和泉元彌の声を聞いてみよう(その1・マスコミ批判編)
[和泉元彌][和泉節子] とりあえずここらで一連の騒動を総括しておく。もし次にニュースになるとしたら,自宅立ち退きか和泉宗家の破産くらいなもんだろう。
実は私は最近の一連の騒動は「プロレス的仕掛け」だと思っていた。「自宅差し押さえ発覚」は石垣島,沖縄公演が不入りの状況というこのタイミングで起こったというのは,単なる偶然なんだろうか。差し押さえ自体は昨年の6月から始まっているわけで,「なぜこのタイミングでニュースに出るのか?」と考えてみると,「宣伝」が一番ありえそうな答えである。昨年の10月にzakzakに掲載されたセッチーのインタビューだって,「プロレス参戦の真相を激白」という体裁をとりながらも,実質は11月に行われた「昆劇」の宣伝である。「写真を撮るか撮られるかのゲーム」という発言も「取材料要求」も,ハッスルでプロレス的筋書きを学んだセッチーがマスコミと繰り広げている予定調和のようではないか。
確かに「差し押さえ」というのはみっともない話だが,「和泉家がそんなに困ってるなら見てやってもいいか」という人が少しは現れるかもしれない。要するに,和泉家はマスコミを利用しようとしているんじゃないかと思っていた。実際「30万」ほどではないけど,お客としてマスコミが入ってくれたわけだし。
しかし,和泉元彌本人の発言や行動を見てみると,「そうではなかったのかも」という気がしてきた。セッチー自体は「利用してやるわよ!」くらいに思ってるのかもしれないが,肝心の宗家様にその才覚がないというか,普通過ぎるというか。
和泉元彌オフィシャルサイトの日記より,本人が書いた今回の騒動についてのコメントを抜粋しておく。この日記なんだけど,後からどんどん手を入れるんだよね。だから魚拓代わりに。
いやいや,「和泉元彌本人の声」をみなさん,ちゃんと聞こうではありませんか! マスコミ報道に流されず,元彌本人の自己申告をちゃんと読みましょう! 笑
3月22日 みなさまへ
平素よりお世話になっております皆様、ご後援いただきます関係の皆様、そして応援していただける多くの皆様、此の度は大変ご心配をお掛けいたしまして、申し訳ございません。 今現在、私自身からのコメントは差し控えさせていただこうと思っております。 また勝手ではございますが、報道関係者の皆様へお願い申し上げます。自宅への訪問、待ち伏せ、盗撮、尾行、公演先への突撃取材等は、お止めください。近隣の皆様やお客様、公演関係者様のご迷惑となりますのでご遠慮ください。また、テレビ・新聞・雑誌を通じて、施錠・留守などの状況を報道されるのは、とても物騒なのでお控えください。
実はこの文章は3月22日時点では書かれてなかったはずだ。次の23日の方が先に書かれていた。関係者へのお詫びよりも愚痴の方が先らしい。
3月23日 ハァ〜
今日の日記は「・・・」が多いです。すみません。言葉にならないのです。 今日は朝から5〜6年前を思い出す出来事が目白押しでした。 ただいま撮影中の「柳生・・・」では、久々に馬に乗ります。約1時間ほど感覚を取り戻すための乗馬練習。やっぱり緊張しますね。でも、その緊張を馬に悟られてはいけないので「リラックス、リラックス」と思いながら、駆け足まで。並足や、早足に比べて駆け足のほうが安定して乗れるような気がするのですが、基本があるようでないような僕にとって簡単なことは無いのですが、大河の撮影でも駆け足が多かった分、体は覚えているのかもしれません。実際、馬の走りも駆け足のほうが安定するようです。思ったより「復活」が早く、まだまだ若いのかもと、チョット自信を持てた一瞬でした。・・・そうそう日記を書いている今、すでに筋肉痛が始まっていることも、若さの証拠でしょうか?ふっふっふ。まぁ、・・・その真偽は放送を見てお確かめください。(遊鞍の皆様お世話になります。そう、実は撮影自体はこれからなのです。)
さて、そんな気分の良い後に・・・突撃取材が。どこからNHKのスケジュールを入手したのか?もう、今日の放送に使われていたらしいのですが、このことに関しては「復活」は早くなく、気分の滅入ること。自分の仕事場所に突然来られたら・・・関係者の皆様にも・・・。 さてその後も、NHKの撮影の間中クルーの皆さんが付近をウロウロ。けれども、仕事に支障をきたさないよう、「集中、集中」と何度も心で。 夜の撮影も終わり、帰路に付いたのですが、後ろにはバンが2台。ハア〜。給油のためガソリンスタンドへ入ったのですが・・・マイクが窓から。(日本テレビさん)。突然のフラッシュ(ニッカンスポーツ)、「今の写真は使わないで下さい。」と言ったものの・・・。なぜ皆さん、撮影許可をとる前に撮られるのかしら?(今日は、妻子まで、別場所で盗撮されました。「撮らないで下さい。」と言ったのに顔の前でフラッシュバチバチだったらしいのです。子供たちだけはすぐに車に乗せたらしいのですが・・・自分がいないところで子供がそんな目にあっていると考えると、本当に・・・。「絶対に使わないで下さい。」と言っても、「法律上問題が無い。」と言われたそうです。ハア〜。
*身内の事もそうですが、応援してくださっている皆様の事を考えても、しっかりしなければと思っています。)話はそれましたが、戻ります。 正規の取材以外お受けできないのですが・・・まして御説明をするならば、しかるべきときに、しかるべき人間が・・・と昨日の日記に書いた矢先に。・・・お仕事かもしれませんが・・・・色々、色々言われましたが、「ファンの皆様に・・・」といわれると・・・このブログやお会いしてお話したり、関係の皆様方にはご挨拶をさせていただくようにしているのですが、我慢できずコメントをさせていただいてしまったのでした。本当はこういった形の取材(ゲリラ・事前申し込みの無い取材)には答えてはいけないといわれているのです。が、そんな言葉(「ファンの皆様に・・・」)を投げかけられてもコメントを我慢していると、映った姿は応援していただいている皆様を無視しているになってしまうじゃないですか。どうか、変な編集がなされませんように。ハア〜。 実はその後も、首都高速までもう1台のバンが追いかけてきたのですが・・・頭をよぎったのは「ダイアナ元妃」。竹橋あたりで、見えなくなりましたが。ドキドキした。ハア〜。 今、4時13分です。 僕自身も気をつけなければならない事(注:報道されていることの真偽は別ですよ。)が沢山あると思いますが、ここまでして取材というものはしなければならないのでしょうか?説明できないから話さないのではなく、説明をするならば、時や場所や状況というものを整えてからさせていただく責任があると聞いております。 メディアを通じてではなく、個々的ではございますがお仕事先の皆様には、ご挨拶をさせて頂いております。何よりも舞台を楽しみにお待ちいただいている皆様方に、ご心配をお掛けしていることが心苦しくてなりません。私どもは舞台でご恩返しをさせていただけるよう、また、舞台での評価をいただけるよう、その日その時の最高の舞台を勤めるため変わらず努力精進を重ねております。どうか、舞台だけは皆様方に素直に楽しんでいただけるよう、願っております。そうなっていただけるように私どもは、これからも今まで以上の努力精進を、各方面に向けてしていくつもりです。どうぞ変わらぬ応援をしていただけますよう、重ねてお願い致します。 (「大河や紅白司会などの全盛期に比べると・・・云々」と言う質問もございましたが、これには僕なりの異見があるので、また後日書こうと思い、予告しておきます。)
確かに妻子は一般人なので,取材陣がそこまで追いかけるのは問題があるだろう。しかしだ,元彌自身は少なくとも「一般人」ではない。5〜6年前を考えてみると,確かにマスコミによる取材攻勢を受けたこともあったが,そのお蔭で仕事自体は多かったはずだし,テレビへの露出も多かったのだ。「持ちつ持たれつ」であり,「いい時だけは出たいけど,都合の悪い時に取材されるのは迷惑だ」というのは多分無理。また,報道が偽であればその証明を報道を通じて行えばいいんだけど,「喋るな」と言われてるらしい。あと余計なお世話だが,この形式の日記をブログとは言わないだろう。
3月24日 生の声
このところの報道が始まって以来始めての「和泉元彌着物ブランド」のイベントがありました。 普段の舞台よりも近い距離にお客様がいらっしゃる、まして普通にお話をさせていただく時間が設けられている会場でのお仕事。お茶の間ではどう映っているのだろう、どう思われているのだろう、と考えると・・・・だって、僕たちだって普通の人間ですから。世界が広くなったとはいえ、事実と違うことで自分という人間が否定的に取り上げられていたらば・・・学校で孤立していく子供となんら変わらないのです。
生の舞台が一番厳しい、数年前の丁稚上げとも言われている騒動(協会が大会決議資料として配布した「和泉モトヤの遅刻・早退・ドタキャンの一覧」のような資料は、マスコミ報道で使われたフリップと同様のもので、その事実関係を協会内の審議委員会なるものが「個々的に、詳細に調査した。」と総会で発言されていましたが、法廷における証人尋問では10数項目において調査をしておらず「雑誌で見た」「有名芸能レポーターに聞いた」などと・・・裁判長の「裏づけを取ったのですか。」の質問に・・・裏付けも取っていない状態でした。実際15項目のうち公演すら行われていないもの、事実誤認であるもの等が証明されています。しかし「団体の持つ自治権・裁量権」に任され「団体が辞めさせたいと思えばそれは団体で決められる」というようなことが理由で、間違った資料で、しかも委任状も確認しないという一般企業では考えられない総会で決議された、私の退会は「決議無効訴え」もむなしく決定してしまったのです。そして、和泉モトヤの「遅刻・早退・ドタキャン」はすべてが本当の事のように報道されたのです。ちなみに、もともと「和泉モトヤの大会請求理由は「宗家で無いのに、宗家と名乗っている。商標登録をした。」という2点だったのですが、いつの間にか・いつの間にか!!理由が帰られたい海洋性にいたったわけです。が協会にも、宗家会にも「各流宗家の決定権・認知件」というものは無く、報道を通じて書誌発言されておりました「宗家とは認めていない」とか「宗家ではない。」という発言は越権行為のみならず、悪意に満ちた発言であったわけです。でも、テレビで放送されたり、協会という名の付いた団体の理事長が発言をしていると、世間では「本当」のようにになってしまうのです。ちなみに、ちなみに能楽協会は設立から60年ほどしか経っておらず、各流能楽師有木で始まった団体です。プロを決定する期間でも、免許を発行する期間でもありません。当然何百年の歴史を持つ各流儀の事を昔から取り仕切ってきているわけが無いのです。各流儀には「流是」といわれる、それぞれの流儀の決まりがあるのです。最後に、和泉流を含め、多くの流儀は「世襲制」で宗家家はじめ各家・家芸を守り伝えてきているのです。*これには黒幕がいるといわれていますが・・・さてどなたでしょう。)の時も、テレビを見ている皆様が僕をどう見ていらっしゃるか、どう誤解されているのかと、自己紹介をするのにもドキドキしていたのを覚えています。本当に悔しかった。何で、生まれた家で親からもらった名を名乗るのに、緊張しなければならないのか! でも反対に、舞台を見ていただけた方や、実際に私たちに接してくださる方々は本当の姿を評価していただけました。 今日も、会場の皆様は温かく、中には涙を流して握手をしてくださる方も。そんな皆様の生の声に、僕のほうが涙を流しそうでした。弱っているのかな?本当に皆様に感謝です。そんな皆様のためにも、僕はもっともっと、いろんな面で賢く・強くならなければいけないと思いました。
誤変換が多いのは本文ママ。「僕たちだって普通の人間ですから。世界が広くなったとはいえ、事実と違うことで自分という人間が否定的に取り上げられていたらば・・・学校で孤立していく子供となんら変わらないのです。」というのは,実際に学校で孤立している子供に大変失礼な発言だと思う。あと,相変わらず「宗家の世襲制」についての誤解があるようだ。他の流派も確かに宗家の世襲は多いが,「絶対ルール」ではない。みんな,いろいろ手続きを踏んで宗家になっているのだ。また前にも書いたが,あまり宗家が横暴なことをすると一門が団結して宗家をやめさせることもできなくはない(喜多流でそういうことがあった)。
次の日の日記に「大きな事務所に入ってないから,あることないこと、本当もうそも、やりたい放題やられるのだといわれてしまうと・・・テレビは本当の姿は関係ないのかと思ってしまう。」と書いてあるが,それも一概にいえない。大きな事務所に入っていたって,あることないこと書かれたりするのが芸能人だ(まあ,ジャ○ーズなんかだと情報が統制されるけどね)。
……ずいぶん長くなったので,この辺でいったんエントリを打ち切る。何しろ,後から後からいろんなこと言ってるんだ。続きは(その2)で。
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