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2004.11.08

ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団来日公演

 今、日本は恐ろしいことになっていて、コンセルトヘボウとベルリンフィルが同時に来ていたり、これからウィーンフィルやチェコフィルも来るという、クラオタ散財の時である。ベルリンフィルは高すぎて行けないので、というわけではないが、11月7日(日)サントリーホールにコンセルトヘボウの公演に行ってきた。曲は、ベートーヴェン「交響曲第2番」とリヒャルト・シュトラウス「英雄の生涯」である。コンセルトヘボウといえば、ヨーロッパの歴史あるオケの一つであり、いやが上でも期待は高まる。指揮はマリス・ヤンソンス。ヤンソンス指揮の「英雄の生涯」はDVDで発売されている。


 が、結論から言うと、「確かに上手いけど」だった。本当に上手い。しかし、ドレスデンのような渋みや深みのある音色や、チェコフィルのような垢抜けないけど癖になる音といった、独自さはあまり感じられない。昔は上手さよりも独特の音色で有名だったらしいが、今は「コンセルトヘボウならでは」という感じではないと思う。でも、その上手さもシカゴ響のような「とにかく上手けりゃええんじゃ」という突き抜けたものですらないところが何とも。結構、弦楽のアンサンブルが乱れてたし。
 確かに、これほどの「英雄の生涯」は日本では滅多に聴けないと思う。しかし、発売されているDVD買うか?というとそういう気にはならなかった。今年のハイティンク&ドレスデンを基準にするのがいけないのかもしれない(あれを超えるものはしばらくないと思う)。別に上手なものを否定しているわけではないのだけど、うーん。

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