街へ出て書を見よう
どこかへ旅行に行くと、必ずその都市の大きな本屋に立ち寄る。本屋に行くのが基本的に好きというのもあるのだが、店頭に並んでいる雑誌や書籍をつらつら見ていると、その国では今何が流行っているのか、その国の人達が今何を考えているのかがよく分かるからのである。旅行ガイドや地図も現地で買った方がいいものが手に入る。よく言われていることだけど、某「歩き方」は、「日本語で書いてある」こと以外にメリットは殆どない。特に博物館とか美術館の解説はひどい。あと、必ず本屋にはカフェがあるので、そこで休憩できるというのもある。日本だとそういう本屋が殆どない。その意味で新宿ルミネ1の青山ブックセンターはよかったんだけどなあ……。
その都市にある大きな大学の生協にも必ず行く。自分でも職業病だと思う。本もたくさんあるが、その大学のグッズも非常に多いので、お土産にも苦労しないのだ。
ここからが本題。
去年の夏、仕事でボストンに行った。ボストンといえば、ハーヴァード、MIT等有名な大学が多いことでも有名である。せっかく来たからと、一緒にきた某しけちゃん(中学の同級生にして同業者。特捜好き)とハーヴァードに行ってみた。気分はアリーだ。お約束のように大学生協にも寄ってみる。雑誌コーナーがあったので、どんなもんか見てみた。あのハーヴァードの学生は一体どんな雑誌を読んでいるんだろう? コンピュータ雑誌大量(まあそうかもしれない)、女性ファッション誌(意外とたくさんある。金持ち多いから?)、スポーツ雑誌……、あれ、結構普通だ。
と思っていたら、片隅に異様な雑誌群があった。
最初は、フィットネス雑誌かと思った。マッチョな兄さんが表紙だったので。しかし、よーく見出しを見てみたら違っていた。というか、表紙見た時点で気がつけという感じなんだが。
全部ホモ雑誌だった。
しかも、1,2冊じゃなく、結構な種類あるし。雑誌によってジャンル分け(笑)されているかどうかはよく分からない。分かりたくもない。が、思わず見出しに目を凝らす日本人腐女子2名(しけちゃん、一緒にしてごめん)。
「アウトドアだってよ」
「アウトドアねえ」
夏だからかねえ(何がアウトドアかは各自でよく考えてください)。
ハーヴァード、結構ホモが多いのだろうか? ハーヴァードでホモ雑誌を売るということは、セクシュアリティの多様性を大学全体として認めるという態度を示しているのだろうか? だって、東大で「薔薇族」売るみたいな話だし。それとも、単に売れるから置いてあるのだろうか?
実は、ボストンの街の本屋でもホモ雑誌は1コーナーをなすくらい置いてあった。見出しを見ると(見るな)、結構皆さん出会いで苦労されているみたいだった。まあ、「薔薇族」でも文通コーナーあるけど(なぜそんなこと知ってるか)。アメリカの方がこういう雑誌の需要はやっぱり高いようだ。
(ちなみにフィットネス雑誌だけど、本当に表紙の写真だけ見たらホモ雑誌と区別つかないものもあったりします。それを嫌ってか、腹筋が6個に割れたお姉ちゃんが写っている雑誌も多いです。)
ということで、みなさんも海外に旅行に行ったら、本屋に行くことをお勧めする。思わぬ地雷が埋まっているかもしれない。今週の「トラックバック野郎」のお題が「カルチャーギャップ」ということなので、喜んでトラックバックさせてもらう。ちょっと意味違うような気もするが、まあいいや(笑)
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16479/1172608
Listed below are links to weblogs that reference 街へ出て書を見よう:
» カルチャーギャップ [トラックバックPART2]
「お前ももしかして!? あんま近寄るな!」(トラック野郎)「私は違いマース! 私はノーマルデース!」(留学生) [Read More]
Tracked on 2004.09.24 at 05:29 PM





Comments
ども。ご無沙汰してます。
外国じゃあないんですけど、博報堂が出してる『広告』という雑誌が名古屋特集組んでいます。愛知県民的には、かなり笑えます。是非。
↓
http://www.kohkoku.jp/issue/issue.html
Posted by: ひで | 2004.08.20 at 01:36 PM
ひでちゃだ! 本当におひさです。そちらも暑いですか?
最近、こういう地方をテーマにした雑誌多いよね。京都もみうらじゅん監修のムック作ってるし(私も買いましたよ)。この特集、豪華じゃないですか。名古屋で最初にびっくりするのはコーヒー頼むとピーナッツがついてくることだな。あと、この間生協のカタログで「すがきやの味噌煮込みうどん」があったので、注文して、連れ合いに食べさせてみました。好評だったよ。あれ、しょうもないけどうまいよね。
Posted by: コバヤシ@管理人 | 2004.08.24 at 10:06 AM
ホモ書籍は、NYのリッツォーリというお洒落な本屋にも沢山あります。美少年ボンデージ写真集などを、キャメルのコートに伊達な三つ揃い、ソフト帽といういでたちの老紳士が立ち読みしていたりします。
ただし、ハードゲイ系の雑誌はなかったと思います。
ゲイにも階層があるようですね。
Posted by: oliva | 2006.10.07 at 01:04 AM
おおお,NYでは美少年ものが人気ですか(違)。ボストンがサムソン系でNYはさぶ系なのか(なぜ知ってるかはツッこまないで下さい)。
上品な老紳士がそのようなものを立ち読みなさっているというのもまるで「ベニスに死す」のようです。お店によってもそういう雑誌の需要は違うのでしょうかね。
Posted by: コバヤシ | 2006.10.07 at 11:54 AM