多分そういう意味で書いたのだろう。
 しかしながら,あの文章を読む人の大半は元彌脳ではない。元彌脳でない人が読むと,別の意味にも取れる。
 例えば,「それは事実ではなく妄想だから取り上げない」ということも考えられる。そこまでちょっと言うときついが,少なくともあの「中国公演特集」には,新聞記事に必要な「いつ,どこで,誰が,何をする」という要素が全く欠けていた。いつどこで行われるか分からない行事についての記事は,普通メディアに載らないだろう。
 また,新聞の文化面にはよくオペラとか能狂言とか歌舞伎の情報や評が載っているが,興行主が何もしなくても載るわけではない。新聞の文化面を読み比べてみると分かるが,当然ながらその新聞社が主催している興業は大きく載る。また,歌舞伎の評は大体の新聞に掲載されるが,歌舞伎って毎月発売日に松竹が広告を出すから,その見返りもあるのではないか。更に,能狂言あたりだと,主催者が各新聞社にチラシを送って載せてもらったりする。つまり,文化面に載っているような興業というのは,メディアに載せてもらうために何かしているものなのである。和泉宗家の公演がメディアに載らないのは,そういうことを何もしていないか,出来ないのかのどちらかであると考えられる。
 つまり,元彌脳というのは,「安倍脳」と似ている。「お友達内閣」とか,話し方に説得力がないとか話している内容が分からないとか言われていた安倍氏である。安倍脳の基本原理は,「自分は正しいことを話しているのだから,他人はそれを理解出来るはずだし,必ず理解するべきだ」というものである。元彌脳というのもそれに近いものがある。
 
 
 さて,実際の中国公演だが,南通市の公演の方は実際に行われたらしい。去年の11月に中国大使館の参事官に対して行われたインタビューでも「9月22日,23日に予定されている」とされていたし,劇団青年座のサイトにおいても「芸術フェスティバルには和泉元彌の公演が予定されている」と書いてある。そして,実際に,人民網日本語版 によれば,21日の夜に公演が行われたらしい。ここまでちゃんと分かっているのなら,元彌ちゃんも自分のページで明記すればいいのに。在中国のファンの人が観に来てくれるかもしれないのに。
 しかし,北京においては公演したという情報がない。藤九郎姉ちゃんによれば,北京には行ったらしい。しかし,北京で行われた昆劇・能・狂言の舞台に出てきたのは,山本則俊である。まさか,山本家とコラボってことはないだろう(想像すると……笑)。他に狂言の舞台は行われていない。つまり,単に行って「参加」しただけみたいだ。
 そして,27日に帰国したらしい。29日に藤九郎姉ちゃんは仕事が入っていたが,元彌ちゃんとセッチーは自宅にも帰ってないようだ。自宅に現れたのは,なぜか淳子姉ちゃん夫妻である。

元彌の姉の夫?「引っ越し聞いてない」

で元女優晶紀夫人(39)が、都内の自宅から引っ越ししたことが明らかになった狂言師和泉元彌(33)は29日、報道陣の前に姿を見せなかった。元彌は27日に9日間の日程を終え中国公演から帰国したが、いまだ自宅には戻っていないようだ。また、自宅近くの実家ではこの日夜、元彌の姉で狂言師和泉淳子さん(38)が車で帰宅したものの無言のまま。代わって、車を運転していた淳子さんの夫とみられる男性が「私は(引っ越しの事実を)聞いていません」。「(元彌や、母の節子さんからの連絡も)私にはありません」と語っただけだった。

淳子姉ちゃんの旦那さんは一般人なんだが,弟夫妻のことなんてそんなに知るわけないだろう。一般人に迷惑かけてないで,元彌ちゃんは自分で何かを話すべきだと思う。

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バレンボイム指揮ベルリン国立歌劇場「ドン・ジョバンニ」(9月30日)

[][][] 今年の秋はベルリンとドレスデンが相次いで来日し,ドイツオペラファンは散財気味ではないかと思う今日この頃ですが,皆様いかがお過ごしでしょうか? それはともかく,バレンボイム指揮・ベルリン国立歌劇場の「ドン・ジョバンニ」(東京文化会館)を観てきました。このコンビによる2002年の「指輪」は残念ながら観に行けず非常に残念な思いをしました。
 まず,今回の舞台ですが,気になったのが,演出がトーマス・ラングホフだったこと。この人の演出によるバイエルン国立歌劇場の「マイスタージンガー」2005年に観にいきましたが,現代的でシニカルな演出だったのが印象に残っています。シニカルというか後味が悪いというか。そして,今回も実にそんな感じでした。
 確かにドン・ジョバンニは,本当にあらゆる女を誘惑し続け,そのために従者のレポレロをひどい目に遭わせ続け,人殺しをしても「別にばれなきゃいい」くらいにしか思わない悪人ではあります。でも,「本当の極悪人」かというとそういう風にも見えない。歌手の性質もあるのかもしれないけど,モーツァルトの時代と違って現代では,この手の悪人が「極悪人」とまで見えなくなってしまっているのかもしれない。単なる「反省のない悪人」。まあ,1000人切りくらいで喜んでいる人間だから。
 そして,誘惑される女やレポレロが善人かというとそういう風にも見えない。女ってずるいよね。誘惑されそうになっても恋人や自分にいろいろ言い訳して,涙まで流して,自分は純潔なんだと信じ込む,そういう偽善者。レポレロだって,ひどい目に遭いながらも多分うまい汁は吸ってきたんだろう。そういう人達が,ドン・ジョバンニが地獄に堕ちた後に「悪はいつかは滅びるのだ」と歌うわけですよ。世の中ってそういうもんなんだけど。「ドン・ジョバンニ」を生で観るのは初めてなので原作でもそうなのか,演出のせいで余計そう見えるのかは判別出来ないのですが。


 さて,歌手の方ですが,レポレロのハンノ・ミューラー・ブラッハマンが良かったです。しょうもない小悪党のようで。あと,エルヴィーラのアンネッテ・ダッシュが意外と落ち着いた感じで舞台を引き締めていたように思います。ドンナ・アンナのアンナ・サムイルの声が少しきつかったのでコントラストがついて良かったかなと。
 バレンボイムの指揮ですが,序曲は何とも言えない不安定さがあったのですが(わざとなのかは分からず),舞台が進むにつれ生き生きとした音になっていきました。さすが。

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